CAN受信処理時間測定 パネル【E2】において,測定条件の設定を行います。
本ダイアログのオープン時に指定した測定条件番号に対して設定を行います。
CAN受信処理時間測定 パネル【E2】において,ツールバーの[測定条件設定]ボタン→[測定条件設定(1)...]または[測定条件設定(2)...]を選択 |
CAN受信処理時間測定において,測定区間を開始する条件を指定します。
測定区間開始条件の種別を“CANフレーム検出”,“外部トリガ入力検出”から選択します。
測定区間開始条件の検出対象のチャネル番号を“ch0”,“ch1”から選択します。
[条件種別]が“CANフレーム検出”の場合は対象のCANチャネル番号,“外部トリガ入力検出”の場合は外部トリガ入力チャネル番号を選択します。
[条件種別]が“CANフレーム検出”の場合,検出対象のCANフレームのフォーマットを“標準フォーマット”,“拡張フォーマット”から選択します。
[条件種別]が“CANフレーム検出”の場合,検出対象のCAN通信のボーレートを次の値から選択します。
1M bps(デフォルト),500K bps,250K bps,125K bps
[条件種別]が“CANフレーム検出”の場合,検出対象のCANフレームのサンプリング・ポイントを1ビット時間内の比率で指定します。1~100の10進数値で指定します。
[条件種別]が“CANフレーム検出”の場合,検出対象のCANフレームのID,およびそのマスク値を16進数値で指定します。
指定可能な値の範囲は,[フレーム・フォーマット]の選択によって次のように異なります。
マスク対象ビットに0が指定されている場合,そのビットはマスクされていると判定します。
マスクが空欄の場合,現在のIDビットをすべてマスクしないものとして扱います。
[条件種別]が“CANフレーム検出”の場合,検出対象のCANフレームのデータ,およびそのマスク値を0~FFFFFFFFFFFFFFFFの16進数値で指定します。
指定した値は,先頭からCANフレームのデータ・フィールド0,1,2,…の順に指定したものとみなします。末尾の値が1バイトに満たない場合は下位ビットを0で埋めます。
マスク対象ビットに0が指定されている場合,そのビットはマスクされていると判定します。
マスクが空欄の場合,現在のデータのビットをすべてマスクしないものとして扱います。
[条件種別]が“CANフレーム検出”の場合,検出対象のCANフレームのデータ長を0~8 bytesから選択します。
[条件種別]が“CANフレーム検出”の場合,本項目で指定した回数のCANフレームを検出した時点からの時間を測定します。
[条件種別]が“外部トリガ入力検出”の場合,検出対象の外部トリガ入力波形を次のドロップダウン・リストにより選択します。
CAN受信処理時間測定において,測定区間を終了する条件を指定します。
測定区間終了条件の種別を“DBTAG検出”,“外部トリガ入力検出”から選択します。
[条件種別]が“DBTAG検出”の場合,検出対象のDBTAG値を選択します。
CAN受信処理時間測定ソリューションで使用可能なDBTAG値は10個に固定されており,次の値から選択することができます。
0x21,0x29,0x31,0x39,0x41,0x49,0x51,0x59,0x61,0x69
[条件種別]が“外部トリガ入力検出”の場合,検出対象のチャネル番号を“ch0”,“ch1”から選択します。
[条件種別]が“外部トリガ入力検出”の場合,検出対象の外部トリガ入力波形を次のドロップダウン・リストにより選択します。
CAN受信処理時間測定において,タイムアウトに関する設定を行います。
タイムアウト時間を0~2,345,624,805,922,133の10数値(単位:ナノ秒)で指定します。
タイムアウト検出時の動作を次のドロップダウン・リストにより選択します。
CAN受信処理時間測定ソリューションに連動して外部機器との連動を行う場合に,外部トリガ信号出力に関する設定を行います。
どの条件が成立したときに外部トリガ信号を出力するかを次のドロップダウン・リストにより選択します。
測定区間開始条件の種別が“外部トリガ入力検出”の場合,“測定区間開始条件成立時”は選択できません。 |
外部トリガ信号の出力対象のチャネル番号を“ch0”,“ch1”から選択します。
外部トリガとして出力するパルス信号の幅を1~65535の10進数値(単位:マイクロ秒)で指定します。
このダイアログで設定した測定条件をCAN受信処理時間測定 パネル【E2】の呼び出し元の測定条件番号に反映します。 |
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