[ヘキサ出力オプション]タブ


本タブでは,ヘキサ出力フェーズに対して,次に示すカテゴリごとに詳細情報の表示,および設定の変更を行います。

 

(1) [出力ファイル]

(2) [ヘキサ・フォーマット]

(3) [CRC演算]

(4) [メッセージ]

(5) [その他]

注意

本タブは,ライブラリ用のプロジェクトの場合は表示しません。

図 A.6

プロパティ パネル:[ヘキサ出力オプション]タブ

[各カテゴリの説明]

(1)

[出力ファイル]

出力ファイルに関する詳細情報の表示,および設定の変更を行います。

ヘキサ・ファイルを出力する

ヘキサ・ファイルを出力するかどうかを選択します。

rlinkコマンドの-FOrmオプションに相当します。

デフォルト

はい

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい

ヘキサ・ファイルを出力します。

いいえ

ヘキサ・ファイルを出力しません。

出力フォルダ

ヘキサ・ファイルの出力フォルダを指定します。

相対パスで指定した場合は,メイン・プロジェクト,またはサブプロジェクトのフォルダを基点とします。

絶対パスで指定した場合は,メイン・プロジェクト,またはサブプロジェクトのフォルダを基点とした相対パスに変換します(ドライブが異なる場合を除く)。

次のプレースホルダに対応しています。

%ActiveProjectDir% : アクティブ・プロジェクト・フォルダの絶対パスに置換します。

%ActiveProjectName% : アクティブ・プロジェクト名に置換します。

%BuildModeName% : ビルド・モード名に置換します。

%MainProjectDir% : メイン・プロジェクト・フォルダの絶対パスに置換します。

%MainProjectName% : メイン・プロジェクト名に置換します。

%MicomToolPath% : 本製品のインストール・フォルダの絶対パスに置換します。

%ProjectDir% : プロジェクト・フォルダの絶対パスに置換します。

%ProjectName% : プロジェクト名に置換します。

%TempDir% : テンポラリ・フォルダの絶対パスに置換します。

%WinDir% : Windowsシステム・フォルダの絶対パスに置換します。

空欄の場合は,プロジェクト・フォルダを指定したものとみなします。

rlinkコマンドの-OUtputオプションに相当します。

なお,本プロパティは,[ヘキサ・ファイルを出力する]プロパティで[はい]を選択した場合のみ表示します。

デフォルト

%BuildModeName%

変更方法

テキスト・ボックスによる直接入力,または[...]ボタンをクリックし,フォルダの参照 ダイアログによる編集

指定可能値

247文字までの文字列

出力ファイル名

ヘキサ・ファイル名を指定します。

本プロパティは必ず指定してください。

拡張子を省略した場合は,[ヘキサ・フォーマット]カテゴリの[ヘキサ・ファイル・フォーマット]プロパティの選択に依存して,自動的に付加します。

[インテル拡張ヘキサ・ファイル(-FOrm=Hexadecimal)]を選択している場合:.hex

[モトローラ・Sタイプ・ファイル(-FOrm=Stype)]を選択している場合:.mot

[バイナリ・ファイル(-FOrm=Binary)]を選択している場合:.bin

次のプレースホルダに対応しています。

%ActiveProjectName% : アクティブ・プロジェクト名に置換します。

%BuildModeName% : ビルド・モード名に置換します。

%MainProjectName% : メイン・プロジェクト名に置換します。

%ProjectName% : プロジェクト名に置換します。

rlinkコマンドの-OUtputオプションに相当します。

なお,本プロパティは,[ヘキサ・ファイルを出力する]プロパティで[はい]を選択した場合のみ表示します。

デフォルト

%ProjectName%.mot

変更方法

テキスト・ボックスによる直接入力

指定可能値

259文字までの文字列

分割出力ファイル

分割出力ファイルを指定します。

ファイル名=先頭アドレス-終了アドレス」(先頭アドレス終了アドレス:出力範囲の先頭アドレス,終了アドレス),または「ファイル名=セクション名」(セクション名:出力するセクション名)の形式で1行に1つずつ指定します。

セクション名を複数指定する場合は,「ファイル名=セクション名:セクション名」のように,コロンで区切って指定します(例:file1.mot=sec1:sec2)。

アドレスは16進数で指定します(例:file2.mot=400-4ff)。

拡張子を省略した場合は,[ヘキサ・フォーマット]カテゴリの[ヘキサ・ファイル・フォーマット]プロパティの選択に依存して,自動的に付加します。

[インテル拡張ヘキサ・ファイル(-FOrm=Hexadecimal)]を選択している場合:.hex

[モトローラ・Sタイプ・ファイル(-FOrm=Stype)]を選択している場合:.mot

[バイナリ・ファイル(-FOrm=Binary)]を選択している場合:.bin

次のプレースホルダに対応しています。

%ActiveProjectDir% : アクティブ・プロジェクト・フォルダの絶対パスに置換します。

%ActiveProjectName% : アクティブ・プロジェクト名に置換します。

%BuildModeName% : ビルド・モード名に置換します。

%MainProjectDir% : メイン・プロジェクト・フォルダの絶対パスに置換します。

%MainProjectName% : メイン・プロジェクト名に置換します。

%MicomToolPath% : 本製品のインストール・フォルダの絶対パスに置換します。

%ProjectDir% : プロジェクト・フォルダの絶対パスに置換します。

%ProjectName% : プロジェクト名に置換します。

%TempDir% : テンポラリ・フォルダの絶対パスに置換します。

%WinDir% : Windowsシステム・フォルダの絶対パスに置換します。

rlinkコマンドの-OUtputオプションに相当します。

分割出力ファイル名はサブプロパティとして表示します。

なお,本プロパティは,[ヘキサ・ファイルを出力する]プロパティで[はい]を選択した場合のみ表示します。

デフォルト

分割出力ファイル[定義数]

変更方法

[...]ボタンをクリックし,テキスト編集 ダイアログによる編集

サブプロパティはテキスト・ボックスによる直接入力も可能

指定可能値

259文字までの文字列

65535個まで指定可能です。

オブジェクト結合機能を使用する

構成アプリケーションとして設定した各プロジェクトのヘキサ・ファイルを1つに結合するかどうかを選択します。

rlinkコマンドの-FOrmオプション に相当します。

なお,本プロパティは,以下の場合のみ表示します。

-

マルチコア用ブート・ローダ・プロジェクトの場合

-

ブート・ローダ・プロジェクト,およびすべての構成アプリケーション・プロジェクトの[ヘキサ・ファイルを出力する]プロパティで[はい],および[ヘキサ・フォーマット]カテゴリの[ヘキサ・ファイル・フォーマット]プロパティで同一の項目を選択している場合

デフォルト

いいえ

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい

構成アプリケーションとして設定した各プロジェクトのヘキサ・ファイルを1つに結合します。

いいえ

プロジェクトごとにヘキサ・ファイルを出力します。

結合ヘキサ・ファイルの出力フォルダ

結合したヘキサ・ファイルの出力フォルダを指定します。

次のプレースホルダに対応しています。

%ActiveProjectDir% : アクティブ・プロジェクト・フォルダの絶対パスに置換します。

%ActiveProjectName% : アクティブ・プロジェクト名に置換します。

%BuildModeName% : ビルド・モード名に置換します。

%MainProjectDir% : メイン・プロジェクト・フォルダの絶対パスに置換します。

%MainProjectName% : メイン・プロジェクト名に置換します。

%MicomToolPath% : 本製品のインストール・フォルダの絶対パスに置換します。

%ProjectDir% : プロジェクト・フォルダの絶対パスに置換します。

%ProjectName% : プロジェクト名に置換します。

%TempDir% : テンポラリ・フォルダの絶対パスに置換します。

%WinDir% : Windowsシステム・フォルダの絶対パスに置換します。

空欄の場合は,プロジェクト・フォルダを指定したものとみなします。

rlinkコマンドの-OUtputオプションに相当します。

なお,本プロパティは,[オブジェクト結合機能を使用する]プロパティで[はい]を選択した場合のみ表示します。

デフォルト

%BuildModeName%_merged

変更方法

テキスト・ボックスによる直接入力,または[...]ボタンをクリックし,フォルダの参照 ダイアログによる編集

指定可能値

247文字までの文字列

(2)

[ヘキサ・フォーマット]

ヘキサ・フォーマットに関する詳細情報の表示,および設定の変更を行います。

なお,本カテゴリは,[出力ファイル]カテゴリの[ヘキサ・ファイルを出力する]プロパティで[はい]を選択した場合のみ表示します。

ヘキサ・ファイル・フォーマット

出力するヘキサ・ファイルのフォーマットを選択します。

rlinkコマンドの-FOrmオプションに相当します。

デフォルト

モトローラ・Sタイプ・ファイル(-FOrm=Stype)

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

インテル拡張ヘキサ・ファイル(-FOrm=Hexadecimal)

インテル拡張ヘキサ・ファイルを出力します。

モトローラ・Sタイプ・ファイル(-FOrm=Stype)

モトローラ・Sタイプ・ファイルを出力します。

バイナリ・ファイル(-FOrm=Binary)

バイナリ・ファイルを出力します。

レコード・サイズを統一する

【インテル拡張ヘキサ・ファイル】

アドレス範囲に関係なく,一定のデータ・レコードで出力するかどうかを選択します。

rlinkコマンドの-RECordオプションに相当します。

なお,本プロパティは,[ヘキサ・ファイル・フォーマット]プロパティで[インテル拡張ヘキサ・ファイル(-FOrm=Hexadecimal)]を選択した場合のみ表示します。

デフォルト

いいえ

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい(インテル・ヘキサ・レコード)(-REcord=H16)

インテル・ヘキサ・レコードを出力します。

はい(インテル拡張ヘキサ・レコード)(-REcord=H20)

インテル拡張ヘキサ・レコードを出力します。

はい(インテル32ビット・ヘキサ・レコード)(-REcord=H32)

インテル32ビット・ヘキサ・レコードを出力します。

いいえ

それぞれのアドレスにあわせて,混在したデータ・レコードを出力します。

レコード・サイズを統一する

【モトローラ・Sタイプ・ファイル】

アドレス範囲に関係なく,一定のデータ・レコードで出力するかどうかを選択します。

rlinkコマンドの-RECordオプションに相当します。

なお,本プロパティは,[ヘキサ・ファイル・フォーマット]プロパティで[モトローラ・Sタイプ・ファイル(-FOrm=Stype)]を選択した場合のみ表示します。

デフォルト

いいえ

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい(S1レコード)(-REcord=S1)

S1レコードを出力します。

はい(S2レコード)(-REcord=S2)

S2レコードを出力します。

はい(S3レコード)(-REcord=S3)

S3レコードを出力します。

いいえ

それぞれのアドレスにあわせて,混在したデータ・レコードを出力します。

出力範囲のメモリの空き領域をデータで充てんする

出力範囲のメモリの空き領域をデータで充てんするかどうかを選択します。

rlinkコマンドの-SPaceオプションに相当します。

なお,本プロパティは,[出力ファイル]カテゴリの[分割出力ファイル]プロパティにファイルを指定した場合のみ表示します。

デフォルト

いいえ

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい(乱数)(-SPace=Random)

空き領域を乱数で充てんします。

はい(データ指定)(-SPace=<数値>)

空き領域を指定した16進数の数値で充てんします。

いいえ

空き領域の充てんを行いません。

空き領域出力データ

空き領域を充てんするデータを16進数の数値で指定します。

rlinkコマンドの-SPaceオプションに相当します。

なお,本プロパティは,[出力範囲のメモリの空き領域をデータで充てんする]プロパティで[はい(データ指定)(-SPace=<数値>)]を選択した場合のみ表示します。

デフォルト

FF

変更方法

テキスト・ボックスによる直接入力

指定可能値

0〜FFFFFFFF(16進数)

データ・レコードのバイト数を指定する

データ・レコードのバイト数の最大値を指定するかどうかを選択します。

rlinkコマンドの-BYte_countオプションに相当します。

なお,本プロパティは,[ヘキサ・ファイル・フォーマット]プロパティで[インテル拡張ヘキサ・ファイル(-FOrm=Hexadecimal)]を選択した場合のみ表示します。

デフォルト

いいえ

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい(-BYte_count)

データ・レコードのバイト数の最大値を指定します。

いいえ

データ・レコードのバイト数の最大値を0xFFとします。

データ・レコードのバイト数最大値

データ・レコードのバイト数の最大値を指定します。

rlinkコマンドの-BYte_countオプションに相当します。

なお,本プロパティは,[データ・レコードのバイト数を指定する]プロパティで[はい(-BYte_count)]を選択した場合のみ表示します。

デフォルト

FF

変更方法

テキスト・ボックスによる直接入力

指定可能値

1〜FF(16進数)

エンド・レコードの指定

モトローラ・Sタイプ・ファイルのエンド・レコードを選択します。

rlinkコマンドの-END_RECORDオプションに相当します。

なお,本プロパティは,以下の場合に表示します。

-

[共通オプション]タブ[バージョン選択]カテゴリの[使用するコンパイラ・パッケージのバージョン]プロパティで[常にインストール済みの最新版]を選択し,インストールされている最新版がV1.06.00以上の場合,または[使用するコンパイラ・パッケージのバージョン]プロパティでV1.06.00以上を選択した場合

-

[ヘキサ・ファイル・フォーマット]プロパティで[モトローラ・Sタイプ・ファイル(-FOrm=Stype)]を選択した場合

デフォルト

指定しない(なし)

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

S7(-END_RECORD=S7)

32ビット・Sタイプ・エンド・レコードで出力します。

S8(-END_RECORD=S8)

24ビット・Sタイプ・エンド・レコードで出力します。

S9(-END_RECORD=S9)

16ビット・Sタイプ・エンド・レコードで出力します。

指定しない(なし)

エントリ・ポイント・アドレスに合わせてエンド・レコードを出力します。

S9レコードを終端に出力する

S9レコードを終端に出力するかどうかを選択します。

rlinkコマンドの-S9オプションに相当します。

なお,本プロパティは,[ヘキサ・ファイル・フォーマット]プロパティで[モトローラ・Sタイプ・ファイル(-FOrm=Stype)]を選択した場合のみ表示します。

デフォルト

いいえ

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい(-S9)

S9レコードを終端に出力します。

いいえ

S9レコードを終端に出力しません。

(3)

[CRC演算]

CRC演算に関する詳細情報の表示,および設定の変更を行います。

なお,本カテゴリは,以下の場合のみ表示します。

-

[共通オプション]タブ[バージョン選択]カテゴリの[使用するコンパイラ・パッケージのバージョン]プロパティで[常にインストール済みの最新版]を選択し,インストールされている最新版がV1.03.00以上の場合,または[使用するコンパイラ・パッケージのバージョン]プロパティでV1.03.00以上を選択した場合

-

[ヘキサ・フォーマット]カテゴリの[ヘキサ・ファイル・フォーマット]プロパティで[バイナリ・ファイル(-FOrm=Binary)]以外を選択した場合

CRC演算結果を出力する

CRC(Cyclic Redundancy Check)演算結果を出力するかどうかを選択します。

rlinkコマンドの-CRcオプションに相当します。

デフォルト

いいえ

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい(-CRc)

指定した範囲のヘキサ形式オブジェクトを,下位アドレスから上位アドレスの順でCRC演算を行い,演算結果を指定したアドレスへ出力します。

いいえ

CRC演算,および演算結果の出力を行いません。

出力アドレス

CRC演算の結果を出力するアドレスを0xなしの16進数(例:FFF00)で指定します。

本プロパティは必ず指定してください。

rlinkコマンドの-CRcオプションに相当します。

なお,本プロパティは,[CRC演算結果を出力する]プロパティで[はい(-CRc)]を選択した場合のみ表示します。

デフォルト

0

変更方法

テキスト・ボックスによる直接入力

指定可能値

0〜FFFFFFFF(16進数)

計算範囲

CRC計算範囲を「先頭アドレス-終了アドレス」,または「セクション名」の形式で1行に1つずつ指定します。

アドレスは0xなしの16進数で指定します。

アドレスとして指定可能な値の範囲は,0〜FFFFFです。

rlinkコマンドの-CRcオプションに相当します。

なお,本プロパティは,[CRC演算結果を出力する]プロパティで[はい(-CRc)]を選択した場合のみ表示します。

デフォルト

空欄

変更方法

[...]ボタンをクリックし,テキスト編集 ダイアログによる編集

サブプロパティはテキスト・ボックスによる直接入力も可能

指定可能値

32767文字までの文字列

65535個まで指定可能です。

CRC演算方法

CRC演算方法を選択します。

それぞれの動作については,デバイスのユーザーズ・マニュアル,および「CC-RH コンパイラ ユーザーズマニュアル」を参照してください。

rlinkコマンドの-CRcオプションに相当します。

なお,本プロパティは,[CRC演算結果を出力する]プロパティで[はい(-CRc)]を選択した場合のみ表示します。

デフォルト

32-ETHERNET方式

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

CRC-CCITT(MSB)方式

CRC-16-CCITT-MSB Firstによる演算結果を出力します。

CRC-CCITT(MSB, LITTLE,4バイト)方式

入力をLITTLEエンディアン4バイト単位としCRC-16-CCITT-MSB Firstによる演算結果を出力します。

CRC-CCITT(MSB, LITTLE,2バイト)方式

入力をLITTLEエンディアン2バイト単位としCRC-16-CCITT-MSB Firstによる演算結果を出力します。

32-ETHERNET方式

CRC-32-ETHERNETによる演算結果を出力します。

CCITT方式

CRC-16-CCITT-MSB First,初期値0xffff,XOR 反転による演算結果を出力します。

CRC-CCITT(LSB)方式

CRC-16-CCITT-LSB Firstによる演算結果を出力します。

16

CRC-16-LSB Firstによる演算結果を出力します。

SENT(MSB)方式

SENT準拠による演算結果を出力します。

初期値

CRCコードの初期値を「初期値」の形式で指定します。

rlinkコマンドの-CRcオプションに相当します。

なお,本プロパティは,[CRC演算結果を出力する]プロパティで[はい(-CRc)]を選択した場合のみ表示します。

デフォルト

空欄

変更方法

テキスト・ボックスによる直接入力

指定可能値

-

[CRC演算方法]プロパティで[32-ETHERNET方式]以外を選択した場合

0〜FFFF(16進数)

-

[CRC演算方法]プロパティで[32-ETHERNET方式]を選択した場合

0〜FFFFFFFF(16進数)

エンディアン

CRC出力時のエンディアンを選択します。

rlinkコマンドの-CRcオプションに相当します。

なお,本プロパティは,[CRC演算結果を出力する]プロパティで[はい(-CRc)]を選択した場合のみ表示します。

デフォルト

リトル・エンディアン

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

リトル・エンディアン

リトル・エンディアンにて出力します。

ビッグ・エンディアン

ビッグ・エンディアンにて出力します。

出力サイズ

CRCコードの出力サイズを指定します。

rlinkコマンドの-CRcオプションに相当します。

なお,本プロパティは,[CRC演算結果を出力する]プロパティで[はい(-CRc)]を選択した場合のみ表示します。

デフォルト

空欄

変更方法

テキスト・ボックスによる直接入力

指定可能値

2,4,または空欄

(4)

[メッセージ]

メッセージに関する詳細情報の表示,および設定の変更を行います。

メッセージ関連の設定をリンク・オプション・タブと同じにする

メッセージ関連の設定を[リンク・オプション]タブと同じにするかどうかを選択します。

デフォルト

はい

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい

メッセージ関連の設定を[リンク・オプション]タブと同じにします。

いいえ

メッセージ関連の設定を[ヘキサ出力オプション]タブのプロパティで行います。

インフォメーション・メッセージ出力を有効にする

インフォメーション・メッセージの出力を有効にするかどうかを選択します。

rlinkコマンドの-Message,および-NOMessageオプションに相当します。

なお,本プロパティは,[メッセージ関連の設定をリンク・オプション・タブと同じにする]プロパティで[いいえ]を選択した場合のみ表示します。

デフォルト

いいえ(-NOMessage)

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい(-Message)

インフォメーション・メッセージを出力します。

いいえ(-NOMessage)

インフォメーション・メッセージの出力を抑止します。

抑止するインフォメーション・メッセージの番号

出力を抑止するインフォメーション・メッセージの番号を指定します。

複数指定する場合は,メッセージ番号をカンマで区切って指定します(例:4,200)。

また,ハイフンを使用して,メッセージ番号の範囲を指定することもできます(例:4,200-203,1300)。

rlinkコマンドの-NOMessageオプションに相当します。

なお,本プロパティは,[メッセージ関連の設定をリンク・オプション・タブと同じにする]プロパティで[いいえ],および[インフォメーション・メッセージ出力を有効にする]プロパティで[いいえ(-NOMessage)]を選択した場合のみ表示します。

デフォルト

空欄

変更方法

テキスト・ボックスによる直接入力,または[...]ボタンをクリックし,文字列入力 ダイアログによる編集

指定可能値

2048文字までの文字列

ワーニング・メッセージをインフォメーション・メッセージに変更する

ワーニングのメッセージ種別をインフォメーションに変更するかどうかを選択します。

rlinkコマンドの-CHange_messageオプションに相当します。

なお,本プロパティは,[メッセージ関連の設定をリンク・オプション・タブと同じにする]プロパティで[いいえ]を選択した場合のみ表示します。

デフォルト

いいえ

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい(すべて)(-CHange_message=Information)

すべてのワーニングのメッセージ種別をインフォメーションに変更します。

はい(メッセージ番号指定)(-CHange_message=Information=<メッセージ番号>)

メッセージ種別をインフォメーションに変更するワーニングのメッセージ番号を指定します。

いいえ

ワーニングのメッセージ種別の変更を行いません。

ワーニング・メッセージの番号

ワーニング・メッセージの番号を指定します。

複数指定する場合は,メッセージ番号をカンマで区切って指定します(例:4,200)。

また,ハイフンを使用して,メッセージ番号の範囲を指定することもできます(例:4,200-203,1300)。

rlinkコマンドの-CHange_messageオプションに相当します。

なお,本プロパティは,[メッセージ関連の設定をリンク・オプション・タブと同じにする]プロパティで[いいえ],および[ワーニング・メッセージをインフォメーション・メッセージに変更する]プロパティで[はい(メッセージ番号指定)(-CHange_message=Information=<メッセージ番号>)]を選択した場合のみ表示します。

デフォルト

空欄

変更方法

テキスト・ボックスによる直接入力,または[...]ボタンをクリックし,文字列入力 ダイアログによる編集

指定可能値

2048文字までの文字列

インフォメーション・メッセージをワーニング・メッセージに変更する

インフォメーションのメッセージ種別をワーニングに変更するかどうかを選択します。

rlinkコマンドの-CHange_messageオプションに相当します。

なお,本プロパティは,[メッセージ関連の設定をリンク・オプション・タブと同じにする]プロパティで[いいえ]を選択した場合のみ表示します。

デフォルト

いいえ

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい(すべて)(-CHange_message=Warning)

すべてのインフォメーションのメッセージ種別をワーニングに変更します。

はい(メッセージ番号指定)(-CHange_message=Warning=<メッセージ番号>)

メッセージ種別をワーニングに変更するインフォメーションのメッセージ番号を指定します。

いいえ

インフォメーションのメッセージ種別の変更を行いません。

インフォメーション・メッセージの番号

インフォメーション・メッセージの番号を指定します。

複数指定する場合は,メッセージ番号をカンマで区切って指定します(例:4,200)。

また,ハイフンを使用して,メッセージ番号の範囲を指定することもできます(例:4,200-203,1300)。

rlinkコマンドの-CHange_messageオプションに相当します。

なお,本プロパティは,[メッセージ関連の設定をリンク・オプション・タブと同じにする]プロパティで[いいえ],および[インフォメーション・メッセージをワーニング・メッセージに変更する]プロパティで[はい(メッセージ番号指定)(-CHange_message=Warning=<メッセージ番号>)]を選択した場合のみ表示します。

デフォルト

空欄

変更方法

テキスト・ボックスによる直接入力,または[...]ボタンをクリックし,文字列入力 ダイアログによる編集

指定可能値

2048文字までの文字列

インフォメーション、ワーニング・メッセージをエラー・メッセージに変更する

インフォメーション,およびワーニングのメッセージ種別をエラーに変更するかどうかを選択します。

rlinkコマンドの-CHange_messageオプションに相当します。

なお,本プロパティは,[メッセージ関連の設定をリンク・オプション・タブと同じにする]プロパティで[いいえ]を選択した場合のみ表示します。

デフォルト

いいえ

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい(すべて)(-CHange_message=Error)

すべてのインフォメーション,およびワーニングのメッセージ種別をエラーに変更します。

はい(メッセージ番号指定)(-CHange_message=Error=<メッセージ番号>)

メッセージ種別をエラーに変更するインフォメーション,およびワーニングのメッセージ番号を指定します。

いいえ

インフォメーション,およびワーニングのメッセージ種別の変更を行いません。

インフォメーション、ワーニング・メッセージの番号

インフォメーション,およびワーニング・メッセージの番号を指定します。

複数指定する場合は,メッセージ番号をカンマで区切って指定します(例:4,200)。

また,ハイフンを使用して,メッセージ番号の範囲を指定することもできます(例:4,200-203,1300)。

rlinkコマンドの-CHange_messageオプションに相当します。

なお,本プロパティは,[メッセージ関連の設定をリンク・オプション・タブと同じにする]プロパティで[いいえ],および[インフォメーション、ワーニング・メッセージをエラー・メッセージに変更する]プロパティで[はい(メッセージ番号指定)(-CHange_message=Error=<メッセージ番号>)]を選択した場合のみ表示します。

デフォルト

空欄

変更方法

テキスト・ボックスによる直接入力,または[...]ボタンをクリックし,文字列入力 ダイアログによる編集

指定可能値

2048文字までの文字列

(5)

[その他]

ヘキサ出力に関するその他の詳細情報の表示,および設定の変更を行います。

なお,本カテゴリは,[出力ファイル]カテゴリの[ヘキサ・ファイルを出力する]プロパティで[はい]を選択した場合のみ表示します。

例外ハンドラ先頭へのSYNCP命令配置確認を行う

ヘキサ出力終了後に例外ハンドラ先頭へのSYNCP命令配置確認を行うかどうかを選択します。

詳細は,「RH850G3M ユーザーズマニュアル ソフトウェア編」(Rev1.10以降)を参照してください。

デフォルト

はい

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい

ヘキサ出力終了後に例外ハンドラ先頭へのSYNCP命令配置確認を行います。

いいえ

ヘキサ出力終了後に例外ハンドラ先頭へのSYNCP命令配置確認を行いません。

例外ベクタのベース・アドレス

例外ベクタのベース・アドレスを指定します。

例外ハンドラ先頭へのSYNCP命令配置確認ツールの-bオプションに相当します。

デフォルト

ターゲット・デバイス固有の値

変更方法

テキスト・ボックスによる直接入力

指定可能値

0〜FFFFFE00(0xなしの16進数)

割り込みエントリ数

割り込みエントリ数を指定します。

本プロパティを適切に指定することにより,冗長なチェックを抑止することができます。

例外ハンドラ先頭へのSYNCP命令配置確認ツールの-nオプションに相当します。

デフォルト

16

変更方法

テキスト・ボックスによる直接入力

指定可能値

0〜16(10進数)

その他の追加オプション

その他に追加するヘキサ出力オプションを入力します。

なお,ここで設定したオプションは,ヘキサ出力オプション群の最後に付加されます。

デフォルト

空欄

変更方法

テキスト・ボックスによる直接入力,または[...]ボタンをクリックし,文字列入力 ダイアログによる編集

指定可能値

259文字までの文字列