解析後のプログラム編集支援
さて,解析グラフから得られた情報をもとに,制御品質向上のために実際のプログラムを改善していくことになります。関数の実行割合で体験した内容と同じように,変数についても変数一覧パネルから様々な情報を得ることができ,また変数の定義箇所や参照箇所を全て出力することができます。
基本的な操作方法は関数一覧パネルと同様ですので,操作については省略します。下図は,変数一覧パネルです。変数の配置アドレスやサイズといった静的情報,リード回数やライト回数といった動的情報を一度に見ることができます。変数一覧パネルは,関数一覧パネルと同様にCSV形式で保存できます。
変数一覧パネルで変数を選択して,コンテキスト・メニューから「すべての参照を検索」をクリックすると,下図のように定義箇所と参照箇所を全て出力することができます。出力された行をダブル・クリックすることで,エディタ・パネルの該当する部分にカーソルを移動することができるため,解析から編集までを効率的に行うことができます。