<コンパイル・オプション / 最適化オプション>
これらの組み込み関数の詳細は4.2.6 組み込み関数を参照してください。
-tfu=intrinsic,mathlibを指定した場合は組み込み関数に加えてさらに、数学ライブラリ関数の呼び出しも、三角関数演算器を利用するコードに置き換えます。置き換えの対象となる数学ライブラリ関数は次のとおりです。 |
*2) -isa=rxv2|rxv3 かつ -fpuの場合。
【V3.05.00以降】三角関数演算器を利用した演算処理は、-tfu_version=v1を指定した場合はリエントラントではありません。-tfu_version=v2を指定した場合、デフォルトはリエントラントです。ただし、次のいずれかに該当する場合はリエントラントではありません。 |
-nosave_tfuを指定した場合。詳細は「2.5.1 コンパイル・オプション」の-nosave_tfuの説明を参照してください。 |
三角関数演算器を使用するいずれかの割り込み関数で、#pragma interruptに割り込み仕様no_tfuを指定した場合。詳細は「4.2.3 #pragma指令」の#pragma interruptの項目を参照してください。 |
-tfu=intrinsic,mathlib指定による数学ライブラリ関数の置き換えは関数呼び出しコード自体を置き換えるものであり、ライブラリ内のコードは変わりません。ポインタを使った間接呼び出しがされた場合はライブラリ関数が呼び出されるため、三角関数演算器を利用することができません。 |
TFUv1を使用している場合、三角関数演算器を利用する前にスタートアッププログラム等で組み込み関数__init_tfu()を用いて演算器を初期化してください。初期化を行わなかった場合の動作は保証しません。 |