slp_tsk

概要

起床待ち状態への移行(永久待ち)

C言語形式

 ER      slp_tsk ( void );
 

アセンブリ言語形式

 CALL    !!_slp_tsk
 

パラメータ

なし

機能

自タスクをRUNNING状態からWAITING状態(起床待ち状態)へと遷移させます。

これにより,自タスクは,レディ・キューから外れ,RI78V4のスケジューリング対象から除外されます。

ただし,本サービス・コールを発行した際,自タスクに起床要求がキューイングされていた(起床要求カウンタが0x0以外であった)場合には,状態操作処理は実行されず,起床要求カウンタの減算処理(起床要求カウンタから0x1を減算)が実行されます。

なお,起床待ち状態の解除は,以下の場合に行われ,起床待ち状態からREADY状態へと遷移します。

 
起床待ち状態の解除操作

エラー・コード

wup_tskの発行により,起床要求が発行された

E_OK

iwup_tskの発行により,起床要求が発行された

E_OK

rel_waiの発行により,起床待ち状態を強制的に解除された

E_RLWAI

irel_waiの発行により,起床待ち状態を強制的に解除された

E_RLWAI



戻り値

マクロ

数値

意味

E_OK

0

正常終了

E_RLWAI

-49

rel_wai,またはirel_waiの発行により,起床待ち状態を強制的に解除された