ソース・コンバート設定 ダイアログ【CC-RL】


流用/変換元のプロジェクトのソース・ファイルを,作成するプロジェクトのビルド・ツール用にコンバートする際の設定を行います。

注意

本ダイアログは,流用/変換元のプロジェクトのビルド・ツールがCA78K0RまたはCA78K0,作成するプロジェクトのビルド・ツールがCC-RLの場合のみ表示します。

図 A.5

ソース・コンバート設定 ダイアログ

 

ここでは,以下の項目について説明します。

[オープン方法]

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プロジェクト作成 ダイアログにおいて,流用元のプロジェクトのビルド・ツールにCA78K0RまたはCA78K0,作成するプロジェクトのビルド・ツールにCC-RLを設定し,[作成]ボタンをクリック
この方法でオープンする場合,本ダイアログ説明の「流用/変換元」を「流用元」と読み替えてください。

注意

プロジェクト作成 ダイアログにおいて,[プロジェクト・フォルダ以下の構成ファイルをコピーして流用する]をチェックしている場合は,本ダイアログをオープンすることはできません。

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PM+のCA78K0RまたはCA78K0のプロジェクトからのプロジェクト変換で,プロジェクト変換設定 ダイアログにおいて,作成するプロジェクトのビルド・ツールにCC-RLを設定し,[OK]ボタンをクリック
この方法でオープンする場合,本ダイアログ説明の「流用/変換元」を「変換元」と読み替えてください。

[各エリアの説明]

(1)

ソース・コンバート実行選択エリア

プロジェクト作成時に,ソース・コンバートを実行するかどうかを選択します。

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[はい]を選択した場合 : ソース・コンバートを実行します。

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[いいえ]を選択した場合 : ソース・コンバートを実行しません。

(2)

[流用元プロジェクトのバックアップ]エリア

流用/変換元のプロジェクトのバックアップに関する設定を行います。

(a)

[コンバート前のプロジェクト構成ファイルをまとめてバックアップする]

ソース・コンバート前のプロジェクト・フォルダとプロジェクト・ツリーに登録されたプロジェクト・フォルダ外のソース・ファイルをバックアップとして保存する場合,このチェック・ボックスを選択します。

注意

本ダイアログがプロジェクト変換設定 ダイアログから表示された場合で,プロジェクト変換設定 ダイアログで[作成場所]に変換元プロジェクトと異なる新しいフォルダを指定した場合,バックアップ対象に変換元のプロジェクト・ファイル(MCU Simulator Online,e2 studio,High-performance Embedded Workshop,またはPM+のプロジェクト・ファイル)は含まれません。

(b)

[場所]

流用/変換元のプロジェクトのソース・ファイル,およびプロジェクト一式の保存先を指定します。

絶対パスで直接入力,または[参照...]ボタンをクリックし,フォルダの参照 ダイアログにおいて選択します。

デフォルトでは,“作成中のプロジェクトのプロジェクト・フォルダ_backup”を表示します。すでに同名のフォルダが存在する場合は,フォルダ名に数字(2,3,…,100)が付加されます。

なお,この項目は,[コンバート前のプロジェクト構成ファイルをまとめてバックアップする]をチェックしている場合のみ有効となります。

(c)

ボタン

参照...

フォルダの参照 ダイアログをオープンします。

フォルダを選択すると,テキスト・ボックスにパスを表示します。

備考 1.

[場所]で指定可能な文字数は,247文字までです。入力内容が正しくない場合,以下のメッセージがツールチップ表示されます。

メッセージ

説明

フォルダ名が長すぎます。247文字以内にしてください。

フォルダ名が247文字を越えています。

フォルダ名が不正です。文字(:, *, ?, ", <, >, |)は使用できません。

不正なパスを含むフォルダ名が指定されました。ファイル名,およびフォルダ名に文字(:, *, ?, ", <, >, |)は使用できません。

流用元プロジェクト・フォルダ以下のフォルダは指定できません。

流用/変換元プロジェクト・フォルダ以下のフォルダが指定されました。

備考 2.

パス名を表示しきれない場合は, が表示されます。 にマウス・カーソルをあわせると,絶対パスをポップアップ表示します。

[機能ボタン]

ボタン

機能

OK

本ダイアログをクローズし,設定した条件でプロジェクトを変換します。

キャンセル

設定した条件を破棄し,本ダイアログをクローズします。

ヘルプ

本ダイアログのヘルプを表示します。