2.22.20 Trusted Memory機能について

【RX71M, RX64M, RX651, RX65N】

Trusted Memory機能が有効の場合,Trusted Memory識別データTMINFを書き換えることはできません。ダウンロードしても書き換わりません。

 

【RX651, RX65N】

TrustedMemory機能が有効の場合,コードフラッシュメモリのデュアルバンク機能でリニアモードとデュアルモードの切り替えができません。また,デュアルモードを選択時に,TrustedMemory機能が有効(TMEF.TMEFビット=00)かつFFEE0000h〜FFEEFFFFhのTrustedMemory機能が無効(TMEF.TMEFDBビット=111b)の場合,起動バンクの切り替えができません。

そのため,TrustedMemory機能が有効なことが要因でデバッグ・ツールへの接続時にリニアモードとデュアルモードの切り替えやデュアルモード時の起動バンクが切り替えできなかった場合,デバッグ・ツールへの接続ができません。

なお,本注意事項はRX65xのROM 2MBおよび1.5MBのみ該当します。RX65x-1MB以下は該当しません。