[タイマ・キュー]タブ

RI78V4のタイマ・キュー情報(オブジェクト・タイプ,オブジェクト数など)を表示します。

図A―23  [タイマ・キュー]タブ



ここでは,次の項目について説明します。

- [オープン方法]

- [各エリアの説明]

- [コンテキスト・メニュー]

[オープン方法]

- [デバッグ]メニュー→[デバッグ・ツールへダウンロード]を選択

- [表示]メニュー→[リアルタイムOS]→[リソース情報]を選択

[各エリアの説明]

(1) 情報表示エリア

(a) 第1階層

RI78V4のタイマ・キュー情報(オブジェクト・タイプ,オブジェクト数など)を表示します。

なお,本エリアは,以下に示した項目から構成されています。

オブジェクト・タイプ

タイマ・キューの現在状態を示すアイコン,およびオブジェクトの種別を以下の形式で表示します。

アイコン 種別

【タイマ・キューの現在状態】

キューイングされているタスクあり

キューイングされているタスクなし

キューイングされている周期ハンドラあり

キューイングされている周期ハンドラなし

【オブジェクトの種別】

Task

タスク

Cyclic Handler

周期ハンドラ

オブジェクト数

キューイングされているオブジェクト(タスク,または周期ハンドラ)の総数を表示します。



(b) 第2階層

- 待ちタスク情報

タイマ・キューにタスクがキューイングされている場合に限り,待ちタスク情報(タスク名,IDなど)を表示します。

なお,待ちタスク情報についての詳細は,[タスク]タブを参照してください。

図A―24  [タイマ・キュー]タブ(待ちタスク情報)



備考1.  待ちタスク情報(タスク名,ID,状態,待ち要因,待ちデータ,残り時間,割り込み,現在の優先度,タスク起動アドレス,現在のPC)の各セルをダブルクリックした際には,タスクのソース・ファイルをエディタ パネルに表示し,該当部にキャレットを移動します。

2.  待ちタスク情報(現在のタスクSP)のセルをダブルクリックした際には,タスク・スタックの内容をメモリ パネルに表示し,該当部にキャレットを移動します。

- 周期ハンドラ情報

タイマ・キューに周期ハンドラがキューイングされている場合に限り,周期ハンドラ情報(周期ハンドラ名,IDなど)を表示します。

なお,周期ハンドラ情報についての詳細は,[周期ハンドラ]タブを参照してください。

図A―25  [タイマ・キュー]タブ(周期ハンドラ情報)



備考  周期ハンドラ情報(周期ハンドラ名,IDなど)の各セルをダブルクリックした際には,周期ハンドラのソース・ファイルをエディタ パネルに表示し,該当部にキャレットを移動します。

[コンテキスト・メニュー]

マウスを右クリックすることにより表示されるコンテキスト・メニューは,クリックする部位により以下のように異なります。

(1) ヘッダ行

表示

表示有無を選択するためのカスケード・メニューを表示します。

選択項目名

選択項目として,以下を表示します。

オブジェクト・タイプ,オブジェクト数

チェック状態

該当項目を表示します。

非チェック状態

該当項目を表示しません。

表記

表記進数を選択するためのカスケード・メニューを表示します。

選択項目名

選択項目として,以下を表示します。

オブジェクト数

10進数

該当項目を10進数で表示します。

16進数

該当項目を16進数で表示します。



(2) フッタ行

表示項目のリセット

表示状態(表示有無,表記進数,表示順序,表示幅など)を初期状態に戻します。