[個別コンパイル・オプション]タブ


本タブでは,1つのCソース・ファイルに対して,次に示すカテゴリごとに詳細情報の表示,および設定の変更を行います。

なお,本タブは,[共通オプション]タブ,および[コンパイル・オプション]タブの設定内容を継承します。

これらのタブと異なる値を設定した場合は,プロパティが太字表示となります。

 

(1) [デバッグ情報]

(2) [最適化]

(3) [最適化(詳細)]

(4) [プリプロセス]

(5) [品質向上関連]

(6) [C言語]

(7) [文字コード]

(8) [出力コード]

(9) [出力ファイル]

(10) [アセンブル・リスト]

(11) [MISRA-Cルール検査]

(12) [エラー出力]

(13) [警告メッセージ]

(14) [その他]

備考

本タブは,[ビルド設定]タブ[ビルド]カテゴリの[個別コンパイル・オプションを設定する]プロパティで[はい]を選択した場合のみ表示します。

図 A.13

プロパティ パネル:[個別コンパイル・オプション]タブ

[各カテゴリの説明]

(1)

[デバッグ情報]

デバッグ情報に関する詳細情報の表示,および設定の変更を行います。

デバッグ情報を生成する

デバッグ情報を生成するかどうかを選択します。

出力ファイル中にソース・デバッグ用の情報を出力することにより,デバッガでのソース・デバッグが可能となります。

ccrhコマンドの-gオプションに相当します。

デフォルト

コンパイル・オプションの設定値

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい(-g)

デバッグ情報を生成します。

いいえ

デバッグ情報を生成しません。

最適化時のデバッグ情報強化を行う

最適化時のデバッグ情報強化を行うかどうかを選択します。

ccrhコマンドの-g_lineオプションに相当します。

なお,本プロパティは,以下の場合に表示します。

-

[共通オプション]タブ[バージョン選択]カテゴリの[使用するコンパイラ・パッケージのバージョン]プロパティで[常にインストール済みの最新版]を選択し,インストールされている最新版がV1.05.00以上の場合,または[使用するコンパイラ・パッケージのバージョン]プロパティでV1.05.00以上を選択した場合

-

[デバッグ情報を生成する]プロパティで[はい(-g)]以外を選択した場合

デフォルト

コンパイル・オプションの設定値

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい(-g_line)

最適化時のデバッグ情報強化を行います。

いいえ

最適化時のデバッグ情報強化を行いません。

(2)

[最適化]

最適化に関する詳細情報の表示,および設定の変更を行います。

最適化レベル

コンパイルの最適化レベルを選択します。

ccrhコマンドの-Oオプションに相当します。

デフォルト

コンパイル・オプションの設定値

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

既定の最適化を行う(なし)

デバッグに影響しない範囲の最適化(式の最適化,およびレジスタ割り付けなど)を行います。

サイズ優先(-Osize)

オブジェクト・サイズ優先の最適化を行います。

ROM/RAM容量の削減を重視して,一般的なプログラムに対して有効な最大限の最適化を行います。

実行速度優先(-Ospeed)

実行速度優先の最適化を行います。

実行速度の短縮を重視して,一般的なプログラムに対して有効な最大限の最適化を行います。

デバッグ優先(-Onothing)

デバッグを優先して最適化を行います。

デバッグのしやすさを重視し,デフォルトで実行する最適化を含むすべての最適化を抑止します。

(3)

[最適化(詳細)]

最適化に関する詳細情報の表示,および設定の変更を行います。

ループ展開最大数

for,whileなどのループを展開する最大数を指定します。

0,または1を指定した場合は,展開を抑止します。

空欄の場合は,コマンドラインに-Ounrollオプションを追加しません。その場合,[最適化レベル]プロパティの選択に応じた値がコンパイラにより使用されます。

ccrhコマンドの-Ounrollオプションに相当します。

デフォルト

コンパイル・オプションの設定値

変更方法

テキスト・ボックスによる直接入力

指定可能値

0〜999(10進数),または空欄

未使用static関数の削除を行う

呼び出されないstatic関数の削除を行うかどうかを選択します。

ccrhコマンドの-Odelete_static_funcオプションに相当します。

デフォルト

コンパイル・オプションの設定値

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい(最適化レベルに合わせる)(なし)

[最適化レベル]プロパティにあわせて最適化を行います。

はい(-Odelete_static_func)

呼び出されないstatic関数の削除を行います。

いいえ(-Odelete_static_func=off)

呼び出されないstatic関数の削除を行いません。

関数のインライン展開を行う

関数を呼び出し箇所にインライン展開するかどうかを選択します。

ccrhコマンドの-Oinlineオプションに相当します。

なお,本プロパティは,[最適化レベル]プロパティで[サイズ優先(-Osize)],または[実行速度優先(-Ospeed)]を選択した場合のみ表示します。

デフォルト

コンパイル・オプションの設定値

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい(最適化レベルに合わせる)(なし)

[最適化レベル]プロパティにあわせて最適化を行います。

はい(指定関数のみ)(-Oinline=1)

#pragma inline指定した関数を呼び出し箇所にインライン展開します。

はい(自動判別)(-Oinline=2)

自動的にインライン展開対象の関数を判別して展開します。

はい(コード・サイズが増加しないよう自動判別)(-Oinline=3)

コード・サイズがなるべく増加しない範囲で,自動的にインライン展開対象の関数を判別して展開します。

いいえ(-Oinline=0)

#pragma inline指定した関数を含めて,すべてのインライン展開を抑止します。

インライン展開サイズの最大増加率

コード・サイズが何%増加するまでインライン展開を行うかを指定します(例:“100” を指定した場合,コード・サイズが100%(2 倍)増加するまでインライン展開を行います)。

ccrhコマンドの-Oinline_sizeオプションに相当します。

なお,本プロパティは,[関数のインライン展開を行う]プロパティで[はい(自動判別)(-Oinline=2)]を選択した場合,または[関数のインライン展開を行う]プロパティで[はい(最適化レベルに合わせる)]かつ[最適化レベル]プロパティで[実行速度優先(-Ospeed)]を選択した場合のみ表示します。

デフォルト

コンパイル・オプションの設定値

変更方法

テキスト・ボックスによる直接入力

指定可能値

0〜65535(10進数)

パイプライン最適化を行う

機械語レベルで命令の並べ替えを行い,プログラムの実行性能を引き出すかどうかを選択します。

ccrhコマンドの-Opipelineオプションに相当します。

デフォルト

コンパイル・オプションの設定値

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい(最適化レベルに合わせる)(なし)

[最適化レベル]プロパティにあわせて最適化を行います。

はい(-Opipeline)

パイプライン最適化を行います。

いいえ(-Opipeline=off)

パイプライン最適化を行いません。

関数末尾の関数呼び出しにjr命令を使用する

関数の末尾が関数呼び出しの場合に,jarl命令の代わりにjr命令を優先的に使用するかどうかを選択します。

ccrhコマンドの-Otail_callオプションに相当します。

デフォルト

コンパイル・オプションの設定値

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい(最適化レベルに合わせる)(なし)

[最適化レベル]プロパティにあわせて最適化を行います。

はい(-Otail_call)

関数の末尾が関数呼び出しの場合に,jarl命令の代わりにjr命令を優先的に使用します。

lpの退避/復帰コードを削除し,コード・サイズを小さくすることができます。

ただし,一部のデバッグ機能を使用することができなくなります。

いいえ(-Otail_call=off)

関数の末尾が関数呼び出しの場合に,jarl命令を使用します。

外部変数アクセス最適化を行う

外部変数アクセス最適化を行うかどうかを選択します。

ccrhコマンドの-Osmap,および-Omapオプションに相当します。

デフォルト

コンパイル・オプションの設定値

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい(モジュール内で最適化)(-Osmap)

コンパイル対象ファイル内で定義された外部変数,または静的変数についてベース・アドレスを設定し,アクセスをベース・アドレス相対で行うコードを生成します。

はい(モジュール間で最適化)(-Omap)

外部シンボル割り付け情報ファイルを生成します。

その情報を元に,再コンパイルを行い,外部変数,または静的変数のアクセスをベース・アドレス相対で行うコードを生成します。

いいえ

外部変数アクセス最適化を行いません。

大域最適化を行う

大域最適化(関数の統合など)を行うレベルを指定します。

ccrhコマンドの-Xintermoduleオプションに相当します。

デフォルト

コンパイル・オプションの設定値

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

いいえ

大域最適化を行いません。

はい(レベル1)(最適化を行う)(-Xintermodule)

ソース・ファイルごとに,大域最適化を行います。

ポインタ指示先の型を考慮した最適化を行う

ANSI規格に基づくポインタ指示先の型を考慮した最適化を行うかどうかを選択します。

ccrhコマンドの-Xaliasオプションに相当します。

デフォルト

コンパイル・オプションの設定値

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい(-Xalias=ansi)

ポインタ指示先の型を考慮した最適化を行います。

一般には,オブジェクト性能が向上しますが,[いいえ]を選択した場合と比べて実行結果が異なる場合があります。

いいえ

ポインタ指示先の型を考慮した最適化を行いません。

strcpy/strcmp/memcpy/memsetの展開を行う

配列(文字列を含む),および構造体の整列条件を4バイトとし,関数strcpy(),strcmp(),memcpy(),memset()の呼び出しをインライン展開するかどうかを選択します。

生成するプログラムの実行速度は高速になりますが,コード・サイズは増大します。

ccrhコマンドの-Xinline_strcpyオプションに相当します。

なお,本プロパティは,[コンパイル・オプション]タブ[出力コード]カテゴリの[構造体パッキングを行う]プロパティで[いいえ]を選択した場合のみ表示します。

デフォルト

コンパイル・オプションの設定値

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい(-Xinline_strcpy)

関数strcpy(),strcmp(),memcpy(),memset()の呼び出しをインライン展開します。

いいえ

関数strcpy(),strcmp(),memcpy(),memset()のインライン展開を行いません。

文字列定数のマージを行う

ソース・ファイル内で同じ文字列定数が複数存在する場合,これらをまとめて1つの領域に割り付けるかどうかを選択します。

ccrhコマンドの-Xmerge_stringオプションに相当します。

デフォルト

コンパイル・オプションの設定値

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい(-Xmerge_string)

ソース・ファイル内で複数存在する同じ文字列定数をまとめて1つの領域に割り付けます。

いいえ

ソース・ファイル内で複数存在する同じ文字列定数をそれぞれを別々の領域に割り付けます。

(4)

[プリプロセス]

プリプロセスに関する詳細情報の表示,および設定の変更を行います。

追加のインクルード・パス

コンパイル時の追加のインクルード・パスを指定します。

次のプレースホルダに対応しています。

%ActiveProjectDir% : アクティブ・プロジェクト・フォルダの絶対パスに置換します。

%ActiveProjectName% : アクティブ・プロジェクト名に置換します。

%BuildModeName% : ビルド・モード名に置換します。

%MainProjectDir% : メイン・プロジェクト・フォルダの絶対パスに置換します。

%MainProjectName% : メイン・プロジェクト名に置換します。

%MicomToolPath% : 本製品のインストール・フォルダの絶対パスに置換します。

%ProjectDir% : プロジェクト・フォルダの絶対パスに置換します。

%ProjectName% : プロジェクト名に置換します。

%TempDir% : テンポラリ・フォルダの絶対パスに置換します。

%WinDir% : Windowsシステム・フォルダの絶対パスに置換します。

指定したインクルード・パスは,CC-RHの標準インクルード・ファイル・フォルダよりも優先して検索します。

パスはプロジェクト・フォルダを基点とします。

本プロパティを省略した場合は,CC-RHの標準インクルード・ファイル・フォルダのみ検索します。

ccrhコマンドの-Iオプションに相当します。

指定したインクルード・パスはサブプロパティとして表示します。

インクルード・パスに大文字,小文字の区別はありません。

デフォルト

追加のインクルード・パス[定義数]

変更方法

[...]ボタンをクリックし,パス編集 ダイアログによる編集

サブプロパティはテキスト・ボックスによる直接入力も可能

指定可能値

259文字までの文字列

256個まで指定可能です。

ビルド・ツールに指定した全体インクルード・パスも使用する

使用するビルド・ツールの[コンパイル・オプション]タブ[プリプロセス]カテゴリの[追加のインクルード・パス]プロパティで指定したインクルード・パスも使用してコンパイルするかどうかを選択します。

インクルード・パスは,以下の順で追加します。

-

本タブの[追加のインクルード・パス]プロパティで指定したパス

-

[コンパイル・オプション]タブの[追加のインクルード・パス]プロパティで指定したパス

-

[コンパイル・オプション]タブの[システム・インクルード・パス]プロパティに表示しているパス

ccrhコマンドの-Iオプションに相当します。

デフォルト

はい

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい

使用するビルド・ツールのプロパティで指定したインクルード・パスも使用してコンパイルします。

いいえ

使用するビルド・ツールのプロパティで指定したインクルード・パスを使用しません。

コンパイル単位の先頭にインクルードするファイル

コンパイル単位の先頭にインクルードするファイルを指定します。

次のプレースホルダに対応しています。

%ActiveProjectDir% : アクティブ・プロジェクト・フォルダの絶対パスに置換します。

%ActiveProjectName% : アクティブ・プロジェクト名に置換します。

%BuildModeName% : ビルド・モード名に置換します。

%MainProjectDir% : メイン・プロジェクト・フォルダの絶対パスに置換します。

%MainProjectName% : メイン・プロジェクト名に置換します。

%MicomToolPath% : 本製品のインストール・フォルダの絶対パスに置換します。

%ProjectDir% : プロジェクト・フォルダの絶対パスに置換します。

%ProjectName% : プロジェクト名に置換します。

%TempDir% : テンポラリ・フォルダの絶対パスに置換します。

%WinDir% : Windowsシステム・フォルダの絶対パスに置換します。

なお,パスはプロジェクト・フォルダを基点とします。

ccrhコマンドの-Xpreincludeオプションに相当します。

指定したインクルード・ファイル名はサブプロパティとして表示します。

デフォルト

コンパイル・オプションの設定値

変更方法

[...]ボタンをクリックし,テキスト編集 ダイアログによる編集

サブプロパティはテキスト・ボックスによる直接入力も可能

指定可能値

247文字までの文字列

256個まで指定可能です。

定義マクロ

定義したいマクロ名を指定します。

マクロ名=定義値」の形式で1行に1つずつ指定します。

「=定義値」の部分は省略可能で,省略した場合,定義値を1 とします。

ccrhコマンドの-Dオプションに相当します。

指定したマクロはサブプロパティとして表示します。

デフォルト

コンパイル・オプションの設定値

変更方法

[...]ボタンをクリックし,テキスト編集 ダイアログによる編集

サブプロパティはテキスト・ボックスによる直接入力も可能

指定可能値

256文字までの文字列

256個まで指定可能です。

定義解除マクロ

定義解除したいマクロ名を指定します。

マクロ名」の形式で1行に1つずつ指定します。

ccrhコマンドの-Uオプションに相当します。

指定したマクロはサブプロパティとして表示します。

デフォルト

コンパイル・オプションの設定値

変更方法

[...]ボタンをクリックし,テキスト編集 ダイアログによる編集

サブプロパティはテキスト・ボックスによる直接入力も可能

指定可能値

256文字までの文字列

256個まで指定可能です。

プリプロセス結果にCソース・コメントを出力する

プリプロセス結果のファイルに,Cソースのコメントを出力するかどうかを選択します。

ccrhコマンドの-Xpreprocessオプションに相当します。

なお,本プロパティは,[出力ファイル]カテゴリの[プリプロセス処理したソースを出力する]プロパティで[はい(-P)]を選択した場合のみ表示します。

デフォルト

コンパイル・オプションの設定値

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい(-Xpreprocess=comment)

プリプロセス結果のファイルに,Cソースのコメントを出力します。

いいえ

プリプロセス結果のファイルに,Cソースのコメントを出力しません。

プリプロセス結果に行番号情報を出力する

プリプロセス結果のファイルに,Cソースの行番号情報を出力するかどうかを選択します。

ccrhコマンドの-Xpreprocessオプションに相当します。

なお,本プロパティは,[出力ファイル]カテゴリの[プリプロセス処理したソースを出力する]プロパティで[はい(-P)]を選択した場合のみ表示します。

デフォルト

コンパイル・オプションの設定値

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい(-Xpreprocess=line)

プリプロセス結果のファイルに,Cソースの行番号情報を出力します。

いいえ

プリプロセス結果のファイルに,Cソースの行番号情報を出力しません。

(5)

[品質向上関連]

品質向上関連に関する詳細情報の表示,および設定の変更を行います。

スタック破壊検出を行う

スタック破壊検出を行うかどうかを選択します。

本プロパティはProfessional版でのみ使用可能です。

スタック破壊検出は,関数に入る前に有効なスタック領域の外に値を書き込み,関数から出る前に値が書き換えられていないかをチェックする機能です。検出時,ユーザ定義の__stack_chk_fail()関数を呼び出します。

[はい(-Xstack_protector)],[はい(すべて)(-Xstack_protector_all)]の違いについては,「CC-RH コンパイラ ユーザーズマニュアル」を参照してください。

ccrhコマンドの-Xstack_protectorと-Xstack_protector_allオプションに相当します。

なお,本プロパティは,[共通オプション]タブ[バージョン選択]カテゴリの[使用するコンパイラ・パッケージのバージョン]プロパティで[常にインストール済みの最新版]を選択し,インストールされている最新版がV1.03.00以上の場合,または[使用するコンパイラ・パッケージのバージョン]プロパティでV1.03.00以上を選択した場合に表示します。

デフォルト

コンパイル・オプションの設定値

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい(-Xstack_protector)

スタック破壊検出を行います。

はい(すべて)(-Xstack_protector_all)

すべての関数に対して,スタック破壊検出を行います。

いいえ(なし)

スタック破壊検出を行いません。

スタック破壊検出用の埋め込み値

スタック破壊検出用の埋め込み値を指定します。

本プロパティはProfessional版でのみ使用可能です。

ccrhコマンドの-Xstack_protectorと-Xstack_protector_allオプションに相当します。

なお,本プロパティは,以下の場合に表示します。

-

[共通オプション]タブ[バージョン選択]カテゴリの[使用するコンパイラ・パッケージのバージョン]プロパティで[常にインストール済みの最新版]を選択し,インストールされている最新版がV1.03.00以上の場合,または[使用するコンパイラ・パッケージのバージョン]プロパティでV1.03.00以上を選択した場合

-

[スタック破壊検出を行う]プロパティで[いいえ(なし)]以外を選択した場合

デフォルト

コンパイル・オプションの設定値

変更方法

テキスト・ボックスによる直接入力

指定可能値

0〜4294967295(10進数)

(6)

[C言語]

C言語に関する詳細情報の表示,および設定の変更を行います。

ANSI規格に厳密に合わせてコンパイルする

Cソース・プログラムをANSI規格に厳密にあわせて処理し,規格に反する記述に対してエラーや警告を出力するかどうかを選択します。

ccrhコマンドの-Xansiオプションに相当します。

デフォルト

コンパイル・オプションの設定値

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい(-Xansi)

Cソース・プログラムをANSI規格に厳密にあわせて処理し,規格に反する記述に対してエラーや警告を出力します。

いいえ

従来のC言語の仕様との両立性を持たせ,警告を出力して処理を続行します。

外部変数をvolatile化する

すべての外部変数をvolatile宣言したものとして扱うかどうかを選択します。

ccrhコマンドの-Xvolatileオプションに相当します。

デフォルト

コンパイル・オプションの設定値

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい(-Xvolatile)

すべての外部変数をvolatile 宣言したものとして扱います。

いいえ

volatile修飾のある変数のみをvolatile宣言したものとして扱います。

Cプログラムの互換性をチェックする

Cプログラムの互換性をチェックするかどうかを選択します。

ccrhコマンドの-Xcheckオプションに相当します。

デフォルト

コンパイル・オプションの設定値

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい(SuperH RISC engine C/C++コンパイラ用)(-Xcheck=shc)

SuperH ファミリ用C/C++コンパイラとの互換性をチェックします。

いいえ

既存プログラムとの互換性をチェックしません。

(7)

[文字コード]

文字コードに関する詳細情報の表示,および設定の変更を行います。

文字コード

ソース・ファイル中の日本語/中国語のコメント,文字列に対して,使用する文字コードを選択します。

ccrhコマンドの-Xcharacter_setオプションに相当します。

デフォルト

コンパイル・オプションの設定値

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

自動(なし)

ソース・ファイル中の日本語の文字コードをSJISと解釈します。

SJIS(-Xcharacter_set=sjis)

ソース・ファイル中の日本語の文字コードをSJISと解釈します。

EUC(-Xcharacter_set=euc_jp)

ソース・ファイル中の日本語の文字コードをEUCと解釈します。

UFT-8(-Xcharacter_set=utf8)

ソース・ファイル中の日本語の文字コードをUFT-8と解釈します。

Big5(-Xcharacter_set=big5)

ソース・ファイル中の中国語の文字コードを繁体字中国語と解釈します。

GB2312(-Xcharacter_set=gb2312)

ソース・ファイル中の中国語の文字コードを簡体字中国語と解釈します。

処理しない(-Xcharacter_set=none)

ソース・ファイル中の日本語/中国語の文字コードを解釈しません。

(8)

[出力コード]

出力コードに関する詳細情報の表示,および設定の変更を行います。

分岐先アドレスのアライメント

分岐先アドレスのアライメントを選択します。

ccrhコマンドの-Xalign4オプションに相当します。

なお,本プロパティは,[共通オプション]タブ[バージョン選択]カテゴリの[使用するコンパイラ・パッケージのバージョン]プロパティで[常にインストール済みの最新版]を選択し,インストールされている最新版がV1.02.00以上の場合,または[使用するコンパイラ・パッケージのバージョン]プロパティでV1.02.00以上を選択した場合に表示します。

また,[4バイト(各ループの先頭含む)(-Xalign4=loop)],[4バイト(各最内側ループの先頭含む)(-Xalign4=innermostloop)],および[4バイト(すべての分岐先)(-Xalign4=all)]は,[使用するコンパイラ・パッケージのバージョン]プロパティで[常にインストール済みの最新版]を選択し,インストールされている最新版がV1.03.00以上の場合,または[使用するコンパイラ・パッケージのバージョン]プロパティでV1.03.00以上を選択した場合に表示します。

デフォルト

コンパイル・オプションの設定値

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

2バイト(なし)

関数の先頭アドレスのアライメントを2とします。

4バイト(関数の先頭のみ)(-Xalign4)

関数の先頭アドレスのアライメントを4とします。

4バイト(各ループの先頭含む)(-Xalign4=loop)

関数の先頭とすべてのループの先頭アドレスのアライメントを4とします。

4バイト(各最内側ループの先頭含む)(-Xalign4=innermostloop)

関数の先頭と最内側ループの先頭アドレスのアライメントを4とします。

4バイト(すべての分岐先)(-Xalign4=all)

関数の先頭とすべての分岐先アドレスのアライメントを4とします。

アセンブリ・ソース・ファイルにコメントを出力する

出力するアセンブリ・ソース・ファイル中にCソース・プログラムをコメントとして出力するかどうかを選択します。

ccrhコマンドの-Xpass_sourceオプションに相当します。

なお,本プロパティは,[出力ファイル]カテゴリの[アセンブリ・ソース・ファイルを出力する]プロパティで[はい(-Xasm_path)]を選択した場合,または[アセンブル・リスト]カテゴリの[アセンブル・リスト・ファイルを出力する]プロパティで[はい(-Xasm_option=-Xprn_path)]を選択した場合のみ表示します。

デフォルト

コンパイル・オプションの設定値

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい(-Xpass_source)

出力するアセンブリ・ソース・ファイル中にCソース・プログラムをコメントとして出力します。

いいえ

出力するアセンブリ・ソース・ファイル中にCソース・プログラムをコメントとして出力しません。

switch文の出力コードの選択

プログラム中のswitch文のコード出力形式を選択します。

ccrhコマンドの-Xswitchオプションに相当します。

デフォルト

コンパイル・オプションの設定値

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

自動選択(なし)

ccrhコマンドが最適な出力形式を自動的に選択します。

if-else(-Xswitch=ifelse)

プログラム中のswitch文をcase文の並びに沿ったif-else文と同じ形式で出力します。

頻度が多い順にcase文を書いているときやラベル数が少ないときに,本項目を選択します。

上から順に比較するので,頻繁に合致するcase文を先に記述すると余計な比較が減り,実行速度向上につながります。

バイナリ・サーチ(-Xswitch=binary)

プログラム中のswitch文をバイナリ・サーチ形式で出力します。

バイナリ・サーチ・アルゴリズムに用いて合致するcase文を探します。

ラベル数が多いときに本項目を選択すると,どのcase文も同じくらいの速さで見つけることができます。

テーブル分岐(-Xswitch=table)

プログラム中のswitch文をテーブル・ジャンプ形式で出力します。

case文の値を基にインデックス化したテーブルを参照し,switch文の値によりcaseラベルを選択して処理を行います。

どのcase文にも同じくらい速く分岐します。

ただし,case値が連続していないときは無駄な領域ができます。

制御レジスタ書き込みに対する処置モード

#pragma register_group を記述した場合の制御レジスタへの書き込みに対する処置モードを選択します。

本プロパティはProfessional版でのみ使用可能です。

ccrhコマンドの-store_regオプションに相当します。

なお,本プロパティは,[共通オプション]タブ[バージョン選択]カテゴリの[使用するコンパイラ・パッケージのバージョン]プロパティで[常にインストール済みの最新版]を選択し,インストールされている最新版がV1.06.00以上の場合,または[使用するコンパイラ・パッケージのバージョン]プロパティでV1.06.00以上を選択した場合に表示します。

デフォルト

コンパイル・オプションの設定値

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

同期化処理を挿入(-store_reg=sync)

#pragma register_groupで指定した制御レジスタへの書き込みを検出して,書き込みの後にsyncp命令を挿入します。

このとき,同一グループへの書き込みが後に続くと分かる場合は挿入しません。

制御レジスタ書き込み一覧を出力(-store_reg=list)

#pragma register_groupで指定した制御レジスタへの書き込みを検出して,出力 パネルに表示します。

このとき,同一グループへの書き込みが後に続くと分かる場合は表示しません。

すべての制御レジスタ書き込み一覧を出力(-store_reg=list_all)

#pragma register_groupで指定した制御レジスタへの書き込みを検出して,出力 パネルに表示します。

#pragmaによるペリフェラル・グループ領域指定を無視(-store_reg=ignore)

#pragma register_groupを,警告を出力せずに無視します。

指定しない(なし)

制御レジスタ書き込みに対する処置を行いません。

ソースに#pragma register_groupを指定していない場合に本項目を選択します。

半精度浮動小数点型を有効にする

半精度浮動小数点型を有効にするかどうかを選択します。

本プロパティはProfessional版でのみ使用可能です。

ccrhコマンドの-Xuse_fp16オプションに相当します。

なお,本プロパティは,以下の場合のみ表示します。

-

[共通オプション]タブ[バージョン選択]カテゴリの[使用するコンパイラ・パッケージのバージョン]プロパティで[常にインストール済みの最新版]を選択し,インストールされている最新版がV1.05.00以上の場合,または[使用するコンパイラ・パッケージのバージョン]プロパティでV1.05.00以上を選択した場合

-

[共通オプション]タブ[出力ファイルの種類と場所]カテゴリの[CPUコアの指定]プロパティで[G3K向けオブジェクト(-Xcpu=g3k)]以外を選択した場合

-

[C言語]カテゴリの[ANSI規格に厳密に合わせてコンパイルする]プロパティで[いいえ]を選択した場合

-

[コンパイル・オプション]タブ[出力コード]カテゴリの[浮動小数点演算方法]プロパティで[ソフトウェアで行う(-Xfloat=soft)]以外を選択した場合

-

[コンパイル・オプション]タブ[出力コード]カテゴリの[浮動小数点定数演算の丸め方式]プロパティで[round to nearestで丸める(なし)]を選択した場合

デフォルト

コンパイル・オプションの設定値

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい(-Xuse_fp16=on)

半精度浮動小数点型を有効にします。

いいえ

半精度浮動小数点型を有効にしません。

div/divu除算命令を生成する

除算に対して,divq,およびdivqu命令を生成する代わりに,div,およびdivu命令を生成するかどうかを選択します。

divq,およびdivqu命令は高速ですが,実行サイクル数がオペランドの値により変わります。

ccrhコマンドの-Xdivオプションに相当します。

デフォルト

コンパイル・オプションの設定値

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい(-Xdiv)

除算に対して,div,およびdivu命令を生成します。

いいえ

除算に対して,divq,およびdivqu命令を生成します。

除算時のOVフラグ・チェック・コードを生成する

除算命令の後にOVフラグのチェックを行い,OVフラグが1のときにFEレベル・ソフトウエア例外を発生させるコード(fetrap命令)を生成するかどうかを選択します。

ccrhコマンドの-Xcheck_div_ovオプションに相当します。

デフォルト

コンパイル・オプションの設定値

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい(-Xcheck_div_ov)

除算時にOVフラグのチェックを行うコードを生成します。

いいえ

除算時にOVフラグのチェックを行わないコードを生成します。

除算時例外のfetrap命令ベクタ番号

OVフラグが1のときに生成するfetrap命令のベクタ番号を指定します。

ccrhコマンドの-Xcheck_div_ovオプションに相当します。

なお,本プロパティは,[除算時のOVフラグ・チェック・コードを生成する]プロパティで[はい(-Xcheck_div_ov)]を選択した場合のみ表示します。

デフォルト

コンパイル・オプションの設定値

変更方法

テキスト・ボックスによる直接入力

指定可能値

1〜15(10進数)

積和演算命令を生成する

単精度浮動小数点積和演算に対して,積和演算命令(fmaf.s,fmsf.s,fnmaf.s,fnmsf.s)を生成するかどうかを選択します。

ccrhコマンドの-Xuse_fmafオプションに相当します。

デフォルト

コンパイル・オプションの設定値

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい(-Xuse_fmaf)

単精度浮動小数点積和演算に対して,積和演算命令を生成します。

実行速度は上がりますが,演算精度が変わります。

いいえ

積和演算命令を生成しません。

浮動小数点比較で無効演算例外を発生させる

浮動小数点比較において,比較する値に非数が含まれている場合に無効演算例外を発生する比較条件を使用するコードを生成するかどうかを選択します。

ccrhコマンドの-Xunordered_cmpfオプションに相当します。

なお,本プロパティは,[共通オプション]タブ[出力ファイルの種類と場所]カテゴリの[CPUコアの指定]プロパティで[G3K向けオブジェクト(-Xcpu=g3k)]以外を選択した場合のみ表示します。

デフォルト

コンパイル・オプションの設定値

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい(-Xunordered_cmpf)

浮動小数点比較において,比較する値に非数が含まれている場合に無効演算例外を発生する比較条件を使用するコードを生成します。

いいえ

浮動小数点比較において,無効演算例外の検出を行いません。

関数呼び出し命令を指定する

関数呼び出しの分岐に対して,生成する命令を選択します。

ccrhコマンドの-Xcall_jumpオプションに相当します。

デフォルト

コンパイル・オプションの設定値

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

jarl32およびjr32命令を生成(-Xcall_jump=32)

関数呼び出しの分岐に対して,jarl32,およびjr32命令を生成します。

jarlおよびjr命令を生成(なし)

関数呼び出しの分岐に対して,jarl,およびjr命令を生成します。

Far Jumpファイル名

Far Jumpファイル名を指定します。

Far Jumpファイルには,ファイルに記述した関数への分岐命令に対して,jarl32,およびjr32命令を使用したコードを出力します。

関数本体がjarl,およびjr命令では分岐できない範囲(±2Mバイト以上)にあり,ccrhコマンドがエラーを出力する場合,Far Jumpファイルを用いてコンパイルし直します。

なお,拡張子は“.fjp”としてください。

ccrhコマンドの-Xfar_jumpオプションに相当します。

デフォルト

コンパイル・オプションの設定値

変更方法

テキスト・ボックスによる直接入力,または[...]ボタンをクリックし,Far Jumpファイルを指定 ダイアログによる編集

指定可能値

259文字までの文字列

生成するプログラムの種類

生成するプログラムの種類を選択します。

ccrhコマンドの-Xmulti_levelオプションに相当します。

なお,本プロパティは,マルチコア用プロジェクトの場合のみ表示します。

デフォルト

コンパイル・オプションの設定値

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

シングルコア用のプログラムを生成する(なし)

シングルコア用プログラムを生成します。

プログラム中の#pragma pmodule指定は無視します。

マルチコア用のプログラムを生成する(-Xmulti_level=1)

マルチコア用プログラムを生成します。

プログラム中の#pragma pmodule指定が有効となり,セクション名の末尾にPM番号が付加されます。

(9)

[出力ファイル]

出力ファイルに関する詳細情報の表示,および設定の変更を行います。

オブジェクト・ファイル名

コンパイル後に生成するオブジェクト・ファイルの名前を指定します。

“.obj”以外の拡張子を指定することはできません。

拡張子を省略した場合は,“.obj”を自動的に付加します。

空欄の場合は,ソース・ファイル名の拡張子を“.obj”に置き換えたものとなります。

ccrhコマンドの-oオプションに相当します。

デフォルト

空欄

変更方法

テキスト・ボックスによる直接入力

指定可能値

259文字までの文字列

アセンブリ・ソース・ファイルを出力する

Cソースのコンパイル結果のアセンブリ・ソース・ファイルを出力するかどうかを選択します。

ccrhコマンドの-Xasm_pathオプションに相当します。

デフォルト

コンパイル・オプションの設定値

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい(-Xasm_path)

Cソースのコンパイル結果のアセンブリ・ソース・ファイルを出力します。

いいえ

Cソースのコンパイル結果のアセンブリ・ソース・ファイルを出力しません。

アセンブリ・ソース・ファイル出力フォルダ

アセンブリ・ソース・ファイルの出力先フォルダを指定します。

相対パスで指定した場合は,メイン・プロジェクト,またはサブプロジェクトのフォルダを基点とします。

絶対パスで指定した場合は,メイン・プロジェクト,またはサブプロジェクトのフォルダを基点とした相対パスに変換します(ドライブが異なる場合を除く)。

次のプレースホルダに対応しています。

%BuildModeName% : ビルド・モード名に置換します。

アセンブリ・ソース・ファイルは,Cソース・ファイルの拡張子を“.asm”で置き換えたファイル名で出力します。

空欄の場合は,プロジェクト・フォルダを指定したものとみなします。

ccrhコマンドの-Xasm_pathオプションに相当します。

なお,本プロパティは,[アセンブリ・ソース・ファイルを出力する]プロパティで[はい(-Xasm_path)]を選択した場合のみ表示します。

デフォルト

コンパイル・オプションの設定値

変更方法

テキスト・ボックスによる直接入力,または[...]ボタンをクリックし,フォルダの参照 ダイアログによる編集

指定可能値

247文字までの文字列

プリプロセス処理したソースを出力する

ソース・ファイルに対して,プリプロセス処理を実行した結果をファイルに出力するかどうかを選択します。

ccrhコマンドの-Pオプションに相当します。

デフォルト

コンパイル・オプションの設定値

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい(-P)

ソース・ファイルに対して,プリプロセス処理を実行した結果をファイルに出力します。

いいえ

ソース・ファイルに対して,プリプロセス処理を実行した結果をファイルに出力しません。

プリプロセス処理したソース・ファイル出力フォルダ

プリプロセス処理したソース・ファイルの出力先フォルダを指定します。

ファイルは,ソース・ファイルの拡張子を“.i”で置き換えた名前で出力します。

相対パスで指定した場合は,メイン・プロジェクト,またはサブプロジェクトのフォルダを基点とします。

絶対パスで指定した場合は,メイン・プロジェクト,またはサブプロジェクトのフォルダを基点とした相対パスに変換します(ドライブが異なる場合を除く)。

次のプレースホルダに対応しています。

%BuildModeName% : ビルド・モード名に置換します。

空欄の場合は,プロジェクト・フォルダを指定したものとみなします。

ccrhコマンドの-Xprep_pathオプションに相当します。

なお,本プロパティは,[プリプロセス処理したソースを出力する]プロパティで[はい(-P)]を選択した場合のみ表示します。

デフォルト

コンパイル・オプションの設定値

変更方法

テキスト・ボックスによる直接入力,または[...]ボタンをクリックし,フォルダの参照 ダイアログによる編集

指定可能値

247文字までの文字列

(10)

[アセンブル・リスト]

アセンブル・リストに関する詳細情報の表示,および設定の変更を行います。

アセンブル・リスト・ファイルを出力する

アセンブル・リスト・ファイルを出力するかどうかを選択します。

ccrhコマンドの-Xasm_option=-Xprn_pathオプションに相当します。

デフォルト

コンパイル・オプションの設定値

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい(-Xasm_option=-Xprn_path)

アセンブル・リスト・ファイルを出力します。

いいえ

アセンブル・リスト・ファイルを出力しません。

アセンブル・リスト・ファイル出力フォルダ

アセンブル・リスト・ファイルの出力先フォルダを指定します。

アセンブル・リスト・ファイルは,ソース・ファイル名の拡張子を“.prn”で置き換えた名前で出力します。

相対パスで指定した場合は,メイン・プロジェクト,またはサブプロジェクトのフォルダを基点とします。

絶対パスで指定した場合は,メイン・プロジェクト,またはサブプロジェクトのフォルダを基点とした相対パスに変換します(ドライブが異なる場合を除く)。

次のプレースホルダに対応しています。

%BuildModeName% : ビルド・モード名に置換します。

空欄の場合は,プロジェクト・フォルダを指定したものとみなします。

ccrhコマンドの-Xasm_option=-Xprn_pathオプションに相当します。

なお,本プロパティは,[アセンブル・リスト・ファイルを出力する]プロパティで[はい(-Xasm_option=-Xprn_path)]を選択した場合のみ表示します。

デフォルト

コンパイル・オプションの設定値

変更方法

テキスト・ボックスによる直接入力,または[...]ボタンをクリックし,フォルダの参照 ダイアログによる編集

指定可能値

247文字までの文字列

(11)

[MISRA-Cルール検査]

MISRA-Cルール検査に関する詳細情報の表示,および設定の変更を行います。

以下の表中の「20XX」は,具体的には「2012」,または「2004」が相当します。

MISRA-C規格

MISRA-Cの規格を選択します。

本プロパティはProfessional版でのみ使用可能です。

なお,本プロパティは,[共通オプション]タブ[バージョン選択]カテゴリの[使用するコンパイラ・パッケージのバージョン]プロパティで[常にインストール済みの最新版]を選択し,インストールされている最新版がV1.03.00以上の場合,または[使用するコンパイラ・パッケージのバージョン]プロパティでV1.03.00以上を選択した場合に表示します。

デフォルト

コンパイル・オプションの設定値

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

MISRA-C 2012

以下のプロパティで,MISRA-C 2012の設定を行います。

MISRA-C 2004

以下のプロパティで,MISRA-C 2004の設定を行います。

適用するルール

適用するMISRA-C ルールを選択します。

本プロパティはProfessional版でのみ使用可能です。

ccrhコマンドの-Xmisra20XXオプションに相当します。

デフォルト

コンパイル・オプションの設定値

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

すべてのルールを適用(-Xmisra20XX=all)

サポートしているすべてのルールをチェック対象とします。

指定したルール番号を適用(-Xmisra20XX=apply)

サポートしているルールのうち,指定したルール番号をチェック対象とします。

指定したルール番号を除外(-Xmisra20XX=ignore)

サポートしているルールのうち,指定したルール番号以外のルールをチェック対象とします。

必須ルールを適用(-Xmisra20XX=required)

サポートしているルールのうち,ルールの分類が“required”になっているルールをチェック対象とします。

必須ルールと指定したルールを適用(-Xmisra20XX=required_add)

サポートしているルールのうち,ルールの分類が“required”になっているルールと指定したルール番号をチェック対象とします。

必須ルールから指定したルール番号を除外(-Xmisra20XX=required_remove)

サポートしているルールのうち,ルールの分類が“required”になっているルールから指定したルール番号を除いたルール番号をチェック対象とします。

指定ファイルに記載されたルール番号を適用(-Xmisra20XX=<ファイル名>)

サポートしているルールのうち,指定したファイル名に記載したルール番号をチェック対象とします。

適用ルールなし(なし)

MISRA-Cルールを適用しません。

ルール番号記載ファイル

ルール番号記載ファイル(MISRA-Cルール・ファイル)を指定します。

本プロパティはProfessional版でのみ使用可能です。

misra2012の場合のみ,ルール番号(13.6 17.3 17.4,CC-RH V1.05.00以上は9.1も,CC-RH V1.06.00以上は12.5 21.13も)は指定にかかわらず常にチェックします。

次のプレースホルダに対応しています。

%BuildModeName% : ビルド・モード名に置換します。

%ProjectName% : プロジェクト名に置換します。

%MicomToolPath% : 本製品のインストール・フォルダの絶対パスに置換します。

ccrhコマンドの-Xmisra20XXオプションに相当します。

なお,本プロパティは,[適用するルール]プロパティで[指定ファイルに記載されたルール番号を適用(-Xmisra20XX=<ファイル名>)]を選択した場合のみ表示します。

デフォルト

コンパイル・オプションの設定値

変更方法

テキスト・ボックスによる直接入力,または[...]ボタンをクリックし,MISRA-Cルール・ファイルの指定 ダイアログによる編集

指定可能値

259文字までの文字列

ルール番号

チェック対象とするルール番号を指定します。

本プロパティはProfessional版でのみ使用可能です。

misra2012の場合のみ,ルール番号(13.6 17.3 17.4,CC-RH V1.05.00以上は9.1も,CC-RH V1.06.00以上は12.5 21.13も)は指定にかかわらず常にチェックします。

ルール番号は,必ず10進数で1つ以上指定してください。

ccrhコマンドの-Xmisra20XXオプションに相当します。

なお,本プロパティは,[適用するルール]プロパティで[指定したルール番号を適用(-Xmisra20XX=apply)]を選択した場合のみ表示します。

デフォルト

コンパイル・オプションの設定値

変更方法

テキスト・ボックスによる直接入力,または[...]ボタンをクリックし,ルール番号の指定 ダイアログによる編集

指定可能値

259文字までの文字列

除外するルール番号

チェック対象から除外するルール番号を指定します。

本プロパティはProfessional版でのみ使用可能です。

misra2012の場合のみ,ルール番号(13.6 17.3 17.4,CC-RH V1.05.00以上は9.1も,CC-RH V1.06.00以上は12.5 21.13も)は指定にかかわらず常にチェックします。

ルール番号は,必ず10進数で1つ以上指定してください。

ccrhコマンドの-Xmisra20XXオプションに相当します。

なお,本プロパティは,[適用するルール]プロパティで[指定したルール番号を除外(-Xmisra20XX=ignore)]を選択した場合のみ表示します。

デフォルト

コンパイル・オプションの設定値

変更方法

テキスト・ボックスによる直接入力,または[...]ボタンをクリックし,ルール番号の指定 ダイアログによる編集

指定可能値

259文字までの文字列

必須ルールの他にチェックするルール番号

必須ルールのほかにチェック対象とするルール番号を指定します。

本プロパティはProfessional版でのみ使用可能です。

misra2012の場合のみ,ルール番号(13.6 17.3 17.4,CC-RH V1.05.00以上は9.1も,CC-RH V1.06.00以上は12.5 21.13も)は指定にかかわらず常にチェックします。

ルール番号は,必ず10進数で1つ以上指定してください。

ccrhコマンドの-Xmisra20XXオプションに相当します。

なお,本プロパティは,[必須ルールと指定したルールを適用(-Xmisra20XX=required_add)]を選択した場合のみ表示します。

デフォルト

コンパイル・オプションの設定値

変更方法

テキスト・ボックスによる直接入力,または[...]ボタンをクリックし,ルール番号の指定 ダイアログによる編集

指定可能値

259文字までの文字列

必須ルールから除外するルール番号

必須ルールのうち,チェック対象から除外するルール番号を指定します。

本プロパティはProfessional版でのみ使用可能です。

misra2012の場合のみ,ルール番号(13.6 17.3 17.4,CC-RH V1.05.00以上は9.1も,CC-RH V1.06.00以上は12.5 21.13も)は指定にかかわらず常にチェックします。

ルール番号は,必ず10進数で1つ以上指定してください。

ccrhコマンドの-Xmisra20XXオプションに相当します。

なお,本プロパティは,[適用するルール]プロパティで[必須ルールから指定したルール番号を除外(-Xmisra20XX=required_remove)]を選択した場合のみ表示します。

デフォルト

コンパイル・オプションの設定値

変更方法

テキスト・ボックスによる直接入力,または[...]ボタンをクリックし,ルール番号の指定 ダイアログによる編集

指定可能値

259文字までの文字列

ルール・チェック対象外のファイル

MISRA-Cルールのチェック対象外のファイルを指定します。

本プロパティはProfessional版でのみ使用可能です。

次のプレースホルダに対応しています。

%BuildModeName% : ビルド・モード名に置換します。

%ProjectName% : プロジェクト名に置換します。

%MicomToolPath% : 本製品のインストール・フォルダの絶対パスに置換します。

ccrhコマンドの-Xignore_files_misraオプションに相当します。

なお,本プロパティは,以下の場合のみ表示します。

-

[適用するルール]プロパティで[すべてのルールを適用]を選択した場合

-

[適用するルール]プロパティで[必須ルールを適用]を選択した場合

-

[適用するルール]プロパティで[指定したルール番号を適用]を選択し,かつ[ルール番号]プロパティにルール番号を指定した場合

-

[適用するルール]プロパティで[指定したルール番号を除外]を選択し,かつ[除外するルール番号]プロパティにルール番号を指定した場合

-

[適用するルール]プロパティで[必須ルールと指定したルールを適用]を選択し,かつ[必須ルールの他にチェックするルール番号]プロパティにルール番号を指定した場合

-

[適用するルール]プロパティで[必須ルールから指定したルール番号を除外]を選択し,かつ[必須ルールから除外するルール番号]プロパティにルール番号を指定した場合

-

[適用するルール]プロパティで[指定ファイルに記載されたルール番号を適用]を選択し,かつ[ルール番号記載ファイル]プロパティにルール番号記載ファイルを指定した場合

デフォルト

コンパイル・オプションの設定値

変更方法

[...]ボタンをクリックし,パス編集 ダイアログをオープン

→[参照]ボタンをクリックし,対象外ファイルの追加 ダイアログによる編集

サブプロパティはテキスト・ボックスによる直接入力も可能

指定可能値

259文字までの文字列

拡張キーワードや拡張仕様をメッセージ出力する

拡張キーワードや拡張仕様をメッセージ出力するかどうかを選択します。

本プロパティはProfessional版でのみ使用可能です。

ccrhコマンドの-Xcheck_language_extentionオプションに相当します。

なお,本プロパティは,以下の場合のみ表示します。

-

[適用するルール]プロパティで[すべてのルールを適用]を選択した場合

-

[適用するルール]プロパティで[必須ルールを適用]を選択した場合

-

[適用するルール]プロパティで[指定したルール番号を適用]を選択し,かつ[ルール番号]プロパティにルール番号を指定した場合

-

[適用するルール]プロパティで[指定したルール番号を除外]を選択し,かつ[除外するルール番号]プロパティにルール番号を指定した場合

-

[適用するルール]プロパティで[必須ルールと指定したルールを適用]を選択し,かつ[必須ルールの他にチェックするルール番号]プロパティにルール番号を指定した場合

-

[適用するルール]プロパティで[必須ルールから指定したルール番号を除外]を選択し,かつ[必須ルールから除外するルール番号]プロパティにルール番号を指定した場合

-

[適用するルール]プロパティで[指定ファイルに記載されたルール番号を適用]を選択し,かつ[ルール番号記載ファイル]プロパティにルール番号記載ファイルを指定した場合

デフォルト

コンパイル・オプションの設定値

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい (-Xcheck_language_extension)

C言語規格から独自に拡張した言語仕様のためにMISRA-Cルール・チェックが部分抑止される場合にルール・チェックを有効にして,メッセージを出力します。

いいえ

言語拡張により部分抑止されるMISRA-Cルール・チェックを無効にします。

(12)

[エラー出力]

エラー出力に関する詳細情報の表示,および設定の変更を行います。

エラー・メッセージ・ファイルを出力する

エラー・メッセージ・ファイルを出力するかどうかを選択します。

ccrhコマンドの-Xerror_fileオプションに相当します。

なお,本プロパティの選択にかかわらず,エラー・メッセージは出力 パネルに表示します。

デフォルト

共通オプションの設定値

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい(-Xerror_file)

エラー・メッセージ・ファイルを出力します。

いいえ

エラー・メッセージ・ファイルを出力しません。

エラー・メッセージ・ファイル出力フォルダ

エラー・メッセージ・ファイルの出力先フォルダを指定します。

相対パスで指定した場合は,メイン・プロジェクト,またはサブプロジェクトのフォルダを基点とします。

絶対パスで指定した場合は,メイン・プロジェクト,またはサブプロジェクトのフォルダを基点とした相対パスに変換します(ドライブが異なる場合を除く)。

次のプレースホルダに対応しています。

%BuildModeName% : ビルド・モード名に置換します。

空欄の場合は,プロジェクト・フォルダを指定したものとみなします。

ccrhコマンドの-Xerror_fileオプションに相当します。

なお,本プロパティは,[エラー・メッセージ・ファイルを出力する]プロパティで[はい(-Xerror_file)]を選択した場合のみ表示します。

デフォルト

共通オプションの設定値

変更方法

テキスト・ボックスによる直接入力,または[...]ボタンをクリックし,フォルダの参照 ダイアログによる編集

指定可能値

247文字までの文字列

エラー・メッセージ・ファイル名

エラー・メッセージ・ファイルの名前を指定します。

拡張子は自由に指定可能です。

次のプレースホルダに対応しています。

%ActiveProjectName% : アクティブ・プロジェクト名に置換します。

%MainProjectName% : メイン・プロジェクト名に置換します。

%ProjectName% : プロジェクト名に置換します。

空欄の場合は,%ProjectName%.errを指定したものとみなします。

ccrhコマンドの-Xerror_fileオプションに相当します。

なお,本プロパティは,[エラー・メッセージ・ファイルを出力する]プロパティで[はい(-Xerror_file)]を選択した場合のみ表示します。

デフォルト

共通オプションの設定値

変更方法

テキスト・ボックスによる直接入力

指定可能値

259文字までの文字列

(13)

[警告メッセージ]

警告メッセージに関する詳細情報の表示,および設定の変更を行います。

表示させない警告メッセージ

表示させない警告メッセージの番号を指定します。

複数指定する場合は,メッセージ番号をカンマで区切って指定します(例:02042,02107)。

また,ハイフンを使用して,区間設定を行うこともできます(例:02222-02554,02699-02782)。

ccrhコマンドの-Xno_warningオプションに相当します。

デフォルト

共通オプションの設定値

変更方法

テキスト・ボックスによる直接入力,または[...]ボタンをクリックし,文字列入力 ダイアログによる編集

指定可能値

2048文字までの文字列

(14)

[その他]

コンパイルに関するその他の詳細情報の表示,および設定の変更を行います。

コンパイル前に実行するコマンド

コンパイル処理前に実行するコマンドを指定します。

バッチファイルを指定する場合は,call命令を使用してください(例:call a.bat)。

次のプレースホルダに対応しています。

%ActiveProjectDir% : アクティブ・プロジェクト・フォルダの絶対パスに置換します。

%ActiveProjectName% : アクティブ・プロジェクト名に置換します。

%BuildModeName% : ビルド・モード名に置換します。

%CompiledFile% : コンパイル時の出力ファイルの絶対パスに置換します。

%InputFile% : コンパイル対象ファイルの絶対パスに置換します。

%MainProjectDir% : メイン・プロジェクト・フォルダの絶対パスに置換します。

%MainProjectName% : メイン・プロジェクト名に置換します。

%MicomToolPath% : 本製品のインストール・フォルダの絶対パスに置換します。

%Options% : ビルド実行時のコマンド・ライン・オプションに置換します。

%OutputDir% : 出力フォルダの絶対パスに置換します。

%OutputFile% : 出力ファイルの絶対パスに置換します。

%Program% : 実行中のプログラム名に置換します。

%ProjectDir% : プロジェクト・フォルダの絶対パスに置換します。

%ProjectName% : プロジェクト名に置換します。

%TempDir% : テンポラリ・フォルダの絶対パスに置換します。

%WinDir% : Windowsシステム・フォルダの絶対パスに置換します。

先頭行に“#!python”と記述すると,2行目から最終行までの内容をPythonコンソールのスクリプトと判断し,コンパイル処理前にPythonコンソールで実行します。

なお,スクリプト中にはプレースホルダの記述も可能です。

指定したコマンドはサブプロパティとして表示します。

デフォルト

コンパイル・オプションの設定値

変更方法

[...]ボタンをクリックし,テキスト編集 ダイアログによる編集

サブプロパティはテキスト・ボックスによる直接入力も可能

指定可能値

1023文字までの文字列

64個まで指定可能です。

コンパイル後に実行するコマンド

コンパイル処理後に実行するコマンドを指定します。

バッチファイルを指定する場合は,call命令を使用してください(例:call a.bat)。

次のプレースホルダに対応しています。

%ActiveProjectDir% : アクティブ・プロジェクト・フォルダの絶対パスに置換します。

%ActiveProjectName% : アクティブ・プロジェクト名に置換します。

%BuildModeName% : ビルド・モード名に置換します。

%CompiledFile% : コンパイル時の出力ファイルの絶対パスに置換します。

%InputFile% : コンパイル対象ファイルの絶対パスに置換します。

%MainProjectDir% : メイン・プロジェクト・フォルダの絶対パスに置換します。

%MainProjectName% : メイン・プロジェクト名に置換します。

%MicomToolPath% : 本製品のインストール・フォルダの絶対パスに置換します。

%Options% : ビルド実行時のコマンド・ライン・オプションに置換します。

%OutputDir% : 出力フォルダの絶対パスに置換します。

%OutputFile% : 出力ファイルの絶対パスに置換します。

%Program% : 実行中のプログラム名に置換します。

%ProjectDir% : プロジェクト・フォルダの絶対パスに置換します。

%ProjectName% : プロジェクト名に置換します。

%TempDir% : テンポラリ・フォルダの絶対パスに置換します。

%WinDir% : Windowsシステム・フォルダの絶対パスに置換します。

先頭行に“#!python”と記述すると,2行目から最終行までの内容をPythonコンソールのスクリプトと判断し,コンパイル処理後にPythonコンソールで実行します。

なお,スクリプト中にはプレースホルダの記述も可能です。

指定したコマンドはサブプロパティとして表示します。

デフォルト

コンパイル・オプションの設定値

変更方法

[...]ボタンをクリックし,テキスト編集 ダイアログによる編集

サブプロパティはテキスト・ボックスによる直接入力も可能

指定可能値

1023文字までの文字列

64個まで指定可能です。

その他の追加オプション

その他に追加するコンパイル・オプションを入力します。

ここで設定したオプションは,コンパイル・オプション群の最後に付加します。

デフォルト

コンパイル・オプションの設定値

変更方法

テキスト・ボックスによる直接入力,または[...]ボタンをクリックし,文字列入力 ダイアログによる編集

指定可能値

259文字までの文字列