次に示すカテゴリごとに,デバッグ・ツールとの接続に関する設定を行います。
(1) [内部ROM/RAM]
(2) [クロック]
(3) [ターゲット・ボードとの接続]
内部ROM/RAMに関する設定を行います。
デフォルトで,選択しているマイクロコントローラの内部ROM/RAMサイズが設定されます。
選択しているマイクロコントローラと同様のメモリ・マッピングでデバッグを行う場合は,このカテゴリ内の設定を変更する必要はありません。
注意 | 設定を変更する際は,他のメモリ・マッピング領域と重複しないよう注意が必要です。 |
図 2.8 | [内部ROM/RAM]カテゴリ【IECUBE】 |
エミュレーションする内部ROMサイズを選択します(単位:Kバイト)。
IECUBEのメモリ資源を利用してメモリ・マッピングを変更後にデバッグを行う場合のみ,値の変更を行ってください。
エミュレーションする内部RAMサイズを選択します(単位:バイト)。
IECUBEのメモリ資源を利用してメモリ・マッピングを変更後にデバッグを行う場合のみ,値の変更を行ってください。
(c) | [データフラッシュ・メモリ・サイズ[Kバイト]] |
選択しているマイクロコントローラのデータフラッシュ・メモリ領域のサイズを表示します(単位:Kバイト)。
このプロパティ値を変更することはできません。
クロックに関する設定を行います。
CPUに入力するメイン・クロック・ソースを,次のドロップダウン・リストにより選択します。
クロック・ソケット
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IECUBEのクロック・ソケットに実装されている発振器のクロックを使用します。
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外部
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ターゲット・ボード上のメイン・クロック(矩形波)を使用します。
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エミュレータで生成
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IECUBE内部で生成したクロックを使用します(デフォルト)。
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注意 | IECUBEがCS+に接続している場合,このプロパティ値を変更することはできません。 |
このプロパティは,[メイン・クロック・ソース]プロパティにおいて,[エミュレータで生成]を選択した場合のみ表示されます。
メイン・クロック周波数を選択します(デフォルト:[4.00])。
備考 | 選択しているマイクロコントローラの種類により,選択できる周波数は異なります。 |
CPUと周辺機器に入力するサブ・クロック・ソースを,次のドロップダウン・リストにより選択します。
外部
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ターゲット・ボード上のメイン・クロック(矩形波)を使用します。
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エミュレータで生成
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IECUBE内部で生成したクロックを使用します(デフォルト)。
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注意 | IECUBEがCS+に接続している場合,このプロパティ値を変更することはできません。 |
このプロパティは,[サブ・クロック・ソース]プロパティにおいて,[エミュレータで生成]を選択した場合のみ表示されます。
サブ・クロック周波数を選択します(デフォルト:[32.768])。
ターゲット・ボードとの接続に関する設定を行います。
図 2.10 | [ターゲット・ボードとの接続]カテゴリ【IECUBE】 |
IECUBEにターゲット・ボードを接続しているか否かを選択します。
ターゲット・ボードと接続している場合は[はい]を選択してください(デフォルト:[いいえ])。
注意 | IECUBEがCS+に接続している場合,このプロパティ値を変更することはできません。 |