2.11.1.2
【E1】/【E20】/【EZ Emulator】/【COM Port】の場合
設定は,プロパティ パネルの[デバッグ・ツール設定]タブ上の[トレース]カテゴリ内で行います。
注意 | 選択しているマイクロコントローラがOCDトレース機能搭載品の場合のみ,このカテゴリは表示されます。 |
図 2.70 | [トレース]カテゴリ【E1】【E20】【EZ Emulator】【COM Port】 |
トレース機能を使用するか否かをドロップダウン・リストにより選択します。
トレース機能を使用する場合は[はい]を選択してください(デフォルト:[いいえ])。
収集したトレース・データでトレース・メモリがいっぱいになった際の動作を,次のドロップダウン・リストにより選択します。
トレース・メモリを上書きし実行を続ける
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トレース・メモリがいっぱいになると,古いトレース・データに上書きを続けます(デフォルト)。
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トレースを停止する
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トレース・メモリがいっぱいになると,トレース・データの書き込みを停止します(プログラムの実行は停止しません)。
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トレース・メモリのサイズ(トレース・フレーム数)を表示します。
このプロパティ値を変更することはできません。
なお,トレース・フレームはトレース・データの一単位を表し,フェッチ/ライト/リードなどで,それぞれ1つのトレース・フレームを使用します。
なお,OCDトレース機能の動作仕様は次のとおりです。
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トレース・メモリのクリア
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次の場合にトレース・メモリをクリアします。
- | 外部リセット発生時(内部リセット時ではクリアしません) |
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トレース・メモリを使い切った後の動作
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トレース・フル・ブレークはサポートしていません。
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トレース対象
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分岐元の命令(内蔵ROMのみ)
条件付き分岐命令は,条件成立時のみが対象となります。
また,分岐命令間の命令の補完表示(フレーム補完)を行うことはできません。
ただし,次の命令の場合は1番地ずれたアドレスと命令を表示します。
- | BTCLR ES:[HL].bit, $addr20 |
なお,トレース パネルにおいては,次の項目のみをサポートします。
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トレース・イベント
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「2.15.7 イベント設定に関する留意事項」参照
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その他の注意
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次の項目をトレースすることはできません。
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