2.8.3 他の処理と平行してビルドを実行する

以下のタイミングでビルドを自動で開始する機能があります(以降,“ラピッド・ビルド”と呼びます)。

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プロジェクトに追加しているCソース・ファイル,アセンブリ・ソース・ファイル,シンボル・アドレス・ファイル,ヘッダ・ファイル,オブジェクト・ファイル,リロケータブル・ファイル,およびライブラリ・ファイルを更新したとき

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プロジェクトにビルド対象ファイルを追加,または削除したとき

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オブジェクト・ファイル,およびライブラリ・ファイルのリンク順を変更したとき

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ビルド・ツール,およびビルド対象ファイルのプロパティを変更したとき

 

ラピッド・ビルドを有効にすることにより,上記の操作と平行してビルドを行うことができます。

ラピッド・ビルドの有効/無効は,[ビルド]メニュー→[ラピッド・ビルド]の選択により,切り替えます。デフォルトでは,有効となっています。

図 2.87

[ラピッド・ビルド]項目

備考 1.

ソース・ファイル編集後,[Ctrl]+[S]キーの押下により,こまめに上書き保存することを推奨します。

備考 2.

ラピッド・ビルドの有効/無効は,プロジェクト全体(メイン・プロジェクト,およびサブプロジェクト)に対して設定します。

備考 3.

ラピッド・ビルドの実行中に,ラピッド・ビルドを無効に切り替えた場合は,その場でラピッド・ビルドの実行を中止します。

注意

この機能は,オプション ダイアログ[全般 - ビルド]カテゴリの[登録されたファイルの変更を監視する]をチェックした場合,外部テキスト・エディタでも有効となります。