ソース・プログラムは,セクションと呼ばれるブロックで構成されます。
各セクションは独立したロケーション・カウンタを持ち,各ロケーション・カウンタは,リロケータブルなセクションの場合はその先頭からの相対アドレス値を保持し,アブソリュートなセクションの場合はメモリ空間内の絶対アドレス値を保持します。
各セクションは最適化リンカで任意のアドレスに配置できます。ただし,アブソリュートなセクションの場合はソース・プログラムで指定したアドレスから変更することはできません。
モジュールとは本アセンブラが一度に処理するソース・プログラムの単位であり,1つのモジュールは1つのアセンブリ・ソース・ファイルと対応しています。