以下に,予約されているセクションの名前とそれらの再配置属性を示します。
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.callt0
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CALLT0
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callt関数呼び出しのテーブル用セクション
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.text
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TEXT
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コード部用セクション(near領域配置)
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.textf
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TEXTF
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コード部用セクション(far領域配置)
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.textf_unit64kp
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TEXTF_UNIT64KP
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コード部用セクション(セクションを先頭が偶数番地になるように,64KB-1境界にまたがらないように配置)
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.const
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CONST
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ROMデータ(near領域配置)(ミラー領域内)
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.constf
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CONSTF
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ROMデータ(far領域配置)
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.data
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DATA
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near初期化データ用セクション(初期値あり)
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.dataf
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DATAF
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far初期化データ用セクション(初期値あり)
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.sdata
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SDATA
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初期化データ用セクション(初期値あり,saddr配置変数)
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.bss
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BSS
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データ領域用セクション(初期値なし,near領域配置)
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.bssf
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BSSF
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データ領域用セクション(初期値なし,far領域配置)
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.sbss
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SBSS
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データ領域用セクション(初期値なし,saddr配置変数)
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.option_byte
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OPT_BYTE
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ユーザ・オプション・バイト,およびオンチップ・デバッグ指定専用セクション
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.security_id
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SECUR_ID
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セキュリティID指定専用セクション
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.vect<ベクタテーブル・アドレス>注
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AT
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割り込みベクタテーブル
-split_vectオプションを指定したとき,.vect<ベクタテーブル・アドレス>でセクションを生成します。ベクタテーブル・アドレスは16進数表記になります。
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デフォルト・セクション名は#pragma sectionで変更することができます。
注 | #pragma sectionで変更することができません。 |