アクセスブレークの解除

アクセスブレークの解除

先ほど設定したアクセスブレークの解除を行います。

まず、イベントという機能を説明します。イベントとは、フェッチ、リード、ライトなどマイコンの動作を指しています。そして、イベントはブレーク、トレース等の各デバッグ機能のアクショントリガとして利用できます。先ほどのアクセスブレークは、wait(ある特定の番地)に0x80000が書き込まれたら(ライトされたら)ブレークするというイベントでした。

メニューの[表示]から[イベント]を選択してください。

イベントパネルが表示されるので[ハードウエアブレーク0001]を選択してください。

削除ボタンを左クリックしてください。アクセスブレークの解除ができます。

イベントパネルから[ハードウエアブレーク0001]が削除されたことを確認してください。

 

ワンポイントアドバイス

アクセスブレークについて

アクセスブレークは変数がある値になったときにブレークできますが、ひとつの使い方として、「この変数がこのような値になるはずがない」といったバグに直面したとき、変数が想定外の数値になった場所を特定するのに役立ちます。