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2.13.2 実行停止までの実行時間を計測する

デバッグ・ツールには,プログラムの実行開始から実行停止までの実行時間(Run-Break時間)を計測する機能があらかじめ用意されています。

したがって,プログラムの実行を開始することにより,自動的に実行時間の計測を行います。

計測結果は,次のいずれかの方法で確認することができます。

注意 1.

【COM Port】
この機能はサポートしていません。

注意 2.

ステップ・イン,ステップ・オーバーでは計測できません。

備考

この機能は,デバッグ・ツールにデフォルトで設定されているビルトイン・イベントの1つであるRun-Breakタイマ・イベントにより動作します。Run-Breakタイマ・イベントは常に有効状態に設定されています(変更不可)。

(1)

ステータスバーでの確認

プログラムの実行停止後,メイン・ウインドウ上のステータスバーにおいて計測結果を表示します(計測をしていない場合は“未計測”と表示)。

図 2.87

Run-Breakタイマ・イベントの測定結果例(ステータスバー)

(2)

イベント パネルでの確認

プログラムの実行停止後,[表示]メニュー→[イベント]の選択によりオープンするイベント パネル上において,Run-Breakタイマ・イベントとして計測結果を表示します。

図 2.88

Run-Breakタイマ・イベントの測定結果例(イベント パネル)