コンパイル・ドライバであるccrlコマンドの起動により,コンパイル,アセンブル,リンクなどを行うことができます。
また,アセンブラ(asrl),最適化リンカ(rlink)は単体起動することも可能です。
オプションの指定形式は,使用するコマンドによって異なります。 |
ファイル名は,Windowsで認められるものであれば指定可能です。 |
入力として複数のファイルが指定可能です。 |
各オプションについての詳細は,「2.5 オプション」を参照してください。 |
Cソース・ファイルfile1.cをccrlでコンパイルして,アセンブリ・ソース・ファイルfile1.asmを生成します。
次に,アセンブリ・ソース・ファイルfile1.asmとfile2.asmをasrlでアセンブルして,オブジェクト・ファイルfile1.obj,file2.objを生成します。
また,アセンブル・リスト・ファイルをカレント・フォルダに出力します。
最後に,オブジェクト・ファイルfile1.obj,file2.obj,file3.objをrlinkでリンクして,リンク・マップ・ファイルsample.map,およびロード・モジュール・ファイルsample.absを生成します。
>ccrl file1.c file2.asm file3.obj -asmopt=-prn_path -lnkopt=-list -osample.abs -cpu=S2 -dev=dr5f100pj.dvf |
Cソース・ファイルfile1.cをccrlでコンパイルして,アセンブリ・ソース・ファイルfile1.asmを生成します。
次に,アセンブリ・ソース・ファイルfile1.asmとfile2.asmをasrlでアセンブルして,オブジェクト・ファイルfile1.obj,file2.objを生成します。
また,アセンブル・リスト・ファイルをカレント・フォルダに出力します。
オブジェクト・ファイルfile1.obj,file2.obj,file3.objをrlinkでリンクして,リンク・マップ・ファイルsample.map,およびロード・モジュール・ファイルsample.absを生成します。
Cソース・ファイルfile1.cをccrlでコンパイルして,アセンブリ・ソース・ファイルfile1.asmを生成します。
アセンブリ・ソース・ファイルfile1.asmとfile2.asmをasrlでアセンブルして,オブジェクト・ファイルfile1.obj,file2.objを生成します。
>asrl file1.asm -prn_path -cpu=S2 -dev=dr5f100pj.dvf >asrl file2.asm -prn_path -cpu=S2 -dev=dr5f100pj.dvf |
オブジェクト・ファイルfile1.obj,file2.obj,file3.objをrlinkでリンクして,リンク・マップ・ファイルsample.map,およびロード・モジュール・ファイルsample.absを生成します。