ldiv


除算(long型)を行います。

[所属]

標準ライブラリ

[指定形式]

#include <stdlib.h>

ldiv_t ldiv(long n, long d);

[戻り値]

除算の結果を格納した構造体を返します。

[詳細説明]

long型の値を除算する場合に使用します。

分子nを分母dで割ったその商と剰余を算出し,その2つの整数を次に示す構造体ldiv_tのメンバとして格納します。

typedef struct {
    long    quot;
    long    rem;
} ldiv_t;

 

quotは商で,remは剰余です。dがゼロでない場合,“r = ldiv (n, d);”であれば,nは“r.rem + d * r.quot”に等しい値です。

dがゼロの場合,結果のquotメンバは,符号がnと同じで,大きさが表現可能な最大の大きさとなります。また,remメンバは0です。