使用するマイクロコントローラがマルチコア対応版の場合,同期実行/同期ブレークを行うか,非同期実行/非同期ブレークを行うか選択できます。
また初期停止状態のコアやスタンバイ・モードのコアのデバッグも可能です。
コアの選択を切り替えることにより,コアごとの情報がパネルに表示されます。
使用するマイクロコントローラが仮想化支援機能を搭載している場合,マイクロコントローラ全体のデバッグだけでなく,仮想マシンに着目したデバッグが可能です。
フルスペック・エミュレータ(Full-spec emulator),オンチップ・デバッギング・エミュレータ(E1/E20),およびシミュレータと組み合わせて使用することにより,より快適な開発環境を実現できます。
1つのパネル上で,Cソース・テキストと逆アセンブル・テキストを混合表示することができます。
Cソース・プログラムに対して,ソース・レベル・デバッグ,または命令レベル・デバッグを行うことができます。
プログラムの実行が停止した際に,表示情報を自動的に更新するだけでなく,プログラムが実行中の状態であっても,リアルタイムにメモリ/レジスタ/変数の値を表示更新することができます。
ブレークポイントやイベントの設定情報,ファイルのダウンロード情報,パネルの表示状態/位置などのデバッグ環境を保存することができます。