[デバッグ・ツール設定]タブでは,次に示すカテゴリごとに詳細情報の表示,および設定の変更を行います。
(1) [メモリ]
(2) [実行中のメモリ・アクセス]
(3) [実行中のイベント設定]【Full-spec emulator】【E1】【E20】
(4) [実行中のリセット]【Full-spec emulator】【E1】【E20】
(5) [E2拡張インタフェース]【E2】
(6) [ブレーク]【Full-spec emulator】【E1】【E20】
(7) [トレース]
(8) [トレース・データ]
(9) [トレース・メモリ]
(10) [トレース・イベント]【Full-spec emulator】【E1】【E20】
(11) [トレース・タイム・タグ]【シミュレータ】
(12) [ソフトウェア・トレースのLPD出力]【E2】
(13) [タイマ]
(14) [入力信号のマスク]【Full-spec emulator】【E1】【E20】
(15) [カバレッジ]【シミュレータ】
(16) [シミュレータGUI]【シミュレータ】
(17) [マルチコア]【Full-spec emulator】【E1】【E20】
(18) [仮想化支援機能]
(19) [ステップ実行]
[各カテゴリの説明]
メモリに関する詳細情報の表示,および設定の変更を行います。
メモリ・マッピング
|
メモリ・マッピングの状況をメモリ領域の種別注1ごとに表示します。
注意 1. | 外部メモリ領域にフラッシュ・メモリ以外のメモリ(RAMなど)が搭載されているターゲット・ボードを使用している場合のみ外部メモリ領域にアクセス可能です。 |
注意 2. | メモリ・マッピングの追加/削除はできません。【Full-spec emulator】【E1】【E20】 |
備考 | 選択しているマイクロコントローラがマルチコア対応版の場合,コア(PE)の選択を切り替えることにより,PEごとのメモリ・マッピングの状況を表示します(「2.9 コア(PE)の選択」参照)。 |
|
デフォルト
|
[マイクロコントローラ固有のメモリ・マッピング領域種別の合計]
|
変更方法
|
メモリ・マッピング ダイアログによる指定
メモリ・マッピング ダイアログは,このプロパティを選択すると欄内右端に表示される[...]ボタンをクリックすることでオープンします(このパネル上でメモリ・マッピングを変更することはできません)。
|
表示内容
|
メモリ・マッピングの状況をメモリ領域の種別ごとに表示します。
なお,各メモリ種別の“+”マークをクリックすると,次の詳細情報を表示します。
- | アクセス幅[ビット]注2【Full-spec emulator】【E1】【E20】 |
|
メモリ書き込み時にベリファイを行う
【Full-spec emulator】
【E1】【E20】
|
メモリ値の初期化を行う際に,ベリファイを行うか否かを選択します。
[はい]を選択した場合,ダウンロードの際,またはメモリ パネル/ウォッチ パネルで値を変更した際にベリファイを行います(デフォルト)。
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デフォルト
|
はい
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変更方法
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ドロップダウン・リストによる選択
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指定可能値
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はい
|
ベリファイを行います。
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いいえ
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ベリファイを行いません。
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書き込み禁止領域への書き込みを許可する
【シミュレータ】
|
書き込み禁止領域への書き込みが発生したときにブレークするかどうかを選択します。
[いいえ]を選択すると,書き込み禁止領域への書き込みが発生したときにブレークし,[はい]を選択すると,ブレークせずに書き込みが成功します。
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デフォルト
|
いいえ
|
変更方法
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ドロップダウン・リストによる選択
|
指定可能値
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はい
|
ブレークしません。
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いいえ
|
ブレークします。
|
詳細表示するI/Oモジュールを選択する
|
詳細表示するI/Oモジュールを選択するかどうかを選択します。
[はい]を選択した場合,[I/Oモジュール一覧]プロパティで選択しているI/Oモジュールのみ詳細表示します。
このプロパティは,設定が必要なマイクロコントローラを選択している場合のみ表示されます。
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デフォルト
|
いいえ
|
変更方法
|
ドロップダウン・リストによる選択
|
指定可能値
|
はい
|
[I/Oモジュール一覧]プロパティで選択しているI/Oモジュールのみ詳細表示します。
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いいえ
|
すべてのI/Oモジュールを詳細表示します。
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I/Oモジュール一覧
|
詳細表示するI/Oモジュールを選択します。
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デフォルト
|
[I/Oモジュールの総数]
|
変更方法
|
I/Oモジュールの選択 ダイアログによる選択
I/Oモジュールの選択 ダイアログは,このプロパティを選択すると欄内右端に表示される[...]ボタンをクリックすることでオープンします(このパネル上でI/Oモジュールを選択することはできません)。
|
注 1. | デバイス・ファイルに登録されているメモリ・マッピング領域の種別です。 |
注 2. | メモリ種別がExternal Memory,Serial Flash,SD RAMの場合のみ表示します。 |
プログラム実行中のメモリ・アクセス(リアルタイム表示更新機能(「2.12.1.4 プログラム実行中にメモリの内容を表示/変更する」参照))に関する詳細情報の表示,および設定の変更を行います。
実行中にアクセスする
【Full-spec emulator】
【E1】【E20】
|
プログラム実行中に内蔵RAM領域にアクセスするか否かを選択します。
|
デフォルト
|
いいえ
|
変更方法
|
ドロップダウン・リストによる選択
|
指定可能値
|
はい
|
実行中に内蔵RAM領域にアクセスします。
|
いいえ
|
実行中に内蔵RAM領域にアクセスしません。
|
実行中に表示更新を行う
|
プログラム実行中に,メモリ パネル/ウォッチ パネルの表示内容を更新するか否かを選択します。
|
デフォルト
|
はい
|
変更方法
|
ドロップダウン・リストによる選択
|
指定可能値
|
はい
|
実行中に表示を更新します。
|
いいえ
|
実行中に表示を更新しません。
|
表示更新間隔[ms]
|
プログラム実行中に,メモリ パネル/ウォッチ パネルの表示内容を更新する間隔を100 ms単位で指定します。
なお,このプロパティは,[実行中に表示更新を行う]プロパティにおいて[はい]を選択した場合のみ表示されます。
|
デフォルト
|
500
|
変更方法
|
キーボードからの直接入力
|
指定可能値
|
100~65500の整数(単位:100 ms未満の端数切り上げ)
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(3) | [実行中のイベント設定]【Full-spec emulator】【E1】【E20】 |
実行中のイベント設定機能に関する詳細情報の表示,および設定の変更を行います。
実行を一瞬停止してイベントを設定する
|
プログラム実行中,またはトレーサ/タイマ動作中には設定することができないイベント(「2.19.7.2 実行中に設定/削除可能なイベント種別」参照)を,プログラムの実行,またはトレーサ/タイマの動作を強制的に一瞬停止させることで設定を行うか否かを選択します。
|
デフォルト
|
いいえ
|
変更方法
|
ドロップダウン・リストによる選択
|
指定可能値
|
はい
|
プログラムの実行,またはトレーサ/タイマの動作を一瞬停止してイベントを設定します。
|
いいえ
|
プログラム実行中,またはトレーサ/タイマ動作中に対象イベントを設定することはできません。
|
(4) | [実行中のリセット]【Full-spec emulator】【E1】【E20】 |
実行中のリセット操作に関する詳細情報の表示,および設定の変更を行います。
強制リセットを使用する
|
ユーザ・プログラム実行中のリセット操作,または強制ブレークに失敗した場合に,強制リセットを実施するか否かを選択します。
[はい]を選択した場合,以下の原因でリセットに失敗する場合に自動的に強制リセットを試みます。
- | クロック供給が停止している等の状態で強制ブレークできない場合 |
強制リセットに成功した場合,全てのコア(PE)がリセット後ブレーク状態に遷移します。
|
デフォルト
|
いいえ
|
変更方法
|
ドロップダウン・リストによる選択
|
指定可能値
|
はい
|
強制リセットを実施します。
|
いいえ
|
強制リセットを実施しません。
|
E2拡張インタフェースに関する詳細情報の表示,および設定の変更を行います。
外部トリガ入力
|
外部トリガ入力に関する設定を行います。
チャネル毎に動作を選択してください。
|
チャネル番号
(サブプロパティ)
|
チャネル番号を表示します。
|
デフォルト
|
0または1
|
変更方法
|
変更不可
|
使用する
(サブプロパティ)
|
このチャネル番号の外部トリガ入力を使用するか否かを指定します。
|
デフォルト
|
いいえ
|
変更方法
|
ドロップダウン・リストによる選択
|
指定可能値
|
はい
|
当該チャネルの外部トリガ入力を使用します。
|
いいえ
|
当該チャネルの外部トリガ入力を使用しません。
|
入力信号
(サブプロパティ)
|
入力信号を指定します。
|
デフォルト
|
立ち上がりエッジ
|
変更方法
|
ドロップダウン・リストによる選択
|
指定可能値
|
立ち上がりエッジ
|
当該チャネルの外部トリガ入力で立ち上がりエッジを検出します。
|
立ち下がりエッジ
|
当該チャネルの外部トリガ入力で立ち下がりエッジを検出します。
|
両エッジ
|
当該チャネルの外部トリガ入力で両エッジを検出します。
|
High
|
当該チャネルの外部トリガ入力でHighを検出します。
|
Low
|
当該チャネルの外部トリガ入力でLowを検出します。
|
外部トリガ入力時の動作
(サブプロパティ)
|
外部トリガ入力時の動作を指定します。
|
デフォルト
|
トレースを停止する
|
変更方法
|
ドロップダウン・リストによる選択
|
指定可能値
|
トレースを停止する
|
当該チャネルの外部トリガ入力検出でトレース・データの書き込みを停止します。
|
プログラムを停止する
|
当該チャネルの外部トリガ入力検出でプログラムの実行とトレース・データの書き込みを停止します。
|
外部トリガ出力
|
外部トリガ出力に関する設定を行います。
チャネル毎に動作を選択してください。
|
チャネル番号
(サブプロパティ)
|
チャネル番号を表示します。
|
デフォルト
|
0または1
|
変更方法
|
変更不可
|
使用する
(サブプロパティ)
|
このチャネル番号の外部トリガ出力を使用するか否かを指定します。
|
デフォルト
|
いいえ
|
変更方法
|
ドロップダウン・リストによる選択
|
指定可能値
|
はい
|
当該チャネルの外部トリガ出力を使用します。
|
いいえ
|
当該チャネルの外部トリガ出力を使用しません。
|
出力タイミング
(サブプロパティ)
|
出力タイミングを表示します。
|
デフォルト
|
プログラム停止
|
変更方法
|
変更不可
|
出力信号
(サブプロパティ)
|
出力信号を表示します。
|
デフォルト
|
Highパルス
|
変更方法
|
変更不可
|
パルス幅[us]
(サブプロパティ)
|
パルス幅を指定します。
|
デフォルト
|
1
|
変更方法
|
キーボードからの直接入力
|
指定可能値
|
1~65535の整数
|
(6) | [ブレーク]【Full-spec emulator】【E1】【E20】 |
ブレーク機能に関する詳細情報の表示,および設定の変更を行います。
ブレーク機能,およびこのカテゴリ内の設定についての詳細は,「2.11 プログラムの停止(ブレーク)」を参照してください。
ソフトウエア・ブレークを使用する
|
ソフトウエア・ブレーク機能【Full-spec emulator】【E1】【E20】注を使用するか否かを選択します。
|
デフォルト
|
いいえ
|
変更方法
|
ドロップダウン・リストによる選択
ただし,プログラム実行中は変更不可
|
指定可能値
|
はい
|
ソフトウエア・ブレーク機能を使用します。
|
いいえ
|
ソフトウエア・ブレーク機能を使用しません。
|
優先的に使用するブレークポイントの種類
|
エディタ パネル/逆アセンブル パネルにおいて,ソース行,または実行アドレスに対してマウスのワンクリック操作でブレークポイントを設定する際に,優先的に使用するブレークポイントの種別を選択します。
|
デフォルト
|
ソフトウエア・ブレーク
|
変更方法
|
ドロップダウン・リストによる選択
|
指定可能値
|
ソフトウエア・ブレーク
|
ソフトウエア・ブレークポイントを優先的に設定します。
|
ハードウエア・ブレーク
|
ハードウエア・ブレークポイントを優先的に設定します。
|
停止時に周辺エミュレーションを停止する
|
実行停止時に,エミュレータの周辺エミュレーション機能を停止(Peripheral Break)するか否かを選択します。
|
デフォルト
|
いいえ
|
変更方法
|
ドロップダウン・リストによる選択
|
指定可能値
|
はい
|
周辺エミュレーション機能を停止します。
|
いいえ
|
周辺エミュレーション機能を停止しません。
|
注 | 1度ソフトウエア・ブレーク機能を使用したのち[いいえ]を選択した場合,それまで設定していたすべてのソフトウエア・ブレークポイント,およびPrintfイベントは無効状態となります。この場合,このプロパティを[はい]に再設定しても自動的に有効状態には戻りません(手動で設定を行う必要があります)。 |
トレース機能に関する詳細情報の表示,および設定の変更を行います(「2.14.1 トレース動作の設定をする」参照)。
注意 1. | 【Full-spec emulator】【E1】【E20】
プログラム実行中は,このカテゴリ内のプロパティを変更することはできません。 |
注意 2. | 【E1】【E20】
接続したマイクロコントローラがトレース機能を搭載していない場合,デバッグ・ツールと接続後,このカテゴリ内のプロパティは変更不可状態となります(トレース機能を使用することはできません)。 |
トレースの優先度
【Full-spec emulator】
【E1】【E20】
|
トレース・データを収集する際の優先度を選択します注1。
|
デフォルト
|
スピード優先
|
変更方法
|
ドロップダウン・リストによる選択
|
指定可能値
|
スピード優先
|
リアルタイム性を優先してトレースを行います。
|
データ優先
|
データの取りこぼしが発生しないように,CPUの実行パイプラインを一時的に停止してトレースを行います。
|
トレース機能を使用する
|
トレース機能を使用するか否かを選択します注2。
|
デフォルト
|
いいえ
|
変更方法
|
ドロップダウン・リストによる選択
ただし,プログラム実行中は変更不可
|
指定可能値
|
はい
|
トレース機能を使用します。
|
いいえ
|
トレース機能を使用しません。
|
トレースを補完する
【Full-spec emulator】
|
収集したトレース・データを表示する際に,補完表示を行うか否かを選択します。
補完表示を行うことにより,ハードウエアではトレースできない分岐命令間の命令を表示します。
なお,この設定は,次回取得するトレース・データより反映されます。
|
デフォルト
|
はい
|
変更方法
|
ドロップダウン・リストによる選択
|
指定可能値
|
はい
|
トレース・データの補完表示を行います。
|
いいえ
|
トレース・データの補完表示を行いません。
|
トレースの取得対象
|
トレースの対象となるコアを選択します注3。
本プロパティのコア名称の選択を変更した場合,[タイマ]カテゴリ内[タイマ・イベント対象]プロパティ値も連動して変更します。
|
デフォルト
|
デバッグ対象コアのみ
|
変更方法
|
ドロップダウン・リストによる選択
|
指定可能値
|
デバッグ対象コアのみ
|
現在デバッグ対象に選択しているPEのみを対象にトレース・データを収集します(デフォルト)。
|
全てのコア
|
全PEを対象にトレース・データを収集します。
|
コア名称
【Full-spec emulator】【E1】【E20】
|
選択したコア名称のトレース・データを収集します。
|
SPIDフィルタを使用する
【IE850A】【E2】
|
SPIDフィルタを使用するかどうかを選択します。
SPIDフィルタを使用した場合、[SPIDフィルタ]プロパティで指定したSPIDに属するトレース情報のみを収集します。
このプロパティは,設定が可能なマイクロコントローラを選択している場合のみ表示されます。
|
デフォルト
|
いいえ
|
変更方法
|
ドロップダウン・リストによる選択
|
指定可能値
|
はい
|
SPIDフィルタを使用します。
|
いいえ
|
SPIDフィルタを使用しません。
|
SPIDフィルタ
【IE850A】【E2】
|
トレース出力するSPIDを選択します。
なお,このプロパティは,[SPIDフィルタを使用する]プロパティにおいて[はい]を選択した場合のみ表示されます。
|
デフォルト
|
[32]
|
変更方法
|
SPIDフィルタの選択 ダイアログによる選択
SPIDフィルタの選択 ダイアログは,このプロパティを選択すると欄内右端に表示される[...]ボタンをクリックすることでオープンします(このパネル上でSPIDを選択することはできません)。
|
表示内容
|
トレース出力するSPIDの総数
|
注 1. | 【Full-spec emulator】【E1】【E20】
このプロパティを変更すると,トレース・メモリがクリアされます。 |
注 2. | エディタ パネル/逆アセンブル パネルにおいて,コンテキスト・メニュー→[トレース開始の設定]/[トレース終了の設定]を選択した場合,このプロパティは自動的に[はい]に変更されます。 |
注 3. | 【シミュレータ】
このプロパティを変更すると,トレース・メモリがクリアされます。 |
注意 1. | 【Full-spec emulator】【E1】【E20】
プログラム実行中は,このカテゴリ内のプロパティを変更することはできません。 |
注意 2. | 【E1】【E20】
接続したマイクロコントローラがトレース機能を搭載していない場合,デバッグ・ツールと接続後,このカテゴリ内のプロパティは変更不可状態となります(トレース機能を使用することはできません)。 |
分岐/データ・アクセスを取得する
【シミュレータ】
|
プログラム実行中に発生した分岐処理の分岐元/分岐先の命令のPC値と,プログラム実行中に成立したアクセス系イベントのデータ情報と命令のPC値をトレース・データとして収集するか否かを選択します注。
|
デフォルト
|
はい
|
変更方法
|
ドロップダウン・リストによる選択
|
指定可能値
|
はい
|
収集します。
|
いいえ
|
収集しません。
|
分岐を取得する
【Full-spec emulator】
【E1】【E20】
|
プログラム実行中に発生した分岐処理の分岐元/分岐先の命令のPC値をトレース・データとして収集するか否かを選択します。
|
デフォルト
|
はい
|
変更方法
|
ドロップダウン・リストによる選択
|
指定可能値
|
はい
|
収集します。
|
いいえ
|
収集しません。
|
データ・アクセスを取得する
【Full-spec emulator】
【E1】【E20】
|
プログラム実行中に成立したアクセス系イベントのデータ情報をトレース・データとして収集するか否かを選択します。
|
デフォルト
|
はい
|
変更方法
|
ドロップダウン・リストによる選択
|
指定可能値
|
はい
|
収集します。
|
いいえ
|
収集しません。
|
データ・アクセスの実行アドレスを取得する
【Full-spec emulator】
【E1】【E20】
|
プログラム実行中に成立したアクセス系イベントの命令のPC値をトレース・データとして収集するか否かを選択します。
収集した場合,実行された命令がトレース パネルに表示されます。
なお,このプロパティは,[データ・アクセスを取得する]プロパティにおいて[はい]を選択した場合のみ表示されます。
|
デフォルト
|
はい
|
変更方法
|
ドロップダウン・リストによる選択
|
指定可能値
|
はい
|
収集します。
|
いいえ
|
収集しません。
|
ローカル変数へのアクセスを取得する
【Full-spec emulator】
【E1】【E20】
|
プログラム実行中に成立したローカル変数へのアクセス系イベントのデータ情報をトレース・データとして収集するか否かを選択します。
なお,このプロパティは,[データ・アクセスを取得する]プロパティにおいて[はい]を選択した場合のみ表示されます。
|
デフォルト
|
はい
|
変更方法
|
ドロップダウン・リストによる選択
|
指定可能値
|
はい
|
収集します。
|
いいえ
|
収集しません。
|
CPU動作モード遷移情報を取得する
【IE850A】【E2】
|
プログラム実行中に発生したCPU動作モード遷移をトレース・データとして収集するか否かを選択します。
収集した場合,トレース・パネルの各トレース・データについて,CPU動作モードが表示されます。
このプロパティは,設定が可能なマイクロコントローラを選択している場合のみ表示されます。
|
デフォルト
|
はい
|
変更方法
|
ドロップダウン・リストによる選択
|
指定可能値
|
はい
|
収集します。
|
いいえ
|
収集しません。
|
ソフトウェア・トレースを取得する
|
プログラム実行中に発生した埋め込み用のトレース出力命令をトレース・データとして収集するか否かを選択します注。
|
デフォルト
|
いいえ
|
変更方法
|
ドロップダウン・リストによる選択
|
指定可能値
|
はい
|
収集します。
|
いいえ
|
収集しません。
|
DBCPを取得する
|
プログラム実行中に発生したDBCPの情報をトレース・データとして収集するか否かを選択します注。
なお,このプロパティは,[ソフトウェア・トレースを取得する]プロパティにおいて[はい]を選択した場合のみ表示されます。
|
デフォルト
|
はい
|
変更方法
|
ドロップダウン・リストによる選択
|
指定可能値
|
はい
|
収集します。
|
いいえ
|
収集しません。
|
DBTAGを取得する
|
プログラム実行中に発生したDBTAGの情報をトレース・データとして収集するか否かを選択します注。
なお,このプロパティは,[ソフトウェア・トレースを取得する]プロパティにおいて[はい]を選択した場合のみ表示されます。
|
デフォルト
|
はい
|
変更方法
|
ドロップダウン・リストによる選択
|
指定可能値
|
はい
|
収集します。
|
いいえ
|
収集しません。
|
DBTAG取得時に実行アドレスを出力する
【Full-spec emulator】
【E1】【E20】
|
プログラム実行中に発生したDBTAGの情報を収集する際に,DBTAGの実行アドレスも収集するか否かを選択します。
なお,このプロパティは,[ソフトウェア・トレースを取得する]プロパティにおいて[はい]を選択した場合のみ表示されます。
|
デフォルト
|
はい
|
変更方法
|
ドロップダウン・リストによる選択
|
指定可能値
|
はい
|
収集します。
|
いいえ
|
収集しません。
|
DBPUSHを取得する
|
プログラム実行中に発生したDBPUSHの情報をトレース・データとして収集するか否かを選択します注。
なお,このプロパティは,[ソフトウェア・トレースを取得する]プロパティにおいて[はい]を選択した場合のみ表示されます。
|
デフォルト
|
はい
|
変更方法
|
ドロップダウン・リストによる選択
|
指定可能値
|
はい
|
収集します。
|
いいえ
|
収集しません。
|
DBPUSH取得時に実行アドレスを出力する
【Full-spec emulator】
【E1】【E20】
|
プログラム実行中に発生したDBPUSHの情報を収集する際に,DBPUSHの実行アドレスも収集するか否かを選択します。
なお,このプロパティは,[ソフトウェア・トレースを取得する]プロパティにおいて[はい]を選択した場合のみ表示されます。
|
デフォルト
|
はい
|
変更方法
|
ドロップダウン・リストによる選択
|
指定可能値
|
はい
|
収集します。
|
いいえ
|
収集しません。
|
GTMのトレースを取得する
|
GTMのトレースを収集するか否かを選択します。
なお,このプロパティは,[GTMをデバッグする]プロパティにおいて[はい]を選択した場合のみ表示されます。
|
デフォルト
|
いいえ
|
変更方法
|
ドロップダウン・リストによる選択
|
指定可能値
|
はい
|
収集します。
|
いいえ
|
収集しません。
|
トレースを取得するMCSチャネル
|
トレースを取得するMCSチャネルを選択します。
なお,このプロパティは,[GTMのトレースを取得する]プロパティにおいて[はい]を選択した場合のみ表示されます。
|
デフォルト
|
全て
|
変更方法
|
ドロップダウン・リストによる選択
|
指定可能値
|
全て,Ch0,Ch1,Ch2,Ch3,Ch4,Ch5,Ch6,Ch7
|
MCSの分岐を取得する
|
GTM実行中に発生した分岐処理の分岐元/分岐先の命令のPC値をトレース・データとして収集するか否かを選択します。
なお,このプロパティは,[GTMのトレースを取得する]プロパティにおいて[はい]を選択した場合のみ表示されます。
|
デフォルト
|
はい
|
変更方法
|
ドロップダウン・リストによる選択
|
指定可能値
|
はい
|
収集します。
|
いいえ
|
収集しません。
|
MCSのデータ・アクセスを取得する
|
GTM実行中に発生したアクセス系イベントのデータ情報をトレース・データとして収集するか否かを選択します。
なお,このプロパティは,[GTMのトレースを取得する]プロパティにおいて[はい]を選択した場合のみ表示されます。
|
デフォルト
|
はい
|
変更方法
|
ドロップダウン・リストによる選択
|
指定可能値
|
はい
|
収集します。
|
いいえ
|
収集しません。
|
注 | 【シミュレータ】
このプロパティを変更すると,トレース・メモリがクリアされます。 |
注意 1. | 【Full-spec emulator】【E1】【E20】
プログラム実行中は,このカテゴリ内のプロパティを変更することはできません。 |
注意 2. | 【E1】【E20】
接続したマイクロコントローラがトレース機能を搭載していない場合,デバッグ・ツールと接続後,このカテゴリ内のプロパティは変更不可状態となります(トレース機能を使用することはできません)。 |
トレース・メモリ
|
内蔵トレース機能でトレース・データを格納する領域を選択します。
[Global Emulation RAM]を選択した状態で接続した際に,デバッグに使用しているデバイスがGlobal Emulation RAMに内蔵トレースを出力できない場合,[内蔵トレース・メモリ]に自動的に変更されます。
【IE850A】
このプロパティは,[接続用設定]タブの[外部トレース]カテゴリに内の[外部トレースを使用する]プロパティが[いいえ]の場合のみ表示されます。
|
デフォルト
|
内蔵トレース・メモリ
|
変更方法
|
ドロップダウン・リストによる選択
|
指定可能値
|
内蔵トレース・メモリ
|
Global Emulation RAM
|
トレース・メモリ開始アドレス
|
内蔵トレースでトレース・データをGlobal Emulation RAMに格納する場合における,トレース・データを格納する領域の開始アドレスを指定します。
接続時に設定エラーが発生する場合,Global Emulation RAMの先頭アドレスを初期値として設定します。
|
デフォルト
|
空欄
|
変更方法
|
キーボードからの直接入力
|
指定可能値
|
選択しているマイクロコントローラのGlobal Emulation RAM 領域に合わせたアドレス値
|
トレース・メモリ・サイズ[フレーム]
【IE850A】
【Full-spec emulator】
【シミュレータ】
|
トレース・データを格納するメモリ・サイズをトレース・フレーム注1数で選択します注2,3。
|
デフォルト
|
【IE850A】【Full-spec emulator】
8K
【シミュレータ】
4K
|
変更方法
|
ドロップダウン・リストによる選択
|
指定可能値
|
【IE850A】
2K,4K,8K,16K,32K,64K,128K,256K,512K,1M,2M,4M,8M,16M,32M,64M,128M,256M,512M,1G
【Full-spec emulator】
8K,16K,32K,64K,128K,256K,512K
【シミュレータ】
4K,8K,12K,16K,20K,24K,28K,32K,36K,40K,44K,
48K,52K,56K,60K,64K,128K 192K,256K,320K,384K,
448K,512K,576K,640K,704K,768K,832K,896K,960K,
1M,2M,3M
|
実行前にトレース・メモリをクリアする
|
実行前にトレース・メモリをクリアするか否かを選択します。
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デフォルト
|
はい
|
変更方法
|
ドロップダウン・リストによる選択
|
指定可能値
|
はい
|
トレース・メモリをクリアします。
|
いいえ
|
トレース・メモリをクリアしません。
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トレース・メモリを使い切った後の動作
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トレース・メモリが,収集したトレース・データで満たされた際の動作を選択します注2。
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デフォルト
|
トレース・メモリを上書きし実行を続ける
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変更方法
|
ドロップダウン・リストによる選択
|
指定可能値
|
トレース・メモリを上書きし実行を続ける
|
トレース・メモリを使い切ると,古いトレース・データに上書きを続けます。
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トレースを停止する注4
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トレース・メモリを使い切ると,トレース・データの書き込みを停止します(実行は停止しません)。
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停止する
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トレース・メモリを使い切ると,トレース・データの書き込みを中止すると同時に実行を停止します。
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注 1. | トレース・フレームはトレース・データの一単位を表します。
フェッチ/ライト/リードなどで,それぞれ1つのトレース・フレームを使用します。 |
注 2. | 【Full-spec emulator】【E1】【E20】
このプロパティを変更すると,トレース・メモリがクリアされます。 |
注 3. | 【シミュレータ】
このプロパティを変更すると,トレース・メモリがクリアされます。 |
(10) | [トレース・イベント]【Full-spec emulator】【E1】【E20】 |
注意 1. | 【Full-spec emulator】【E1】【E20】
プログラム実行中は,このカテゴリ内のプロパティを変更することはできません。 |
注意 2. | 【E1】【E20】
接続したマイクロコントローラがトレース機能を搭載していない場合,デバッグ・ツールと接続後,このカテゴリ内のプロパティは変更不可状態となります(トレース機能を使用することはできません)。 |
トレースの取得範囲設定
【Full-spec emulator】
【E1】【E20】
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トレース・データの取得範囲を選択します。
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デフォルト
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区間をトレース
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変更方法
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ドロップダウン・リストによる選択
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指定可能値
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区間をトレース
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トレース開始イベントとトレース終了イベントで指定した区間の実行履歴をトレース・データとして収集します。
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範囲外をトレース
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トレース開始イベントとトレース終了イベントで指定した範囲外の実行履歴をトレース・データとして収集します。
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(11) | [トレース・タイム・タグ]【シミュレータ】 |
トレース・タイム・タグに関する詳細情報の表示,および設定の変更を行います。
トレース・タイム・タグを積算する
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トレース パネルに表示するトレース時間の表示方法を選択します注。
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デフォルト
|
いいえ
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変更方法
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ドロップダウン・リストによる選択
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指定可能値
|
はい
|
トレースの時間表示を積算値で表示します。
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いいえ
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トレースの時間表示を差分値で表示します。
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トレース・タイム・タグの分周率
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トレースのタイム・タグ表示(トレース パネルの[時間]表示)で使用するカウンタの分周率を選択します注。
なお,分周率の設定を変更すると,分岐/データ・アクセスのタイム・タグで表示されるカウンタのカウント・アップに必要なクロック数も変更されます。
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デフォルト
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1/1
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変更方法
|
ドロップダウン・リストによる選択
|
指定可能値
|
1/1,1/2,1/4,1/8,1/16,1/32,1/64,1/128,1/256,1/512,1/1K,1/4K,1/8K,1/16K,1/64K,1/256K,1/1M
|
注 | このプロパティを変更すると,トレース・メモリがクリアされます。 |
(12) | [ソフトウェア・トレースのLPD出力]【E2】 |
ソフトウェア・トレースのLPD出力機能に関する詳細情報の表示,および設定の変更を行います(「2.14.1 トレース動作の設定をする」参照)。
注意 1. | 【E2】
プログラム実行中は,このカテゴリ内のプロパティを変更することはできません。 |
注意 2. | 【E2】
接続したマイクロコントローラがソフトウェア・トレースのLPD出力機能を搭載していない場合,デバッグ・ツールと接続後,このカテゴリ内のプロパティは変更不可状態となります(ソフトウェア・トレースのLPD出力機能を使用することはできません)。 |
ソフトウェア・トレースをLPD出力する
|
ソフトウェア・トレースをLPD出力するか否かを選択します。
|
デフォルト
|
いいえ
|
変更方法
|
ドロップダウン・リストによる選択
|
指定可能値
|
はい
|
LPD出力します。
|
いいえ
|
LPD出力しません。
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ソフトウェア・トレースのLPD出力対象
|
ソフトウェア・トレースをLPD出力する対象を選択します。
なお,このプロパティは,[ソフトウェア・トレースをLPD出力する]プロパティにおいて[はい]を選択した場合のみ表示されます。
|
デフォルト
|
コア名称
|
変更方法
|
ドロップダウン・リストによる選択
ただし,デバッグ・ツールと切断中の場合のみ変更可
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指定可能値
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コア名称
|
選択したコア名称のトレース・データをLPD出力します。
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DBCPを出力する
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プログラム実行中に発生したDBCPの情報をトレース・データとしてLPD出力するか否かを選択します。
なお,このプロパティは,[ソフトウェア・トレースをLPD出力する]プロパティにおいて[はい]を選択した場合のみ表示されます。
|
デフォルト
|
はい
|
変更方法
|
ドロップダウン・リストによる選択
|
指定可能値
|
はい
|
LPD出力します。
|
いいえ
|
LPD出力しません。
|
DBTAGを出力する
|
プログラム実行中に発生したDBTAGの情報をトレース・データとしてLPD出力するか否かを選択します。
なお,このプロパティは,[ソフトウェア・トレースをLPD出力する]プロパティにおいて[はい]を選択した場合のみ表示されます。
|
デフォルト
|
はい
|
変更方法
|
ドロップダウン・リストによる選択
|
指定可能値
|
はい
|
LPD出力します。
|
いいえ
|
LPD出力しません。
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DBTAGの実行アドレスを出力する
|
プログラム実行中に発生したDBTAGの情報をLPD出力する際に,DBTAGの実行アドレスも出力するか否かを選択します。
なお,このプロパティは,[ソフトウェア・トレースをLPD出力する]プロパティにおいて[はい]を選択した場合のみ表示されます。
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デフォルト
|
はい
|
変更方法
|
ドロップダウン・リストによる選択
|
指定可能値
|
はい
|
実行アドレスを出力します。
|
いいえ
|
実行アドレスを出力しません。
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DBPUSHを出力する
|
プログラム実行中に発生したDBPUSHの情報をトレース・データとしてLPD出力するか否かを選択します。
なお,このプロパティは,[ソフトウェア・トレースをLPD出力する]プロパティにおいて[はい]を選択した場合のみ表示されます。
|
デフォルト
|
はい
|
変更方法
|
ドロップダウン・リストによる選択
|
指定可能値
|
はい
|
LPD出力します。
|
いいえ
|
LPD出力しません。
|
DBPUSHの実行アドレスを出力する
|
プログラム実行中に発生したDBPUSHの情報をLPD出力する際に,DBPUSHの実行アドレスも出力するか否かを選択します。
なお,このプロパティは,[ソフトウェア・トレースをLPD出力する]プロパティにおいて[はい]を選択した場合のみ表示されます。
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デフォルト
|
はい
|
変更方法
|
ドロップダウン・リストによる選択
|
指定可能値
|
はい
|
実行アドレスを出力します。
|
いいえ
|
実行アドレスを出力しません。
|
LPD出力の優先度
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ソフトウェア・トレースのLPD出力機能を使用する際の優先度を選択します。
なお,このプロパティは,[ソフトウェア・トレースをLPD出力する]プロパティにおいて[はい]を選択した場合のみ表示されます。
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デフォルト
|
スピード優先
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変更方法
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ドロップダウン・リストによる選択
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指定可能値
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スピード優先
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リアルタイム性を優先してLPD出力を行います。
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データ優先
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データの取りこぼしが発生しないように,CPUの実行パイプラインを一時的に停止してLPD出力を行います。
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記録メモリを使い切った後の動作
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出力したソフトウェア・トレース・データで記録メモリが満たされた際の動作を選択します。
なお,このプロパティは,[ソフトウェア・トレースをLPD出力する]プロパティにおいて[はい]を選択した場合のみ表示されます。
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デフォルト
|
記録メモリを上書きして実行を続ける
|
変更方法
|
ドロップダウン・リストによる選択
|
指定可能値
|
記録メモリを上書きして実行を続ける
|
記録メモリを使い切ると,古いソフトウェア・トレース・データに上書きを続けます。
|
記録を停止する
|
記録メモリを使い切ると,ソフトウェア・トレース・データの出力を停止します(プログラムの実行は停止しません)。
|
プログラムを停止する
|
記録メモリを使い切ると,ソフトウェア・トレース・データの出力を中止すると同時にプログラムの実行を停止します。
|
タイマ機能に関する詳細情報の表示,および設定の変更を行います。
タイマ機能を使用する
【シミュレータ】
|
タイマ機能を使用するか否かを選択します。
|
デフォルト
|
いいえ
|
変更方法
|
ドロップダウン・リストによる選択
|
指定可能値
|
はい
|
タイマ機能を使用します。
|
いいえ
|
タイマ機能を使用しません。
|
タイマ・イベント対象【Full-spec emulator】【E1】【E20】
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タイマ・イベント対象を選択する。
本プロパティを変更した場合,[トレース]カテゴリ内[トレースの取得対象]プロパティ値も連動して変更します。
このプロパティは,設定が可能なマイクロコントローラを選択している場合かつ,[マルチコア]カテゴリ内[デバッグ・モード]プロパティで[非同期デバッグ・モード]を選択した場合のみ表示されます。
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デフォルト
|
コア名称
|
変更方法
|
ドロップダウン・リストによる選択
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指定可能値
|
コア名称
|
選択したコアにタイマ・イベントを設定可能です。
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(14) | [入力信号のマスク]【Full-spec emulator】【E1】【E20】 |
入力信号のマスクに関する詳細情報の表示,および設定の変更を行います。
WAIT信号をマスクする
|
WAIT信号をエミュレータに入力しないようにマスクするか否かを選択します。
|
デフォルト
|
【Full-spec emulator】
はい
【E1】【E20】
いいえ
|
変更方法
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ドロップダウン・リストによる選択注1
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指定可能値
|
はい
|
WAIT信号をマスクします。
|
いいえ
|
WAIT信号をマスクしません。
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RESET信号をマスクする
|
RESET信号をエミュレータに入力しないようにマスクするか否かを選択します。
|
デフォルト
|
【Full-spec emulator】
はい
【E1】【E20】
いいえ
|
変更方法
|
ドロップダウン・リストによる選択注1
|
指定可能値
|
はい
|
RESET信号をマスクします。
|
いいえ
|
RESET信号をマスクしません。
|
マスクするRESET信号の選択
|
マスクするRESET信号を選択します。
なお,このプロパティは,[RESET信号をマスクする]プロパティにおいて[はい]を選択した場合のみ表示されます。
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デフォルト
|
【Full-spec emulator】
TARGET RESET信号
【E1】【E20】
TARGET RESET信号とINTERNAL RESET信号
|
変更方法
|
【Full-spec emulator】
ドロップダウン・リストによる選択
【E1】【E20】
変更不可
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指定可能値注2
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TARGET RESET信号
|
TARGET RESET信号をマスクします。
|
TARGET RESET信号とINTERNAL RESET信号
|
TARGET RESET信号とINTERNAL RESET信号をマスクします。
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PWRGD信号をマスクする
【Full-spec emulator】
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PWRGD信号をエミュレータに入力しないようにマスクするか否かを選択します。
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デフォルト
|
はい
|
変更方法
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ドロップダウン・リストによる選択注1,3
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指定可能値
|
はい
|
PWRGD信号をマスクします。
|
いいえ
|
PWRGD信号をマスクしません。
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注 2. | 【Full-spec emulator】
このプロパティを[TARGET RESET信号]に設定できないPODの場合,このプロパティはデバッグ・ツールとの接続時に[TARGET RESET信号とINTERNAL RESET信号]に固定されます(変更不可)。 |
注 3. | このプロパティを[はい]に設定できないPODの場合,デバッグ・ツールとの接続時に自動的に[いいえ]に固定されます(変更不可)。 |
カバレッジ機能に関する詳細情報の表示,および設定の変更を行います。
カバレッジ機能を使用する
|
カバレッジ機能を使用するか否かを選択します。
|
デフォルト
|
いいえ
|
変更方法
|
ドロップダウン・リストによる選択
|
指定可能値
|
はい
|
カバレッジ機能を使用します。
|
いいえ
|
カバレッジ機能を使用しません。
|
カバレッジ結果を再利用する
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デバッグ・ツールと接続時/切断時に,カバレッジ測定結果のロード/セーブを行うか否かを選択します。
なお,このプロパティは,[カバレッジ機能を使用する]プロパティにおいて[はい]を選択した場合のみ表示されます。
|
デフォルト
|
いいえ
|
変更方法
|
ドロップダウン・リストによる選択
|
指定可能値
|
はい
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カバレッジ測定結果のロード/セーブを行います。
|
いいえ
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カバレッジ測定結果のロード/セーブを行いません。
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カバレッジ測定領域(1Mバイト)
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内蔵ROM領域以外のカバレッジ測定の対象領域を指定します。
カバレッジ測定を行う任意の1Mバイト空間の開始アドレスを指定します。
なお,このプロパティは,[カバレッジ機能を使用する]プロパティにおいて[はい]を選択した場合のみ表示されます。
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デフォルト
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100000
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変更方法
|
キーボードからの直接入力
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指定可能値
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内蔵ROM領域以外のアドレス(シンボル指定不可)
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シミュレータGUI機能に関する詳細情報の表示,および設定の変更を行います。
注意 | 選択しているマイクロコントローラのシミュレータが周辺機能シミュレーションをサポートしていない(命令シミュレーション版)場合,このカテゴリ内のプロパティはすべて無効となります。 |
シミュレータGUIを表示する
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シミュレータGUIの機能を使用するため,シミュレータGUI ウインドウを表示するか否かを選択します。
|
デフォルト
|
はい
|
変更方法
|
ドロップダウン・リストによる選択
ただし,プログラム実行中は変更不可
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指定可能値
|
はい
|
シミュレータGUI ウインドウを表示します。
|
いいえ
|
シミュレータGUI ウインドウを表示しません。
|
実行開始時に最前面表示する
|
プログラムの実行開始時に,シミュレータGUI ウインドウを最前面に表示するか否かを選択します。
なお,このプロパティは,[シミュレータGUIを表示する]プロパティにおいて[はい]を選択した場合のみ表示されます。
|
デフォルト
|
はい
|
変更方法
|
ドロップダウン・リストによる選択
|
指定可能値
|
はい
|
最前面に表示します。
|
いいえ
|
最前面に表示しません。
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(17) | [マルチコア]【Full-spec emulator】【E1】【E20】 |
マルチコアの制御方法に関する詳細情報の表示,および設定の変更を行います。
デバッグ・モード
|
マルチコアの制御方法を選択します。
デバッグ対象の選択については,「2.9 コア(PE)の選択」を参照してください。
このプロパティは,選択しているマイクロコントローラがマルチコアの場合のみ表示します。
このプロパティは,すべてのコアが停止状態の場合のみ変更可能です。
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デフォルト
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同期デバッグ・モード
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変更方法
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ドロップダウン・リストによる選択
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指定可能値
|
同期デバッグ・モード
|
マイクロコントローラに搭載されている全てのコアの実行と停止を同期させます。
トレース・データを収集できるコアは,[トレース]カテゴリ内[トレースの取得対象]プロパティで[デバッグ対象コアのみ]または,[全てのコア]を選択できます。
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非同期デバッグ・モード
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デバッグ対象として選択したコアのみ実行,停止を制御します。
トレース・データを収集できるコアは,[トレース]カテゴリ内[トレースの取得対象]プロパティで選択したコアのみとなります。
|
初期停止状態をデバッグする
|
CPUの初期停止状態をデバッグするか否かを選択します。
|
デフォルト
|
いいえ
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変更方法
|
ドロップダウン・リストによる選択
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指定可能値
|
はい
|
リスタート実行時にCPUのリセット解除後と同様に初期停止状態となります。
|
いいえ
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リスタート実行時にCPUのリセット解除後と同様に初期停止状態となりません。
一度ブレーク状態となった後にプログラム実行状態となります。
|
仮想化支援機能に関する詳細情報の表示,および設定の変更を行います。
デバッグ対象コンテキストを指定する
|
デバッグ対象コンテキストを指定するかどうか選択します。
[はい]を選択した場合,[デバッグ対象コンテキスト]プロパティで選択しているコンテキストのみをデバッグ対象として扱います。
このプロパティは,設定が可能なマイクロコントローラを選択している場合のみ表示されます。
|
デフォルト
|
いいえ
|
変更方法
|
ドロップダウン・リストによる選択
|
指定可能値
|
はい
|
デバッグ対象コンテキストを指定します。
|
いいえ
|
デバッグ対象コンテキストを指定しません。
|
デバッグ対象コンテキスト
|
デバッグ対象コンテキストを選択します。
デバッグ対象コンテキストは,選択しているマイクロコントローラに搭載されたコア毎に選択します。
このプロパティは,[デバッグ対象コンテキストを指定する]プロパティにおいて[はい]を選択した場合のみ表示されます。
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デフォルト
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[選択しているマイクロコントローラのコアの総数]
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変更方法
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デバッグ対象コンテキストの選択 ダイアログによる選択
デバッグ対象コンテキストの選択 ダイアログは,このプロパティの各サブ項目を選択すると欄内右端に表示される[...]ボタンをクリックすることでオープンします(このパネル上でデバッグ対象コンテキストを選択することはできません)。
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表示内容
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デバッグ対象コンテキストの選択状況をコア毎に表示します。
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デバッグ対象外コンテキストをスキップする
|
デバッグ対象外コンテキストをスキップするかどうか選択します。
[はい]を選択した場合,[デバッグ対象コンテキスト]プロパティで選択しているコンテキスト以外のコンテキストでブレークした際に,デバッグ対象コンテキストに遷移するまで自動的に実行を継続し,デバッグ対象コンテキストに切り替わってからブレークします。
このプロパティは,[デバッグ対象コンテキストを指定する]プロパティにおいて[はい]を選択した場合のみ表示されます。
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デフォルト
|
はい
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変更方法
|
ドロップダウン・リストによる選択
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指定可能値
|
はい
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スキップします。
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いいえ
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スキップしません。
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ステップ実行の制御方法に関する詳細情報の表示,および設定の変更を行います。
指定セクションをスキップする
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指定セクションをスキップするか否かを選択します。
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デフォルト
|
いいえ
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変更方法
|
ドロップダウン・リストによる選択
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指定可能値
|
はい
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指定セクションをスキップします。
|
いいえ
|
指定セクションをスキップしません。
|
指定セクション
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スキップするセクションを指定します。
なお,このプロパティは,[指定セクションをスキップする]プロパティにおいて[はい]を選択した場合のみ表示されます。
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デフォルト
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[スキップするセクションの数]
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変更方法
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指定セクション ダイアログによる選択
指定セクション ダイアログは,このプロパティを選択すると欄内右端に表示される[...]ボタンをクリックすることでオープンします(このパネル上でスキップするセクションを指定することはできません)。
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