CAN受信デバッグ パネル【Full-spec emulator】【E1】【E20】において,受信チャネルにかかわる設定を行います。
CAN受信デバッグ パネル【Full-spec emulator】【E1】【E20】において,ツールバーの[受信チャネル設定...]ボタンをクリック |
CAN受信デバッグにおいて,デバッグ対象のチャネルを選択します。
RS-CANユニット搭載のチャネルはハードウェア・マニュアルを参照してください。
受信スピードの値は次の設定値から計算し,このエリアの下部に表示します。
ボーレート・プリスケーラ分周比を1〜1024の10進数値で指定します。
プロパゲーション・タイム・セグメントの時間単位数を4〜16の10進数値で指定します。
フェーズ・バッファ・セグメントの時間単位数を2〜8の10進数値で指定します。
再同期ジャンプ幅の時間単位を1〜4の10進数値で指定します。
受信スピードの計算についての詳細は,「2.22 CAN受信デバッグ【Full-spec emulator】【E1】【E20】」を参照してください。
受信チャネルで使用する受信バッファ,受信FIFOに関する設定を行います。
受信バッファの数を0〜(ユニットのチャネル数×16)の10進数値で指定します。
受信バッファには0〜(指定したバッファ数−1)のバッファ番号が割り当てられます。
本項目は[受信FIFOを使用する]がチェックされている場合のみ表示され,受信FIFO番号の一覧を表示します。
各項目はドロップダウン・リストによる選択,または直接編集が可能です。
受信するフレームのフォーマットを次のドロップダウン・リストより選択します。
指定したID値と一致したフレームのみを受信します。空欄の場合は,すべてのID値を受信します。
受信するフレームの種別を次のドロップダウン・リストより選択します。
受信するフレームのデータ・サイズ(バイト)を1〜8の範囲で指定します。
空欄の場合は,すべてのデータ・サイズのフレームを受信します。
<1>〜<4>の条件を通過したフレームに付加するラベル値を指定します。
<1>〜<4>の条件を通過したフレームを格納する受信バッファ番号を指定します。
0〜([受信バッファ数]の設定値-1)の10進数値 |
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<1>〜<4>の条件を通過したフレームを格納する受信FIFO番号を指定します。
使用可能な[使用するFIFO番号]の10進数値 |
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追加するルールには初期値(「(b) 受信ルールの初期値」参照)が設定されます。 |
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このダイアログで設定した受信チャネルの設定をCAN受信デバッグ パネル【Full-spec emulator】【E1】【E20】の[受信チャネル設定]エリアに反映します。 |
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