開発ツール

-use_mda

乗除積和演算器を利用したコード生成を許可するか否かを指定します。

［指定形式］

-use_mda={not_use|mda}

  not_use：コンパイラによる乗除積和演算器を利用したコード生成を抑止する

  mda    ：コンパイラによる乗除積和演算器を利用したコード生成を許可する

省略時解釈

-cpu=S1，または-cpu=S3オプション指定時は，-use_mda=not_useオプションの指定と同じです。

-cpu=S2オプション指定時は，-use_mda=mdaオプションの指定と同じです。

［詳細説明］

-	コンパイラによる乗除積和演算器を利用したコード生成を許可するか否かを指定します。

-	下表に本オプションと-cpuオプションとを同時指定した場合のccrlの動作を示します。

［注意事項］

-	コンパイラ生成コード以外も制御する場合はランタイム・ライブラリの切り分けも必要です。詳細は「7.1 提供ライブラリ」を参照してください。

-	乗除算積和演算器を持たないデバイスでは-use_mda=mdaを指定しないでください。

［使用例］

-	乗除積和演算器を使うコードを生成します。

>ccrl -use_mda=mda -cpu=S2 -dev=dr5f100pj.dvf main.c