ルネサス
上記のほか,プログラムの実行が停止する原因(ブレーク要因)には次のものがあります。
なお,ブレーク要因は,プログラム停止時に,メイン・ウインドウのステータスバーのステータス・メッセージ,出力 パネル,またはトレース パネル【シミュレータ】で確認することができます。
表 2.7
その他のブレーク要因
要因
デバッグ・ツール
Full-spec emulator
E1/E20
E2
シミュレータ
トレース・メモリを使い切った注1
○
ノン・マップ領域へのアクセス
−
書き込み禁止領域への書き込み
テンポラリ・ブレーク注2の発生
ステップ実行回数オーバ
リレーブレーク注3の発生
E2拡張機能
記録メモリを使い切った
ソフトウェア・トレースのLPD出力で記録メモリを使い切った
注 1.
プロパティ パネルの[デバッグ・ツール設定]タブ上の[トレース]カテゴリ内[トレース・メモリを使い切った後の動作]プロパティの設定に依存
注 2.
CS+内部でのみ使用するブレーク(ユーザは使用不可)
注 3.
マルチコア対応版における同期実行/同期ブレークのためのブレーク