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-dbl_size


double型とlong double型の解釈を変更します。

[指定形式]

-dbl_size={4|8}

 

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省略時解釈

double型,およびlong double型を共に単精度浮動小数点型として扱います(-dbl_size=4オプションの指定と同じです)。

[詳細説明]

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double型とlong double型の解釈を変更します。

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パラメータに4を指定した場合,double型,およびlong double型を単精度浮動小数点型として扱います。

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パラメータに8を指定した場合,double型,およびlong double型を倍精度浮動小数点型として扱います。

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パラメータに4,8を指定しない場合は,エラーとなります。

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-cpu=S1オプションと-dbl_size=8オプションを同時に指定した場合は,エラーとなります。

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-cpu=S2オプションと-dbl_size=8オプションを同時に指定した場合は,エラーとなります。

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-dbl_size=4オプション指定時にdouble型用の標準ライブラリ関数を呼んだ場合,float型用の標準ライブラリ関数に置き換えます。

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本オプションは定義済みマクロに影響を与えます。

[使用例]

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double型,およびlong double型を共にfloat型とみなします。

>ccrl -dbl_size=4 -cpu=S2 -dev=dr5f100pj.dvf main.c