<最適化リンケージエディタ(rlink)・オプション / 出力オプション>
指定した範囲のセクションのデータを、下位アドレスから上位アドレスの順でCRC(Cyclic Redundancy Check)演算を行い、演算結果を出力アドレスへエンディアンの指定方法で出力します。 |
<初期値>を省略した場合は、演算方法がSENT-MSBでは 0x5、CCITTでは0xFFFF、32-ETHERNETでは0xFFFFFFFF、それ以外は 0x0 を指定したものとして演算を行います。 |
演算結果の出力アドレスへの出力は、サイズで確保した領域の先頭からオフセットの位置に、BIGかLITTLEで指定したバイトオーダーで書き込みます。確保した領域の先頭からオフセットの位置直前までは0を出力します。 |
計算範囲にある空き領域はspace オプションが指定されていない場合は、space=FFが指定されていると仮定して、CRC 演算を行います。ただし、CRC 演算は、空き領域では0xFFで計算を行いますが、生成コードに0xFF を埋めることはありません。 |
rlink *.obj -form=stype -start=P1/1000,P2/1800,P3/2000 |
rlink *.obj -form=stype -start=P1,P2/1000,P3/2000 |
rlink *.obj -form=stype -start=.SEC1,.SEC2/1000,.SEC3/2000 -output=out.mot=1000-2FFF |
crcオプションで計算されたCRC演算結果を比較するためのサンプルコードです。
サンプルコードのプログラムは、rlinkのCRC演算結果と一致します。
演算方法CRC-CCITTの場合(初期値 0xFFFF, MSBファースト, 反転出力)