Everything
2.20 イベントの管理

イベントとは,“アドレス0x1000番地をフェッチした”,“アドレス0x2000番地にデータを書き込んだ”などのデバッグにおけるマイコンの特定の状態を指します。

CS+では,このイベントを任意の箇所でのブレーク,トレース動作の開始/終了,タイマ計測の開始/終了などのデバッグ機能のアクション・トリガとして利用します。

この節では,これらのイベントを管理する方法について説明します。

イベントは,一括して次のイベント パネルで管理されます。

[表示]メニュー→[イベント]を選択してください。

イベント パネルでは,現在設定されているイベントの詳細情報を一覧で確認することができ,各イベントの削除,設定状態(有効/無効)の切り替えを行うことができます。

なお,各エリアの見方,および機能についての詳細は,イベント パネルの項を参照してください。

図 2.92

設定したイベントの表示(イベント パネル)

備考 1.

マルチコア対応版を対象とした“イベントの発生”については,「2.10 コア(PE)の選択」も参照してください。

備考 2.

各種イベントの設定方法についての詳細は,次を参照してください。