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wai_flg
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ER wai_flg ( ID flgid, FLGPTN waiptn, MODE wfmode, FLGPTN *p_flgptn );
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ID flgid;
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FLGPTN waiptn;
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MODE wfmode;
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FLGPTN *p_flgptn;
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条件成立時のビット・パターンを格納する領域へのポインタ
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waiptnで指定された要求ビット・パターンと
wfmodeで指定された要求条件を満足するビット・パターンが
flgidで指定されたイベントフラグに設定されているか否かをチェックします。
なお,要求条件を満足するビット・パターンが対象イベントフラグに設定されていた場合には,対象イベントフラグのビット・パターンを
p_flgptnで指定された領域に格納します。
ただし,本サービス・コールを発行した際,対象イベントフラグのビット・パターンが要求条件を満足していなかった場合には,自タスクを対象イベントフラグの待ちキューにキューイングしたのち,RUNNING状態からWAITING状態(イベントフラグ待ち状態)へと遷移させます。
なお,イベントフラグ待ち状態の解除は,以下の場合に行われます。
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set_flgの発行により,対象イベントフラグに要求条件を満足するビット・パターンが設定された。
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iset_flgの発行により,対象イベントフラグに要求条件を満足するビット・パターンが設定された。
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以下に,要求条件
wfmodeの指定形式を示します。
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wfmode ==
TWF_ANDW
waiptnで1を設定している全ビットが対象イベントフラグに設定されているか否かをチェックします。
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wfmode ==
TWF_ORW
waiptnで1を設定しているビットのうち,いずれかのビットが対象イベントフラグに設定されているか否かをチェックします。
備考1 RI600PXでは,イベントフラグの待ちキューに複数のタスクをキューイング可能とするか否かを
イベントフラグの生成時に指定します。このため,すでに待ちタスクがキューイングされているイベントフラグ(
TA_WSGL属性)に対して本サービス・コールを発行した場合,RI600PXは要求条件の即時成立/不成立を問わず,戻り値としてE_ILUSEを返します。
備考2 自タスクを対象イベントフラグ(
TA_WMUL属性)の待ちキューにキューイングする際のキューイング方式は,
イベントフラグの生成時に指定された順(FIFO順または現在優先度順)に行われます。
ただし,
TA_CLR属性が指定されていない場合は,優先度順の指定の場合でもFIFO順に行われます。この振る舞いは,μITRON4.0仕様の範囲外です。
備考3 対象イベントフラグ(
TA_CLR属性)の要求条件が満足した際,RI600PXはビット・パターンのクリア(0の設定)を行います。
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- CPUロック状態から本サービス・コールを発行した。
- ディスパッチ禁止状態から本サービス・コールを発行した。
- 「PSW.IPL > カーネル割り込みマスクレベル」の状態から本サービス・コールを発行した。
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- スタック・ポインタが呼出しタスクのユーザ・スタック領域の範囲外を指している。
- 呼び出しタスクからの p_flgptnが示す領域に対するオペランド・ライト・アクセス許可がない。
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- すでに待ちタスクがキューイングされているイベントフラグ( TA_WSGL属性)に対して本サービス・コールを発行した。
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