本節では,メモリ上の任意の位置に関数やデータを配置できるプログラム(位置独立プログラム)の作成方法について説明します。
CC-RHでは,配置対象と機能を,次の3つに分類します。
- | 任意の位置にコード(関数)を配置し,実行できる機能を,PIC(Position Independent Code)機能と呼びます。 |
- | 任意の位置に定数データ(const変数)を配置し,参照できる機能を,PIROD(Position Independent Read Only Data)機能と呼びます。 |
- | 任意の位置にデータ(変数)を配置し,参照できる機能を,PID(Position Independent Data)機能と呼びます。 |