コンパイル対象ファイルがプログラム全体であることを仮定して最適化を行います。
[指定形式]
コンパイル対象ファイルがプログラム全体であることを仮定しません。
[詳細説明]
- | コンパイル対象ファイルがプログラム全体であることを仮定して最適化を行います。 |
- | 以下の条件を満たすことを前提にコンパイルを行い,条件を満たさなかった場合の動作は保証されません。 |
- | コンパイル対象ファイル内で定義したextern変数の値,およびアドレスが,コンパイル対象ファイル以外で変更,および参照されない。 |
- | コンパイル対象ファイル内からコンパイル対象ファイル以外で定義した関数を呼び出したとしても,呼び出された関数からコンパイル対象ファイル内の関数が呼ばれることがない。 |
- | 本オプションを指定した場合,-Xintermodule オプションを指定したものとみなしてコンパイルを行います。
また,入力C ソース・ファイルが複数の場合,-Xmerge_filesオプションを指定したものとみなしてコンパイルを行います。 |
[使用例]
- | コンパイル対象ファイルがプログラム全体であることを仮定して最適化を行います。 |
>ccrh -Xwhole_program -Xcommon=rh850 -Osize main.c
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