2.11.3.3
関数内でリターンが完了するまで実行する（
リターン・アウト実行）
現在の関数から，呼び出し元関数に戻った箇所で停止するステップ実行します。
ある関数内において確認が必要なソース行／命令の実行が終了した際などに，この命令によるステップ実行を行うと，残りの関数内の命令をステップ実行せずに呼び出し元の関数に戻ることができます。
操作は，デバッグ・ツールバーの
ボタンをクリックします。
注意 1. | main関数内でのリターン・アウト実行は，スタートアップ・ルーチン内でブレークします。 |
注意 2. | 関数にステップ・インした直後にリターン・アウト実行はできません。 |
注意 3. | 関数のプロローグ／エピローグ処理中からリターン・アウト実行はできません。 |
注意 4. | longjmp関数の呼び出し元関数内でリターン・アウト実行すると，ブレークしないことがあります。 |
注意 5. | 再帰関数からリターン・アウト実行を行うと，フリーラン状態となります。 |