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2.8.1.1 【IECUBE】の場合

図 2.32

[ブレーク]カテゴリ【IECUBE】

(1)

[優先的に使用するブレークポイントの種類]

エディタ パネル/逆アセンブル パネルにおいて,マウスのワンクリック操作で設定するブレークポイントの種別を選択します。

ブレークポイントの用途に合わせて,次のドロップダウン・リストから選択します。

ハードウエア・ブレーク

ハードウエア・ブレーク機能を使用した,ハードウエア・ブレークポイントを優先的に設定します。

設定すると,ハードウエア・ブレーク・イベント(実行系)として扱われます。

ソフトウエア・ブレーク

ソフトウエア・ブレーク機能(【シミュレータ】以外)を使用した,ソフトウエア・ブレークポイントを優先的に設定します(デフォルト)。

設定すると,ソフトウエア・ブレーク・イベントとして扱われます。

注意

指定した種類のブレークポイントの設定数が制限を越える場合(「2.15.7.1 有効イベント数の制限」参照),もう一方の種類のブレークポイントが使用されます。

(2)

[停止時にタイマ系周辺エミュレーションを停止する]

プログラム実行停止時に,エミュレータのタイマ系周辺エミュレーション機能を停止(Peripheral Break)するか否かを選択します。

停止する場合は[はい]を選択してください(デフォルト:[いいえ])。

(3)

[停止時にシリアル系周辺エミュレーションを停止する]

このプロパティは,選択しているマイクロコントローラが,シリアル系周辺エミュレーションを停止(Peripheral Break)する機能をサポートしている場合のみ表示されます。

プログラム実行停止時に,エミュレータのシリアル系周辺エミュレーション機能を停止するか否かを選択します。

停止する場合は[はい]を選択してください(デフォルト:[いいえ])。

(4)

[オープン・ブレーク機能を使用する]

このプロパティは,選択しているマイクロコントローラがオープン・ブレーク機能をサポートしている場合のみ表示されます。

オープン・ブレーク機能を使用するか否かを,次のドロップダウン・リストにより選択します。

なお,デフォルトの指定は選択しているマイクロコントローラの種類に依存します。

はい(Hi-Z)

CPU停止時,オープン・ブレークの対象端子はHi-Zになります。

いいえ(Output signal)

CPU停止時,オープン・ブレークの対象端子は通常の状態のままで動作します。