<コンパイル・オプション / ソースオプション>
[指定形式]
-change_message= <sub>[,…]
<sub> : <エラーレベル>[=<エラー番号>[- <エラー番号>][,…]]
<エラーレベル> : { information | warning | error }
|
[詳細説明]
- | インフォメーション、ウォーニングのメッセージ・レベルを変更します。 |
- | エラー番号が複数ある場合にはカンマ(,)で区切って指定することができます。 |
- | エラー番号には、インフォメーションを表す「M」または警告を表す「W」から始まるメッセージ番号の、末尾(右側)の5桁を指定してください。 |
例) インフォメーションメッセージM0523009の場合
-change_message=error=23009
[例]
change_message=information=エラー番号
|
- | ウォーニングレベルの指定エラー番号のみインフォメーションレベルに変更します。 |
change_message=warning=エラー番号
|
- | インフォメーションレベルの指定エラー番号のみウォーニングレベルに変更します。 |
change_message=error=エラー番号
|
- | インフォメーション、ウォーニングレベルの指定エラー番号のみエラーレベルに変更します。 |
change_message=information
|
- | すべてのウォーニングメッセージをインフォメーションレベルに変更します。 |
- | すべてのインフォメーションメッセージをウォーニングレベルに変更します。 |
- | すべてのインフォメーション、ウォーニングメッセージをエラーレベルに変更します。 |
[備考]
- | インフォメーションレベルに変更したメッセージについては、nomessageオプション指定により出力を抑止できます。 |
- | 本オプションを指定してアセンブラや最適化リンケージエディタのメッセージ出力を制御することはできません。 |
- | 最適化リンケージエディタのメッセージについては、lnkcmdオプションにより、最適化リンケージエディタのmessageオプションおよびnomessageオプションを指定することで出力制御が可能です。 |
- | 本オプションを複数回指定した場合、指定したすべてのエラー番号について有効になります。 |
- | 警告メッセージおよびインフォメーションメッセージ以外のメッセージは対象外です。本オプションに指定しても無視します。 |
- | misra2004オプション指定時に表示する、MISRA検出メッセージ(記号(M)を表示)は本オプション制御対象外です。 |
- | 一部のメッセージでエラー(E)や警告(W)などのメッセージ種別が変化することがあります。メッセージ種別が変わっても、番号(コンポーネント番号およびメッセージ番号)で、メッセージの意味は変わりません。 |