ルネサス
-Xno_warning
指定した警告メッセージの出力を抑止します。
[指定形式]
-Xno_warning={num|num1-num2}[, {num|num1-num2}]...
-
省略時解釈
すべての警告メッセージを出力します。
[詳細説明]
num,num1,num2には,メッセージ番号を指定します。 存在しないメッセージ番号を指定した場合は,無視します。
num,またはnum1,およびnum2を省略した場合は,エラーとなります。
num1-num2の形式で指定すると,その範囲に含まれるメッセージ番号を指定したものとみなします。
本オプションを複数指定した場合は,すべての指定が有効になります。
本オプションで指定するメッセージ番号は,Wに続く7桁の数字のうち,下位5桁です。 メッセージ番号については,「10. メッセージ」を参照してください。
-change_messageオプションでエラーに変更したメッセージは,本オプションの制御の対象外になります。
本オプションが対象とするメッセージ番号は次の通りです。
W0520000〜W0559999 【V1.06.00以前】
W0510000〜W0559999 【V1.07.00以降】
[使用例]
警告メッセージW0520111の出力を抑止します。
>ccrh -Xno_warning=20111 -Xcommon=rh850 main.c