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 act_tsk
 iact_tsk
 
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 ER      act_tsk ( ID tskid );
 ER      iact_tsk ( ID tskid );
 tskidで指定されたタスクをDORMANT状態からREADY状態へと遷移させたのち,初期優先度のレディ・キューの最後尾にキューイングします。これにより,対象タスクは,RI600V4のスケジューリング対象となります。また,このとき以下に示す処理が行われます。
 
 ただし,本サービス・コールを発行した際,対象タスクがDORMANT状態以外の場合には,対象タスクのキューイング処理,および,状態操作処理は行わず,対象タスクに起動要求をキューイング(起動要求カウンタに1を加算)しています。
 
 備考1	 RI600V4が管理する起動要求カウンタは,8ビット幅で構成されています。このため,本サービス・コールでは,起動要求数が255回を超える場合には,起動要求の発行(起動要求カウンタの加算処理)は行わず,戻り値としてE_QOVRを返します。
 
 備考2	 本サービス・コールの発行により起動されたタスクには,拡張情報として“
タスク情報(task[])で指定した拡張情報”が渡されます。
 
 
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 -	 CPUロック状態から本サービス・コールを発行した。
 
 -	 「PSW.IPL > カーネル割り込みマスクレベル」の状態から本サービス・コールを発行した。
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