指定の統一が必要なオプションを以下(a) (b)に示します。これらのオプション指定の異なるリロケータブルファイルおよびライブラリファイルをリンクした場合、実行時の動作は保証しません。
ルネサス統合環境で生成されたプロジェクト上で、ライブラリジェネレータlbgrxに対し、-reentオプションの指定を有効にする場合、プロジェクト内の低水準関数の_INIT_IOLIB()関数に、配列_Filesに対する次の実行文が含まれるかをご確認ください。
もし記述がない場合は、「8.4 コーディング例」の「(e) lowsrc.c -- 低水準インタフェースルーチン(C言語部分)」の_INIT_IOLIB()関数の内容を参考に、これらの実行文を追加してください。
_Files[0] = stdin;
_Files[1] = stdout;
_Files[2] = stderr;