[共通オプション]タブ


本タブでは,ビルド・ツールに対して,次に示すカテゴリごとに詳細情報の表示,および設定の変更を行います。

 

(1) [ビルド・モード]

(2) [出力ファイルの種類と場所]

(3) [よく使うオプション(コンパイル)]

(4) [よく使うオプション(アセンブル)]

(5) [よく使うオプション(リンク)]

(6) [よく使うオプション(ヘキサ出力)]

(7) [よく使うオプション(ライブラリ生成)]

(8) [デバイス]

(9) [PIC/PID]

(10) [レジスタ・モード]

(11) [エラー出力]

(12) [警告メッセージ]

(13) [ビルド方法]

(14) [バージョン選択]

(15) [記録]

(16) [その他]

備考

[よく使うオプション]カテゴリのプロパティを変更した場合,それらに対応するタブの同名のプロパティの値も連動して変更します。

図 A.2

プロパティ パネル:[共通オプション]タブ

[各カテゴリの説明]

(1)

[ビルド・モード]

ビルド・モードに関する詳細情報の表示,および設定の変更を行います。

ビルド・モード

ビルド時に使用するビルド・モードを選択します。

なお,本プロパティには,コンテキスト・メニュー→[すべてデフォルトに戻す]は適用されません。

デフォルト

DefaultBuild

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

DefaultBuild

プロジェクトの新規作成時にデフォルトで設定するビルド・モードでビルドを行います。

プロジェクトに登録しているビルド・モード

プロジェクトに登録しているビルド・モード(DefaultBuild以外)でビルドを行います。

すべてのビルド・モードのプロパティを一括して変更する

プロパティに値を設定する際,設定した値をすべてのビルド・モードに反映するかどうかを選択します。

設定した値が他のビルド・モードの値として適していない可能性もあるため,充分ご注意ください。

デフォルト

いいえ

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい

プロパティに値を設定する際,設定した値をすべてのビルド・モードに反映します。

いいえ

プロパティに値を設定する際,設定した値を他のビルド・モードに反映しません。

(2)

[出力ファイルの種類と場所]

出力ファイルの種類と場所に関する詳細情報の表示,および設定の変更を行います。

出力ファイルの種類

ライブラリ用のプロジェクト以外の場合は,ここで設定したファイルの種類がデバッグ対象となります。

なお,ライブラリ用のプロジェクト以外の場合は[実行形式(ロード・モジュール・ファイル)],[実行形式(ヘキサ・ファイル)]のみを表示します。

ライブラリ用のプロジェクトの場合は[ライブラリ形式]のみを表示します。

デフォルト

-

ライブラリ用のプロジェクト以外の場合

実行形式(ロード・モジュール・ファイル)

-

ライブラリ用のプロジェクトの場合

ライブラリ形式

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

実行形式(ロード・モジュール・ファイル)

ビルド時にロード・モジュール・ファイルを生成します。

ロード・モジュール・ファイルがデバッグ対象となります。

実行形式(ヘキサ・ファイル)

ビルド時にヘキサ・ファイルを生成します。

ヘキサ・ファイルがデバッグ対象となります。

なお,本項目は,[ヘキサ出力オプション]タブ[出力ファイル]カテゴリの[ヘキサ・ファイルを出力する]プロパティで[はい]を選択した場合のみ表示します。

ライブラリ形式

ビルド時にライブラリ・ファイルを生成します。

デバイス共通オブジェクト・ファイルを出力する

デバイス共通のオブジェクト・ファイルを出力するかどうかを選択します。

ccrhコマンドの-Xcommonオプションに相当します。

デフォルト

はい(RH850アーキテクチャ共通)(-Xcommon=rh850)

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい(RH850アーキテクチャ共通)(-Xcommon=rh850)

[はい(V850E3V5アーキテクチャ共通)(-Xcommon=v850e3v5)]を選択した場合と同じです。

はい(V850E3V5アーキテクチャ共通)(-Xcommon=v850e3v5)

命令セット・アーキテクチャがV850E3V5である品種に対応したオブジェクト・ファイルを出力します。

CPUコアの指定

CPUコアを指定します。

ccrhコマンドの-Xcpuオプションに相当します。

なお,[G3MH向けオブジェクト(-Xcpu=g3mh)]は,CC-RH V1.02.00以上をインストールした環境において,[バージョン選択]カテゴリの[使用するコンパイラ・パッケージのバージョン]プロパティで[常にインストール済みの最新版]またはV1.02.00以上を選択した場合に表示します。

[G3KH 向けオブジェクト(-Xcpu=g3kh)]は,CC-RH V1.03.00以上をインストールした環境において,[使用するコンパイラ・パッケージのバージョン]プロパティで[常にインストール済みの最新版]またはV1.03.00以上を選択した場合に表示します。

デフォルト

-

プロジェクトの種類が[アプリケーション(CC-RH)],[空のアプリケーション(CC-RH)],[ライブラリ(CC-RH)]の場合

G3K向けオブジェクト(-Xcpu=g3k)

-

プロジェクトの種類が[マルチコア用ブート・ローダ(CC-RH)],[マルチコア用アプリケーション(CC-RH)]の場合

G3M向けオブジェクト(-Xcpu=g3m)

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

G3M向けオブジェクト(-Xcpu=g3m)

G3M向けオブジェクトを生成します。

G3MH向けオブジェクト(-Xcpu=g3mh)

G3MH向けオブジェクトを生成します。

G3K向けオブジェクト(-Xcpu=g3k)

G3K向けオブジェクトを生成します。

G3KH向けオブジェクト(-Xcpu=g3kh)

G3KH向けオブジェクトを生成します。

クロス・リファレンス情報を出力する

クロス・リファレンス情報をファイルに出力するかどうかを選択します。

ファイルの出力先は,[リンク・オプション]タブ[出力ファイル]カテゴリの[出力フォルダ]プロパティで指定したフォルダです。

[出力ファイル名]プロパティで指定したファイルの拡張子を“.cref”で置き換えたファイル名で出力します。

ただし,[個別コンパイル・オプション]タブ[出力ファイル]カテゴリの[オブジェクト・ファイル名]プロパティを指定している場合は,そのプロパティで指定したファイルの拡張子を“.cref”で置き換えたファイル名で出力します。

また,解析ツールの[強制的にクロス・リファレンス・ファイルを出力する]プロパティで[はい]を選択した場合,本プロパティは[はい(-Xcref)]となります。[強制的にクロス・リファレンス・ファイルを出力する]プロパティが[はい]の場合に,本プロパティを[いいえ]に変更した場合は,ビルド時に[はい(-Xcref)]に変更されます。

ccrhコマンドの-Xcrefオプションに相当します。

デフォルト

いいえ

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい(-Xcref)

クロス・リファレンス情報を出力します。

ビルド処理速度は低下しますが,関数ジャンプ等の機能を使用することができます。

いいえ

クロス・リファレンス情報を出力しません。

中間ファイル出力フォルダ

中間ファイルを出力するフォルダを指定します。

相対パスで指定した場合は,メイン・プロジェクト,またはサブプロジェクトのフォルダを基点とします。

絶対パスで指定した場合は,メイン・プロジェクト,またはサブプロジェクトのフォルダを基点とした相対パスに変換します(ドライブが異なる場合を除く)。

次のプレースホルダに対応しています。

%ActiveProjectDir% : アクティブ・プロジェクト・フォルダの絶対パスに置換します。

%BuildModeName% : ビルド・モード名に置換します。

%MainProjectDir% : メイン・プロジェクト・フォルダの絶対パスに置換します。

%ProjectDir% : プロジェクト・フォルダの絶対パスに置換します。

空欄の場合は,プロジェクト・フォルダを指定したものとみなします。

ccrhコマンドの-Xobj_pathオプションに相当します。

 

本プロパティの設定は,以下のファイルの出力先に影響します。

-

オブジェクト・ファイル(*.obj)

-

コンパイラ用のサブコマンド・ファイル(*.ccr)

-

アセンブラ用のサブコマンド・ファイル(*.cas)

-

最適化リンカ用のサブコマンド・ファイル(ライブラリ用のプロジェクト以外)(*.clnk)

-

最適化リンカ用のサブコマンド・ファイル(ライブラリ用のプロジェクト)(*.ccl)

 

コンパイラ,アセンブラ用のサブコマンド・ファイルは,コンパイラ,またはアセンブラのオプションをスペース区切りで記載したものです。コンパイラ,またはアセンブラのコマンドラインが長い場合のみ出力されます。

最適化リンカ用のサブコマンド・ファイルは,最適化リンカのオプションをLF区切りで記載したものです。

サブコマンド・ファイルはCS+が内部的に使用しているもので,ビルド時にすでに存在する場合,上書きされます。

デフォルト

%BuildModeName%

変更方法

テキスト・ボックスによる直接入力,または[...]ボタンをクリックし,フォルダの参照 ダイアログによる編集

指定可能値

247文字までの文字列

(3)

[よく使うオプション(コンパイル)]

コンパイル時によく使うオプションに関する詳細情報の表示,および設定の変更を行います。

最適化レベル

コンパイルの最適化レベルを選択します。

ccrhコマンドの-Oオプションに相当します。

デフォルト

既定の最適化を行う(なし)

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

既定の最適化を行う(なし)

デバッグに影響しない範囲の最適化(式の最適化,およびレジスタ割り付けなど)を行います。

サイズ優先(-Osize)

オブジェクト・サイズ優先の最適化を行います。

ROM/RAM容量の削減を重視して,一般的なプログラムに対して有効な最大限の最適化を行います。

実行速度優先(-Ospeed)

実行速度優先の最適化を行います。

実行速度の短縮を重視して,一般的なプログラムに対して有効な最大限の最適化を行います。

デバッグ優先(-Onothing)

デバッグを優先して最適化を行います。

デバッグのしやすさを重視し,デフォルトで実行する最適化を含むすべての最適化を抑止します。

追加のインクルード・パス

コンパイル時の追加のインクルード・パスを指定します。

次のプレースホルダに対応しています。

%ActiveProjectDir% : アクティブ・プロジェクト・フォルダの絶対パスに置換します。

%ActiveProjectName% : アクティブ・プロジェクト名に置換します。

%BuildModeName% : ビルド・モード名に置換します。

%MainProjectDir% : メイン・プロジェクト・フォルダの絶対パスに置換します。

%MainProjectName% : メイン・プロジェクト名に置換します。

%MicomToolPath% : 本製品のインストール・フォルダの絶対パスに置換します。

%ProjectDir% : プロジェクト・フォルダの絶対パスに置換します。

%ProjectName% : プロジェクト名に置換します。

%TempDir% : テンポラリ・フォルダの絶対パスに置換します。

%WinDir% : Windowsシステム・フォルダの絶対パスに置換します。

指定したインクルード・パスは,CC-RHの標準インクルード・ファイル・フォルダよりも優先して検索します。

パスはプロジェクト・フォルダを基点とします。

本プロパティを省略した場合は,CC-RHの標準インクルード・ファイル・フォルダのみ検索します。

ccrhコマンドの-Iオプションに相当します。

指定したインクルード・パスはサブプロパティとして表示します。

なお,プロジェクト・ツリーにインクルード・ファイルを追加すると,インクルード・パスをサブプロパティの先頭に追加します。

インクルード・パスに大文字,小文字の区別はありません。

デフォルト

追加のインクルード・パス[定義数]

変更方法

[...]ボタンをクリックし,パス編集 ダイアログによる編集

サブプロパティはテキスト・ボックスによる直接入力も可能

指定可能値

259文字までの文字列

256個まで指定可能です。

システム・インクルード・パス

コンパイル時にシステムが設定するインクルード・パスの指定順を変更します。

次のプレースホルダに対応しています。

%ActiveProjectDir% : アクティブ・プロジェクト・フォルダの絶対パスに置換します。

%ActiveProjectName% : アクティブ・プロジェクト名に置換します。

%BuildModeName% : ビルド・モード名に置換します。

%MainProjectDir% : メイン・プロジェクト・フォルダの絶対パスに置換します。

%MainProjectName% : メイン・プロジェクト名に置換します。

%MicomToolPath% : 本製品のインストール・フォルダの絶対パスに置換します。

%ProjectDir% : プロジェクト・フォルダの絶対パスに置換します。

%ProjectName% : プロジェクト名に置換します。

%TempDir% : テンポラリ・フォルダの絶対パスに置換します。

%WinDir% : Windowsシステム・フォルダの絶対パスに置換します。

システム・インクルード・パスは,追加のインクルード・パスより低い優先度で検索します。

パスはプロジェクト・フォルダを基点とします。

ccrhコマンドの-Iオプションに相当します。

インクルード・パスはサブプロパティとして表示します。

デフォルト

システム・インクルード・パス[定義数]

変更方法

[...]ボタンをクリックし,システム・インクルード・パス順設定 ダイアログによる編集

指定可能値

変更不可(インクルード・パスの設定順の変更のみ可能)

定義マクロ

定義したいマクロ名を指定します。

マクロ名=定義値」の形式で1行に1つずつ指定します。

「=定義値」の部分は省略可能で,省略した場合,定義値を1 とします。

ccrhコマンドの-Dオプションに相当します。

指定したマクロはサブプロパティとして表示します。

デフォルト

定義マクロ[定義数]

変更方法

[...]ボタンをクリックし,テキスト編集 ダイアログによる編集

サブプロパティはテキスト・ボックスによる直接入力も可能

指定可能値

256文字までの文字列

256個まで指定可能です。

(4)

[よく使うオプション(アセンブル)]

アセンブル時によく使うオプションに関する詳細情報の表示,および設定の変更を行います。

追加のインクルード・パス

アセンブル時の追加のインクルード・パスを指定します。

次のプレースホルダに対応しています。

%ActiveProjectDir% : アクティブ・プロジェクト・フォルダの絶対パスに置換します。

%ActiveProjectName% : アクティブ・プロジェクト名に置換します。

%BuildModeName% : ビルド・モード名に置換します。

%MainProjectDir% : メイン・プロジェクト・フォルダの絶対パスに置換します。

%MainProjectName% : メイン・プロジェクト名に置換します。

%MicomToolPath% : 本製品のインストール・フォルダの絶対パスに置換します。

%ProjectDir% : プロジェクト・フォルダの絶対パスに置換します。

%ProjectName% : プロジェクト名に置換します。

%TempDir% : テンポラリ・フォルダの絶対パスに置換します。

%WinDir% : Windowsシステム・フォルダの絶対パスに置換します。

指定したインクルード・パスは,CC-RHの標準インクルード・ファイル・フォルダよりも優先して検索します。

パスはプロジェクト・フォルダを基点とします。

本プロパティを省略した場合は,CC-RHの標準インクルード・ファイル・フォルダのみ検索します。

ccrhコマンドの-Iオプションに相当します。

指定したインクルード・パスはサブプロパティとして表示します。

なお,プロジェクト・ツリーにインクルード・ファイルを追加すると,インクルード・パスをサブプロパティの先頭に追加します。

インクルード・パスに大文字,小文字の区別はありません。

デフォルト

追加のインクルード・パス[定義数]

変更方法

[...]ボタンをクリックし,パス編集 ダイアログによる編集

サブプロパティはテキスト・ボックスによる直接入力も可能

指定可能値

259文字までの文字列

256個まで指定可能です。

システム・インクルード・パス

アセンブル時にシステムが設定するインクルード・パスの指定順を変更します。

次のプレースホルダに対応しています。

%ActiveProjectDir% : アクティブ・プロジェクト・フォルダの絶対パスに置換します。

%ActiveProjectName% : アクティブ・プロジェクト名に置換します。

%BuildModeName% : ビルド・モード名に置換します。

%MainProjectDir% : メイン・プロジェクト・フォルダの絶対パスに置換します。

%MainProjectName% : メイン・プロジェクト名に置換します。

%MicomToolPath% : 本製品のインストール・フォルダの絶対パスに置換します。

%ProjectDir% : プロジェクト・フォルダの絶対パスに置換します。

%ProjectName% : プロジェクト名に置換します。

%TempDir% : テンポラリ・フォルダの絶対パスに置換します。

%WinDir% : Windowsシステム・フォルダの絶対パスに置換します。

システム・インクルード・パスは,追加のインクルード・パスより低い優先度で検索します。

パスはプロジェクト・フォルダを基点とします。

ccrhコマンドの-Iオプションに相当します。

インクルード・パスはサブプロパティとして表示します。

デフォルト

システム・インクルード・パス[定義数]

変更方法

[...]ボタンをクリックし,システム・インクルード・パス順設定 ダイアログによる編集

指定可能値

変更不可(インクルード・パスの設定順の変更のみ可能)

定義マクロ

定義したいマクロ名を指定します。

マクロ名=定義値」の形式で1行に1つずつ指定します。

「=定義値」の部分は省略可能で,省略した場合,定義値を1 とします。

ccrhコマンドの-Dオプションに相当します。

指定したマクロはサブプロパティとして表示します。

デフォルト

定義マクロ[定義数]

変更方法

[...]ボタンをクリックし,テキスト編集 ダイアログによる編集

サブプロパティはテキスト・ボックスによる直接入力も可能

指定可能値

256文字までの文字列

256個まで指定可能です。

(5)

[よく使うオプション(リンク)]

リンク時によく使うオプションに関する詳細情報の表示,および設定の変更を行います。

なお,本カテゴリは,ライブラリ用のプロジェクトの場合は表示しません。

使用するライブラリ・ファイル

使用するライブラリ・ファイルを指定します。

次のプレースホルダに対応しています。

%ActiveProjectDir% : アクティブ・プロジェクト・フォルダの絶対パスに置換します。

%ActiveProjectName% : アクティブ・プロジェクト名に置換します。

%BuildModeName% : ビルド・モード名に置換します。

%MainProjectDir% : メイン・プロジェクト・フォルダの絶対パスに置換します。

%MainProjectName% : メイン・プロジェクト名に置換します。

%MicomToolPath% : 本製品のインストール・フォルダの絶対パスに置換します。

%ProjectDir% : プロジェクト・フォルダの絶対パスに置換します。

%ProjectName% : プロジェクト名に置換します。

%TempDir% : テンポラリ・フォルダの絶対パスに置換します。

%WinDir% : Windowsシステム・フォルダの絶対パスに置換します。

rlinkコマンドの-LIBraryオプションに相当します。

ライブラリ・ファイル名はサブプロパティとして表示します。

デフォルト

使用するライブラリ・ファイル[定義数]

変更方法

[...]ボタンをクリックし,パス編集 ダイアログによる編集

→[参照]ボタンをクリックし,使用するライブラリ・ファイルを指定 ダイアログによる編集

サブプロパティはテキスト・ボックスによる直接入力も可能

指定可能値

259文字までの文字列

65536個まで指定可能です。

出力フォルダ

出力フォルダを指定します。

次のプレースホルダに対応しています。

%ActiveProjectDir% : アクティブ・プロジェクト・フォルダの絶対パスに置換します。

%ActiveProjectName% : アクティブ・プロジェクト名に置換します。

%BuildModeName% : ビルド・モード名に置換します。

%MainProjectDir% : メイン・プロジェクト・フォルダの絶対パスに置換します。

%MainProjectName% : メイン・プロジェクト名に置換します。

%MicomToolPath% : 本製品のインストール・フォルダの絶対パスに置換します。

%ProjectDir% : プロジェクト・フォルダの絶対パスに置換します。

%ProjectName% : プロジェクト名に置換します。

%TempDir% : テンポラリ・フォルダの絶対パスに置換します。

%WinDir% : Windowsシステム・フォルダの絶対パスに置換します。

空欄の場合は,プロジェクト・フォルダを指定したものとみなします。

rlinkコマンドの-OUtputオプションに相当します。

デフォルト

%BuildModeName%

変更方法

テキスト・ボックスによる直接入力,または[...]ボタンをクリックし,フォルダの参照 ダイアログによる編集

指定可能値

247文字までの文字列

出力ファイル名

出力ファイル名を指定します。

拡張子を省略した場合は,“.abs”を自動的に付加します。

次のプレースホルダに対応しています。

%ActiveProjectName% : アクティブ・プロジェクト名に置換します。

%MainProjectName% : メイン・プロジェクト名に置換します。

%ProjectName% : プロジェクト名に置換します。

rlinkコマンドの-OUtputオプションに相当します。

デフォルト

%ProjectName%.abs

変更方法

テキスト・ボックスによる直接入力

指定可能値

259文字までの文字列

標準ライブラリを使用する

コンパイラが提供する標準ライブラリを使用するかどうかを選択します。

rlinkコマンドの-LIBraryオプションに相当します。

なお,[はい(V1.01互換)]は,CC-RH V1.02.00以上をインストールした環境において,[バージョン選択]カテゴリの[使用するコンパイラ・パッケージのバージョン]プロパティで[常にインストール済みの最新版]またはV1.02.00以上を選択した場合に表示します。

デフォルト

はい

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい

標準ライブラリを使用します。

はい(V1.01互換)

CC-RH V1.01互換ライブラリを使用します。

いいえ

標準ライブラリを使用しません。

標準ライブラリ関数を使用する

標準ライブラリ関数を使用するかどうかを選択します。

[数学ライブラリ(倍精度)関数を使用する],または[数学ライブラリ(単精度)関数を使用する]プロパティで[はい]を選択した場合,本プロパティは[はい]となります。

rlinkコマンドの-LIBraryオプションに相当します。

なお,本プロパティは,以下の場合に表示します。

-

CC-RH V1.02.00未満をインストールした環境において,[バージョン選択]カテゴリの[使用するコンパイラ・パッケージのバージョン]プロパティで[常にインストール済みの最新版]またはV1.02.00未満を選択した場合

-

[標準ライブラリを使用する]プロパティで[はい]を選択した場合

 

または

-

CC-RH V1.02.00以上をインストールした環境において,[バージョン選択]カテゴリの[使用するコンパイラ・パッケージのバージョン]プロパティで[常にインストール済みの最新版]またはV1.02.00以上を選択した場合

-

[標準ライブラリを使用する]プロパティで[はい(V1.01互換)]を選択した場合

デフォルト

はい(-LIBrary=libc)

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい(-LIBrary=libc)

標準ライブラリ関数を使用します。

いいえ

標準ライブラリ関数を使用しません。

数学ライブラリ(倍精度)関数を使用する

数学ライブラリ(倍精度)関数を使用するかどうかを選択します。

[標準ライブラリ関数を使用する]プロパティで[いいえ]を選択した場合,本プロパティは[いいえ]となります。

rlinkコマンドの-LIBraryオプションに相当します。

なお,本プロパティは,以下の場合に表示します。

-

CC-RH V1.02.00未満をインストールした環境において,[バージョン選択]カテゴリの[使用するコンパイラ・パッケージのバージョン]プロパティで[常にインストール済みの最新版]またはV1.02.00未満を選択した場合

-

[標準ライブラリを使用する]プロパティで[はい]を選択した場合

 

または

-

CC-RH V1.02.00以上をインストールした環境において,[バージョン選択]カテゴリの[使用するコンパイラ・パッケージのバージョン]プロパティで[常にインストール済みの最新版]またはV1.02.00以上を選択した場合

-

[標準ライブラリを使用する]プロパティで[はい(V1.01互換)]を選択した場合

デフォルト

はい(-LIBrary=libm)

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい(-LIBrary=libm)

数学ライブラリ(倍精度)関数を使用します。

いいえ

数学ライブラリ(倍精度)関数を使用しません。

数学ライブラリ(単精度)関数を使用する

数学ライブラリ(単精度)関数を使用するかどうかを選択します。

[標準ライブラリ関数を使用する]プロパティで[いいえ]を選択した場合,本プロパティは[いいえ]となります。

rlinkコマンドの-LIBraryオプションに相当します。

なお,本プロパティは,以下の場合に表示します。

-

CC-RH V1.02.00未満をインストールした環境において,[バージョン選択]カテゴリの[使用するコンパイラ・パッケージのバージョン]プロパティで[常にインストール済みの最新版]またはV1.02.00未満を選択した場合

-

[標準ライブラリを使用する]プロパティで[はい]を選択した場合

 

または

-

CC-RH V1.02.00以上をインストールした環境において,[バージョン選択]カテゴリの[使用するコンパイラ・パッケージのバージョン]プロパティで[常にインストール済みの最新版]またはV1.02.00以上を選択した場合

-

[標準ライブラリを使用する]プロパティで[はい(V1.01互換)]を選択した場合

デフォルト

はい(-LIBrary=libmf)

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい(-LIBrary=libmf)

数学ライブラリ(単精度)関数を使用します。

いいえ

数学ライブラリ(単精度)関数を使用しません。

標準・数学ライブラリ関数を使用する

標準・数学ライブラリ関数を使用するかどうかを選択します。

rlinkコマンドの-LIBraryオプションに相当します。

なお,本プロパティは,以下の場合に表示します。

-

CC-RH V1.02.00以上をインストールした環境において,[バージョン選択]カテゴリの[使用するコンパイラ・パッケージのバージョン]プロパティで[常にインストール済みの最新版]またはV1.02.00以上を選択した場合

-

[標準ライブラリを使用する]プロパティで[はい]を選択した場合

デフォルト

はい

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい

標準・数学ライブラリ関数を使用します。

いいえ

標準・数学ライブラリ関数を使用しません。

非局所分岐関数を使用する

非局所分岐関数を使用するかどうかを選択します。

rlinkコマンドの-LIBraryオプションに相当します。

なお,本プロパティは,[標準ライブラリを使用する]プロパティで[いいえ]以外を選択した場合のみ表示します。

デフォルト

いいえ

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい(-LIBrary=libsetjmp)

非局所分岐関数を使用します。

いいえ

非局所分岐関数を使用しません。

(6)

[よく使うオプション(ヘキサ出力)]

ヘキサ出力時によく使うオプションに関する詳細情報の表示,および設定の変更を行います。

なお,本カテゴリは,ライブラリ用のプロジェクトの場合は表示しません。

ヘキサ・ファイルを出力する

ヘキサ・ファイルを出力するかどうかを選択します。

rlinkコマンドの-FOrmオプションに相当します。

デフォルト

はい

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい

ヘキサ・ファイルを出力します。

いいえ

ヘキサ・ファイルを出力しません。

ヘキサ・ファイル・フォーマット

出力するヘキサ・ファイルのフォーマットを選択します。

rlinkコマンドの-FOrmオプションに相当します。

なお,本プロパティは,[ヘキサ・ファイルを出力する]プロパティで[はい]を選択した場合のみ表示します。

デフォルト

モトローラ・Sタイプ・ファイル(-FOrm=Stype)

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

インテル拡張ヘキサ・ファイル(-FOrm=Hexadecimal)

インテル拡張ヘキサ・ファイルを出力します。

モトローラ・Sタイプ・ファイル(-FOrm=Stype)

モトローラ・Sタイプ・ファイルを出力します。

バイナリ・ファイル(-FOrm=Binary)

バイナリ・ファイルを出力します。

出力フォルダ

ヘキサ・ファイルの出力フォルダを指定します。

相対パスで指定した場合は,メイン・プロジェクト,またはサブプロジェクトのフォルダを基点とします。

絶対パスで指定した場合は,メイン・プロジェクト,またはサブプロジェクトのフォルダを基点とした相対パスに変換します(ドライブが異なる場合を除く)。

次のプレースホルダに対応しています。

%ActiveProjectDir% : アクティブ・プロジェクト・フォルダの絶対パスに置換します。

%ActiveProjectName% : アクティブ・プロジェクト名に置換します。

%BuildModeName% : ビルド・モード名に置換します。

%MainProjectDir% : メイン・プロジェクト・フォルダの絶対パスに置換します。

%MainProjectName% : メイン・プロジェクト名に置換します。

%MicomToolPath% : 本製品のインストール・フォルダの絶対パスに置換します。

%ProjectDir% : プロジェクト・フォルダの絶対パスに置換します。

%ProjectName% : プロジェクト名に置換します。

%TempDir% : テンポラリ・フォルダの絶対パスに置換します。

%WinDir% : Windowsシステム・フォルダの絶対パスに置換します。

空欄の場合は,プロジェクト・フォルダを指定したものとみなします。

rlinkコマンドの-OUtputオプションに相当します。

なお,本プロパティは,[ヘキサ・ファイルを出力する]プロパティで[はい]を選択した場合のみ表示します。

デフォルト

%BuildModeName%

変更方法

テキスト・ボックスによる直接入力,または[...]ボタンをクリックし,フォルダの参照 ダイアログによる編集

指定可能値

247文字までの文字列

出力ファイル名

ヘキサ・ファイル名を指定します。

拡張子を省略した場合は,[ヘキサ・ファイル・フォーマット]プロパティの選択に依存して,自動的に付加します。

[インテル拡張ヘキサ・ファイル(-FOrm=Hexadecimal)]を選択している場合:.hex

[モトローラ・Sタイプ・ファイル(-FOrm=Stype)]を選択している場合:.mot

[バイナリ・ファイル(-FOrm=Binary)]を選択している場合:.bin

次のプレースホルダに対応しています。

%ActiveProjectName% : アクティブ・プロジェクト名に置換します。

%MainProjectName% : メイン・プロジェクト名に置換します。

%ProjectName% : プロジェクト名に置換します。

rlinkコマンドの-OUtputオプションに相当します。

なお,本プロパティは,[ヘキサ・ファイルを出力する]プロパティで[はい]を選択した場合のみ表示します。

デフォルト

%ProjectName%.mot

変更方法

テキスト・ボックスによる直接入力

指定可能値

259文字までの文字列

分割出力ファイル

分割出力ファイルを指定します。

ファイル名=先頭アドレス-終了アドレス」,または「ファイル名=セクション名」の形式で1行に1つずつ指定します。

セクション名を複数指定する場合は,「ファイル名=セクション名:セクション名」のように,コロンで区切って指定します(例:file1.mot=sec1:sec2)。

アドレスは16進数で指定します(例:file2.mot=400-4ff)。

拡張子を省略した場合は,[ヘキサ・ファイル・フォーマット]プロパティの選択に依存して,自動的に付加します。

[インテル拡張ヘキサ・ファイル(-FOrm=Hexadecimal)]を選択している場合:.hex

[モトローラ・Sタイプ・ファイル(-FOrm=Stype)]を選択している場合:.mot

[バイナリ・ファイル(-FOrm=Binary)]を選択している場合:.bin

次のプレースホルダに対応しています。

%ActiveProjectDir% : アクティブ・プロジェクト・フォルダの絶対パスに置換します。

%ActiveProjectName% : アクティブ・プロジェクト名に置換します。

%BuildModeName% : ビルド・モード名に置換します。

%MainProjectDir% : メイン・プロジェクト・フォルダの絶対パスに置換します。

%MainProjectName% : メイン・プロジェクト名に置換します。

%MicomToolPath% : 本製品のインストール・フォルダの絶対パスに置換します。

%ProjectDir% : プロジェクト・フォルダの絶対パスに置換します。

%ProjectName% : プロジェクト名に置換します。

%TempDir% : テンポラリ・フォルダの絶対パスに置換します。

%WinDir% : Windowsシステム・フォルダの絶対パスに置換します。

rlinkコマンドの-OUtputオプションに相当します。

分割出力ファイル名はサブプロパティとして表示します。

なお,本プロパティは,[ヘキサ・ファイルを出力する]プロパティで[はい]を選択した場合のみ表示します。

デフォルト

分割出力ファイル[定義数]

変更方法

[...]ボタンをクリックし,テキスト編集 ダイアログによる編集

サブプロパティはテキスト・ボックスによる直接入力も可能

指定可能値

259文字までの文字列

65535個まで指定可能です。

(7)

[よく使うオプション(ライブラリ生成)]

ライブラリ生成時によく使うオプションに関する詳細情報の表示,および設定の変更を行います。

なお,本カテゴリは,ライブラリ用のプロジェクトの場合のみ表示します。

出力ファイル・フォーマット

出力ファイルのフォーマットを選択します。

rlinkコマンドの-FOrmオプションに相当します。

デフォルト

ユーザ・ライブラリ・ファイル(-FOrm=Library=U)

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

ユーザ・ライブラリ・ファイル(-FOrm=Library=U)

ユーザ・ライブラリ・ファイルを出力します。

システム・ライブラリ・ファイル(-FOrm=Library=S)

システム・ライブラリ・ファイルを出力します。

リロケータブル・ファイル(-FOrm=Relocate)

リロケータブル・ファイルを出力します。

出力フォルダ

出力フォルダを指定します。

次のプレースホルダに対応しています。

%ActiveProjectDir% : アクティブ・プロジェクト・フォルダの絶対パスに置換します。

%ActiveProjectName% : アクティブ・プロジェクト名に置換します。

%BuildModeName% : ビルド・モード名に置換します。

%MainProjectDir% : メイン・プロジェクト・フォルダの絶対パスに置換します。

%MainProjectName% : メイン・プロジェクト名に置換します。

%MicomToolPath% : 本製品のインストール・フォルダの絶対パスに置換します。

%ProjectDir% : プロジェクト・フォルダの絶対パスに置換します。

%ProjectName% : プロジェクト名に置換します。

%TempDir% : テンポラリ・フォルダの絶対パスに置換します。

%WinDir% : Windowsシステム・フォルダの絶対パスに置換します。

空欄の場合は,プロジェクト・フォルダを指定したものとみなします。

rlinkコマンドの-OUtputオプションに相当します。

デフォルト

%BuildModeName%

変更方法

テキスト・ボックスによる直接入力,または[...]ボタンをクリックし,フォルダの参照 ダイアログによる編集

指定可能値

247文字までの文字列

出力ファイル名

出力ファイル名を指定します。

拡張子を省略した場合は,[出力ファイル・フォーマット]プロパティの選択に依存して,自動的に付加します。

[ユーザ・ライブラリ・ファイル(-FOrm=Library=U)]を選択している場合:.lib

[システム・ライブラリ・ファイル(-FOrm=Library=S)]を選択している場合:.lib

[リロケータブル・ファイル(-FOrm=Relocate)]を選択している場合:.rel

次のプレースホルダに対応しています。

%ActiveProjectName% : アクティブ・プロジェクト名に置換します。

%MainProjectName% : メイン・プロジェクト名に置換します。

%ProjectName% : プロジェクト名に置換します。

rlinkコマンドの-OUtputオプションに相当します。

デフォルト

%ProjectName%.lib

変更方法

テキスト・ボックスによる直接入力

指定可能値

259文字までの文字列

標準ライブラリを使用する

コンパイラが提供する標準ライブラリを使用するかどうかを選択します。

rlinkコマンドの-LIBraryオプションに相当します。

なお,[はい(V1.01互換)]は,CC-RH V1.02.00以上をインストールした環境において,[バージョン選択]カテゴリの[使用するコンパイラ・パッケージのバージョン]プロパティで[常にインストール済みの最新版]またはV1.02.00以上を選択した場合に表示します。

デフォルト

いいえ

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい

標準ライブラリを使用します。

はい(V1.01互換)

CC-RH V1.01互換ライブラリを使用します。

いいえ

標準ライブラリを使用しません。

標準ライブラリ関数を使用する

標準ライブラリ関数を使用するかどうかを選択します。

[数学ライブラリ(倍精度)関数を使用する],または[数学ライブラリ(単精度)関数を使用する]プロパティで[はい]を選択した場合,本プロパティは[はい]となります。

rlinkコマンドの-LIBraryオプションに相当します。

なお,本プロパティは,以下の場合に表示します。

-

CC-RH V1.02.00未満をインストールした環境において,[バージョン選択]カテゴリの[使用するコンパイラ・パッケージのバージョン]プロパティで[常にインストール済みの最新版]またはV1.02.00未満を選択した場合

-

[標準ライブラリを使用する]プロパティで[はい]を選択した場合

 

または

-

CC-RH V1.02.00以上をインストールした環境において,[バージョン選択]カテゴリの[使用するコンパイラ・パッケージのバージョン]プロパティで[常にインストール済みの最新版]またはV1.02.00以上を選択した場合

-

[標準ライブラリを使用する]プロパティで[はい(V1.01互換)]を選択した場合

デフォルト

いいえ

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい(-LIBrary=libc)

標準ライブラリ関数を使用します。

いいえ

標準ライブラリ関数を使用しません。

数学ライブラリ(倍精度)関数を使用する

数学ライブラリ(倍精度)関数を使用するかどうかを選択します。

[標準ライブラリ関数を使用する]プロパティで[いいえ]を選択した場合,本プロパティは[いいえ]となります。

rlinkコマンドの-LIBraryオプションに相当します。

なお,本プロパティは,以下の場合に表示します。

-

CC-RH V1.02.00未満をインストールした環境において,[バージョン選択]カテゴリの[使用するコンパイラ・パッケージのバージョン]プロパティで[常にインストール済みの最新版]またはV1.02.00未満を選択した場合

-

[標準ライブラリを使用する]プロパティで[はい]を選択した場合

 

または

-

CC-RH V1.02.00以上をインストールした環境において,[バージョン選択]カテゴリの[使用するコンパイラ・パッケージのバージョン]プロパティで[常にインストール済みの最新版]またはV1.02.00以上を選択した場合

-

[標準ライブラリを使用する]プロパティで[はい(V1.01互換)]を選択した場合

デフォルト

いいえ

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい(-LIBrary=libmf)

数学ライブラリ(倍精度)関数を使用します。

いいえ

数学ライブラリ(倍精度)関数を使用しません。

数学ライブラリ(単精度)関数を使用する

数学ライブラリ(単精度)関数を使用するかどうかを選択します。

[標準ライブラリ関数を使用する]プロパティで[いいえ]を選択した場合,本プロパティは[いいえ]となります。

rlinkコマンドの-LIBraryオプションに相当します。

なお,本プロパティは,以下の場合に表示します。

-

CC-RH V1.02.00未満をインストールした環境において,[バージョン選択]カテゴリの[使用するコンパイラ・パッケージのバージョン]プロパティで[常にインストール済みの最新版]またはV1.02.00未満を選択した場合

-

[標準ライブラリを使用する]プロパティで[はい]を選択した場合

 

または

-

CC-RH V1.02.00以上をインストールした環境において,[バージョン選択]カテゴリの[使用するコンパイラ・パッケージのバージョン]プロパティで[常にインストール済みの最新版]またはV1.02.00以上を選択した場合

-

[標準ライブラリを使用する]プロパティで[はい(V1.01互換)]を選択した場合

デフォルト

いいえ

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい(-LIBrary=libmf)

数学ライブラリ(単精度)関数を使用します。

いいえ

数学ライブラリ(単精度)関数を使用しません。

標準・数学ライブラリ関数を使用する

標準・数学ライブラリ関数を使用するかどうかを選択します。

rlinkコマンドの-LIBraryオプションに相当します。

なお,本プロパティは,以下の場合に表示します。

-

CC-RH V1.02.00以上をインストールした環境において,[バージョン選択]カテゴリの[使用するコンパイラ・パッケージのバージョン]プロパティで[常にインストール済みの最新版]またはV1.02.00以上を選択した場合

-

[標準ライブラリを使用する]プロパティで[はい]を選択した場合

デフォルト

いいえ

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい

標準・数学ライブラリ関数を使用します。

いいえ

標準・数学ライブラリ関数を使用しません。

非局所分岐関数を使用する

非局所分岐関数を使用するかどうかを選択します。

rlinkコマンドの-LIBraryオプションに相当します。

なお,本プロパティは,[標準ライブラリを使用する]プロパティで[いいえ]以外を選択した場合のみ表示します。

デフォルト

いいえ

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい(-LIBrary=libsetjmp)

非局所分岐関数を使用します。

いいえ

非局所分岐関数を使用しません。

(8)

[デバイス]

デバイスに関する詳細情報の表示,および設定の変更を行います。

リセット・ベクタ・アドレス

デバイスのリセット・ベクタ・アドレスです。

マイクロコントローラ・ノードに同名のプロパティがある場合,その値と同期します。

リセット・ベクタ・アドレスについては,デバイスのユーザーズ・マニュアルを参照してください。

この内容はすべてのビルド・モードで共通です。

なお,本プロパティは,以下の場合に表示します。

-

ライブラリ用のプロジェクト以外の場合

-

デバイスがPE1を持っている場合,またはシングルコアの場合

デフォルト

ターゲット・デバイス固有の値

変更方法

テキスト・ボックスによる直接入力

指定可能値

0〜FFFFFFFF(0xなしの16進数)

PEnのリセット・ベクタ・アドレス

PEnのリセット・ベクタ・アドレスです(n:コア番号)。

マイクロコントローラ・ノードに同名のプロパティがある場合,その値と同期します。

リセット・ベクタ・アドレスについては,デバイスのユーザーズ・マニュアルを参照してください。

この内容はすべてのビルド・モードで共通です。

なお,本プロパティは,以下の場合に表示します。

-

ライブラリ用のプロジェクト以外の場合

-

デバイスがPEnを持っている場合

デフォルト

ターゲット・デバイス固有の値

変更方法

テキスト・ボックスによる直接入力

指定可能値

0〜FFFFFFFF(0xなしの16進数)

(9)

[PIC/PID]

PIC/PIDに関する詳細情報の表示,および設定の変更を行います。

PICおよびPIROD機能を有効にする

PIC(位置独立コード),およびPIROD(位置独立定数データ)機能を有効にするかどうかを選択します。

PIC機能では,関数のデフォルトの配置先セクションを.pctextに変更します。PIROD機能では,定数データのデフォルトの配置先セクションを.pcconst32に変更します。

[はい(-pic -pirod)]を選択すると,それらのセクションへPC相対でアクセスするため,リンク後に対象のセクションを任意のアドレスへ配置することができます。

ccrhコマンドの-picオプション,および-pirodオプションに相当します。

なお,本プロパティは,CC-RH V1.07.00以上をインストールした環境において,[バージョン選択]カテゴリの[使用するコンパイラ・パッケージのバージョン]プロパティで[常にインストール済みの最新版]またはV1.07.00以上を選択した場合に表示します。

デフォルト

いいえ

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい(-pic -pirod)

PIC,およびPIROD機能を有効にします。

いいえ

PIC,およびPIROD機能を無効にします。

PID機能を有効にする

PID(位置独立データ)機能を有効にするかどうかを選択します。

PID機能では,初期値ありデータのデフォルトの配置先セクションを.sdata32に,初期値なしデータのデフォルトの配置先セクションを.sbss32に変更します。

[はい(-pid)]を選択すると,対象セクションへのすべてのアクセスをGP相対,またはEP相対で行うため,リンク後に対象のセクションを任意のアドレスへ配置することができます。

ccrhコマンドの-pidオプションに相当します。

なお,本プロパティは,CC-RH V1.07.00以上をインストールした環境において,[バージョン選択]カテゴリの[使用するコンパイラ・パッケージのバージョン]プロパティで[常にインストール済みの最新版]またはV1.07.00以上を選択した場合に表示します。

デフォルト

いいえ

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい(-pid)

PID機能を有効にします。

いいえ

PID機能を無効にします。

r4レジスタの用途

r4レジスタの用途を選択します。

ccrhコマンドの-r4オプションに相当します。

なお,本プロパティは,以下の場合に表示します。

-

CC-RH V1.07.00以上をインストールした環境において,[バージョン選択]カテゴリの[使用するコンパイラ・パッケージのバージョン]プロパティで[常にインストール済みの最新版]またはV1.07.00以上を選択した場合

-

[PID機能を有効にする]プロパティで[いいえ]を選択した場合

デフォルト

GP相対のベースレジスタ(なし)

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

GP相対のベースレジスタ(なし)

r4レジスタをGP相対のベースレジスタとして使用します。

使用しない(-r4=none)

r4レジスタを特定の用途として使用しません。

(10)

[レジスタ・モード]

レジスタ・モードに関する詳細情報の表示,および設定の変更を行います。

レジスタ・モード

ソフトウエア・レジスタ・バンク機能のレジスタ・モード(コンパイラが使用するレジスタの本数)を選択します。

ccrhコマンドの-Xreg_modeオプションに相当します。

デフォルト

32レジスタ・モード(なし)

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

32レジスタ・モード(なし)

レジスタ・モードを32とします。

22レジスタ・モード(-Xreg_mode=22)

レジスタ・モードを22とします。

汎用レジスタ・モード(-Xreg_mode=common)

レジスタ・モードを22とします。

レジスタ・モードに依存しないオブジェクト・ファイルを生成するために使用します。

r2レジスタを予約する

r2レジスタを予約するかどうかを選択します。

ccrhコマンドの-Xreserve_r2オプションに相当します。

デフォルト

いいえ

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい(-Xreserve_r2)

r2レジスタを予約し,コンパイラではr2レジスタを使用しないコードを生成します。

いいえ

r2レジスタの予約を行わずに,コンパイラで使用します。

epレジスタの扱い

epレジスタの扱い方を選択します。

プロジェクト内の#pragma section指令において,以下の属性指定文字を使用した場合は,[プロジェクト全体で固定する(-Xep=fix)]を選択してください。

ep_auto,ep_disp4,ep_disp5,ep_disp7,ep_disp8,ep_disp16,ep_disp23

なお,[コンパイル・オプション]タブ[最適化(詳細)]カテゴリの[外部変数アクセス最適化を行う]プロパティで[はい]を選択した場合は[callee-saveとして扱う(なし)]のみ表示します。

ccrhコマンドの-Xepオプションに相当します。

デフォルト

callee-saveとして扱う(なし)

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

callee-saveとして扱う(なし)

epレジスタを関数呼び出し前後で値を保証するレジスタとして扱います。

プロジェクト全体で固定する(-Xep=fix)

epレジスタの値をプロジェクト全体で固定します。

CC-RHが提供しているレジスタ・モードを以下に示します。

レジスタ・モード

作業用レジスタ

レジスタ変数用レジスタ

common

r10〜r14

r25〜r29

22レジスタ・モード

r10〜r14

r25〜r29

32レジスタ・モード

r10〜r19

r20〜r29

(11)

[エラー出力]

エラー出力に関する詳細情報の表示,および設定の変更を行います。

エラー・メッセージ・ファイルをマージする

エラー・メッセージ・ファイルをマージするかどうかを選択します。

ccrhコマンドの-Xerror_fileオプションに相当します。

なお,本プロパティの選択にかかわらず,エラー・メッセージは出力 パネルに表示します。

デフォルト

いいえ

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい(-Xerror_file)

エラー・メッセージ・ファイルをマージします。

いいえ

エラー・メッセージ・ファイルをマージしません。

エラー・メッセージ・マージ・ファイル出力フォルダ

エラー・メッセージ・マージ・ファイルの出力先フォルダを指定します。

相対パスで指定した場合は,メイン・プロジェクト,またはサブプロジェクトのフォルダを基点とします。

絶対パスで指定した場合は,メイン・プロジェクト,またはサブプロジェクトのフォルダを基点とした相対パスに変換します(ドライブが異なる場合を除く)。

次のプレースホルダに対応しています。

%BuildModeName% : ビルド・モード名に置換します。

空欄の場合は,プロジェクト・フォルダを指定したものとみなします。

ccrhコマンドの-Xerror_fileオプションに相当します。

なお,本プロパティは,[エラー・メッセージ・ファイルをマージする]プロパティで[はい(-Xerror_file)]を選択した場合のみ表示します。

デフォルト

%BuildModeName%

変更方法

テキスト・ボックスによる直接入力,または[...]ボタンをクリックし,フォルダの参照 ダイアログによる編集

指定可能値

247文字までの文字列

エラー・メッセージ・マージ・ファイル名

エラー・メッセージ・マージ・ファイルの名前を指定します。

拡張子は自由に指定可能です。

次のプレースホルダに対応しています。

%ActiveProjectName% : アクティブ・プロジェクト名に置換します。

%MainProjectName% : メイン・プロジェクト名に置換します。

%ProjectName% : プロジェクト名に置換します。

空欄の場合は,%ProjectName%.errを指定したものとみなします。

ccrhコマンドの-Xerror_fileオプションに相当します。

なお,本プロパティは,[エラー・メッセージ・ファイルをマージする]プロパティで[はい(-Xerror_file)]を選択した場合のみ表示します。

デフォルト

%ProjectName%.err

変更方法

テキスト・ボックスによる直接入力

指定可能値

259文字までの文字列

(12)

[警告メッセージ]

警告メッセージに関する詳細情報の表示,および設定の変更を行います。

表示させない警告メッセージ

表示させない警告メッセージの番号を指定します。

複数指定する場合は,メッセージ番号をカンマで区切って指定します(例:02042,02107)。

また,ハイフンを使用して,区間設定を行うこともできます(例:02222-02554,02699-02782)。

ccrhコマンドの-Xno_warningオプションに相当します。

デフォルト

空欄

変更方法

テキスト・ボックスによる直接入力,または[...]ボタンをクリックし,文字列入力 ダイアログによる編集

指定可能値

2048文字までの文字列

(13)

[ビルド方法]

ビルド方法に関する詳細情報の表示,および設定の変更を行います。

一括ビルドを行う

複数のファイルを同時にコンパイル/アセンブルするかどうかを選択します。

ただし,個別オプションを設定しているファイル,およびビルド前実行の対象となっているファイルは,一括ビルドの対象から除きます。

一括ビルドについての詳細は,「2.2.1 一括ビルドを行う」を参照してください。

デフォルト

はい

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい

複数のファイルを同時にコンパイル/アセンブルします。

いいえ

ファイル単位でコンパイル/アセンブルを行います。

パラレル・ビルドを行う

パラレル・ビルド機能を有効にするかどうかを選択します。

パラレル・ビルド機能により,CS+はコンピュータが搭載しているすべてのプロセッサを使用してパラレルに複数のソース・ファイルをコンパイル/アセンブルします。これにより,より速くコンパイル/アセンブルすることができます。

さらに,プロジェクト間のパラレル・ビルドは,[ツール]メニュー→[オプション]を選択し,オプション ダイアログの[全般 - ビルド]カテゴリにて設定することができます。

パラレル・ビルドの詳細については,「2.2.2 パラレル・ビルド(並列ビルド)を行う」を参照してください。

デフォルト

いいえ

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

はい

パラレル・ビルドを有効にします。

いいえ

パラレル・ビルドを無効にします。

インクルード・ファイルが見つからないソースの扱い

ソース・ファイルがインクルードしているファイルが標準,および追加のインクルード・パスで見つからない場合,そのソース・ファイルを再コンパイル/アセンブルするかどうかを選択します。

デフォルト

再コンパイル/アセンブルする

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

再コンパイル/アセンブルする

インクルード・ファイルが見つからない場合,ソース・ファイルを再コンパイル/アセンブルします。

再コンパイル/アセンブルしない

インクルード・ファイルが見つからない場合でも,ソース・ファイル再コンパイル/アセンブルしません。

(14)

[バージョン選択]

ビルド・ツールのバージョン選択に関する詳細情報の表示,および設定の変更を行います。

使用するコンパイラ・パッケージのインストール・フォルダ

使用するコンパイラ・パッケージをインストールしているフォルダを表示します。

デフォルト

インストール・フォルダ名

変更方法

変更不可

使用するコンパイラ・パッケージのバージョン

使用するコンパイラ・パッケージのバージョンを選択します。

この設定はすべてのビルド・モードで共通です。

デフォルト

常にインストール済みの最新版

変更方法

ドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

常にインストール済みの最新版

インストールしているコンパイラ・パッケージの内,最新バージョンを使用します。

インストールしているコンパイラ・パッケージのバージョン

選択したバージョンのコンパイラ・パッケージを使用します。

インストール済みのコンパイラ・パッケージの最新バージョン

[使用するコンパイラ・パッケージのバージョン]プロパティで[常にインストール済みの最新版]を選択した場合に使用するコンパイラ・パッケージのバージョンを表示します。

この設定はすべてのビルド・モードで共通です。

なお,本プロパティは,[使用するコンパイラ・パッケージのバージョン]プロパティで[常にインストール済みの最新版]を選択した場合のみ表示します。

デフォルト

インストールしているコンパイラ・パッケージの最新バージョン

変更方法

変更不可

(15)

[記録]

記録に関する詳細情報の表示,および設定の変更を行います。

メモ

このビルド・ツールにメモを追加します。

1行に1項目ずつ指定します。

この設定はすべてのビルド・モードで共通です。

追加したメモはサブプロパティとして表示します。

デフォルト

メモ[項目数]

変更方法

[...]ボタンをクリックし,テキスト編集 ダイアログによる編集

サブプロパティはテキスト・ボックスによる直接入力も可能

指定可能値

256文字までの文字列

256個まで指定可能です。

(16)

[その他]

ビルド・ツールに関するその他の詳細情報の表示,および設定の変更を行います。

出力メッセージ・フォーマット

ビルド中のメッセージのフォーマットを指定します。

対象となるのは,使用するビルド・ツール,およびプラグインによって追加されたコマンドの出力メッセージです。

[ビルド前に実行するコマンド]プロパティ,および[ビルド後に実行するコマンド]プロパティなどで指定したコマンドの出力メッセージは対象外です。

次のプレースホルダに対応しています。

%Program% : 実行中のプログラム名に置換します。

%Options% : ビルド実行時のコマンド・ライン・オプションに置換します。

%TargetFiles% : コンパイル/アセンブル中のファイル名,またはリンク後の出力ファイル名に置換します。

空欄の場合は,%Program% %Options%を自動的に設定します。

デフォルト

%TargetFiles%

変更方法

テキスト・ボックスによる直接入力(256文字までの文字列),またはドロップダウン・リストによる選択

指定可能値

%TargetFiles%

出力メッセージにファイル名を表示します。

%TargetFiles%: %Options%

出力メッセージにファイル名とコマンド・ライン・オプションを表示します。

%Program% %Options%

出力メッセージにプログラム名とコマンド・ライン・オプションを表示します。

ビルド・オプション一覧表示フォーマット

ビルド・オプション一覧の表示フォーマットを指定します。

対象となるのは,使用するビルド・ツール,およびプラグインによって追加されたコマンドのオプションです。

[ビルド前に実行するコマンド]プロパティ,および[ビルド後に実行するコマンド]プロパティなどで指定したコマンドのオプションは対象外です。

次のプレースホルダに対応しています。

%Program% : 実行中のプログラム名に置換します。

%Options% : ビルド時のコマンド・ライン・オプションに置換します。

%TargetFiles% : コンパイル/アセンブル中のファイル名,またはリンク後の出力ファイル名に置換します。

空欄の場合は,%TargetFiles% : %Program% %Options%を自動的に設定します。

デフォルト

%TargetFiles% : %Program% %Options%

変更方法

テキスト・ボックスによる直接入力,または[...]ボタンをクリックし,文字列入力 ダイアログによる編集

指定可能値

256文字までの文字列

ビルド前に実行するコマンド

ビルド処理前に実行するコマンドを指定します。

バッチファイルを指定する場合は,call命令を使用してください(例:call a.bat)。

次のプレースホルダに対応しています。

%ActiveProjectDir% : アクティブ・プロジェクト・フォルダの絶対パスに置換します。

%ActiveProjectName% : アクティブ・プロジェクト名に置換します。

%BuildModeName% : ビルド・モード名に置換します。

%MainProjectDir% : メイン・プロジェクト・フォルダの絶対パスに置換します。

%MainProjectName% : メイン・プロジェクト名に置換します。

%MicomToolPath% : 本製品のインストール・フォルダの絶対パスに置換します。

%OutputDir% : 出力フォルダの絶対パスに置換します。

%OutputFile% : 出力ファイルの絶対パスに置換します。

%ProjectDir% : プロジェクト・フォルダの絶対パスに置換します。

%ProjectName% : プロジェクト名に置換します。

%TempDir% : テンポラリ・フォルダの絶対パスに置換します。

%WinDir% : Windowsシステム・フォルダの絶対パスに置換します。

先頭行に“#!python”と記述すると,2行目から最終行までの内容をPythonコンソールのスクリプトと判断し,ビルド処理前にPythonコンソールで実行します。

なお,スクリプト中にはプレースホルダの記述も可能です。

指定したコマンドはサブプロパティとして表示します。

デフォルト

ビルド前に実行するコマンド[定義数]

変更方法

[...]ボタンをクリックし,テキスト編集 ダイアログによる編集

サブプロパティはテキスト・ボックスによる直接入力も可能

指定可能値

1023文字までの文字列

64個まで指定可能です。

ビルド後に実行するコマンド

ビルド処理後に実行するコマンドを指定します。

バッチファイルを指定する場合は,call命令を使用してください(例:call a.bat)。

次のプレースホルダに対応しています。

%ActiveProjectDir% : アクティブ・プロジェクト・フォルダの絶対パスに置換します。

%ActiveProjectName% : アクティブ・プロジェクト名に置換します。

%BuildModeName% : ビルド・モード名に置換します。

%MainProjectDir% : メイン・プロジェクト・フォルダの絶対パスに置換します。

%MainProjectName% : メイン・プロジェクト名に置換します。

%MicomToolPath% : 本製品のインストール・フォルダの絶対パスに置換します。

%OutputDir% : 出力フォルダの絶対パスに置換します。

%OutputFile% : 出力ファイルの絶対パスに置換します。

%ProjectDir% : プロジェクト・フォルダの絶対パスに置換します。

%ProjectName% : プロジェクト名に置換します。

%TempDir% : テンポラリ・フォルダの絶対パスに置換します。

%WinDir% : Windowsシステム・フォルダの絶対パスに置換します。

先頭行に“#!python”と記述すると,2行目から最終行までの内容をPythonコンソールのスクリプトと判断し,ビルド処理後にPythonコンソールで実行します。

なお,スクリプト中にはプレースホルダの記述も可能です。

指定したコマンドはサブプロパティとして表示します。

デフォルト

ビルド後に実行するコマンド[定義数]

変更方法

[...]ボタンをクリックし,テキスト編集 ダイアログによる編集

サブプロパティはテキスト・ボックスによる直接入力も可能

指定可能値

1023文字までの文字列

64個まで指定可能です。

その他の追加オプション

その他に追加するオプションを入力します。

なお,ここで設定したオプションは,ccrhのオプション群の最後に付加します。

デフォルト

空欄

変更方法

テキスト・ボックスによる直接入力,または[...]ボタンをクリックし,文字列入力 ダイアログによる編集

指定可能値

259文字までの文字列