CC-RHでは,データの参照をGP相対またはEP相対で行うことにより,位置独立を実現します。
-pidオプションを指定すると,データの配置先のデフォルト・セクションが,.sdata32セクションと.sbss32セクションになります。そして,これらのセクションに配置したデータへの参照コードを,GP相対で出力します。PID機能を使用しない場合と同様に,#pragma section指令や-Xsectionオプションを使用することで,配置先セクションを.sdataセクションや.sdata23セクションに変更できます。