<アセンブル・オプション / マイコンオプション>
[指定形式]
PID機能が有効ではない状態でコード生成されたことを表すリロケータブルオブジェクトを生成します。
[詳細説明]
- | PID機能が有効な状態でコード生成されたことを表すリロケータブルオブジェクトを生成します。 |
下記の表の規則に基づき、fint_registerオプションの指定に応じてR9からR13のうちの1本を選択します。なお、fint_registerの指定がない場合はR13を選択します。
表 2.13 | fint_registerオプションとPIDレジスタの関係 |
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fint_register指定なし
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R13
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fint_register=0
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fint_register=1
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R12
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fint_register=2
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R11
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fint_register=3
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R10
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fint_register=4
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R9
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- | PIDレジスタは、PIDのアクセスに使用する用途以外には使用されません。 |
パラメータの意味は、コンパイラの同名オプションと同じです。
[備考]
- | 本オプションに矛盾するコードをアセンブリコードに記述しても、チェックされません。 |
- | PID機能が有効なリロケータブルオブジェクトは、PID機能が有効でないリロケータブルオブジェクトとはリンクできません。 |
- | pidオプションで選択されたPIDレジスタが、baseオプションでも選択された場合はエラーF0553111になります。 |
- | pidオプションとnouse_pid_registerオプションを同時に選択するとエラーF0553103になります。 |
- | PID機能については、「PIC/PID機能の利用」の項目も参照してください。 |