解析対象ファイルを指定 ダイアログ


解析ツールが解析の対象とするファイルを指定します(「1.1.1 解析対象」参照)。

このダイアログで解析対象と指定されたファイル内の関数情報/変数情報のみを,次のパネル上で表示します。

図 A.42

解析対象ファイルを指定 ダイアログ

 

ここでは,次の項目について説明します。

[オープン方法]

-

プロパティ パネル[設定]タブにおいて,[解析対象]カテゴリ内[解析対象ファイル]プロパティを選択することにより表示される[...]ボタンをクリック

[各エリアの説明]

(1)

ヘッダ・エリア

ファイル情報の項目名(ファイル名/カテゴリ/定義シンボル数)を表示します。

各項目名を,マウスにより任意の列へ直接ドラッグ・アンド・ドロップすることにより,表示項目(列)の順序を並び替えることができます。

また,各項目名をクリックすることにより,ファイル情報表示エリアの内容をソート表示することができます(クリックの繰り返しにより,昇順表示/降順表示/デフォルト表示(プロジェクト・ツリー上の順番)が切り替わります)。この際のソートは,ソート対象の項目の情報値が数値(10進数/16進数)の場合は数値の大小により行い,それ以外の場合(文字列など)は,文字コード順に行います。

注意

表示項目(列)の並び替え,およびソート表示は保持されません。
このダイアログのオープン時は,常にデフォルトの状態で表示を行います。

(2)

ファイル情報表示エリア

プロジェクトに現在登録されているC/C++ソース・ファイル名,およびそのファイル情報をリスト表示します。

(a)

[ファイル名]

C/C++ソース・ファイル名,またはカテゴリ名(“()”内に表示)を表示します。

各項目のチェック・ボックスの指定により,解析対象とするファイルを設定することができます。

 

このファイルを解析の対象とします。

 

このファイルを解析の対象から外します。

備考 1.

カテゴリ名のチェック・ボックスをチェックした場合は,そのカテゴリに属するすべてのファイル名のチェック・ボックスがチェックされます。

備考 2.

ファイル名にマウス・カーソルを重ねると,そのファイルの絶対パス,およびプロジェクト・ツリーに表示されているツリー・ノードのファイル名を含めたパスを表示します。

(b)

[カテゴリ]

プロジェクト・ツリーにおいて,対応するC/C++ソース・ファイルが登録されているカテゴリ名を表示します。

なお,[ファイル名]においてカテゴリ名を表示している場合は,“ファイル”を表示します(ルート・カテゴリの場合は“-”を表示)。

(c)

[定義シンボル数]

対応するC/C++ソース・ファイル/カテゴリの中で定義されている関数/変数の合計数(10進数)を表示します。

ただし,定義シンボル数を取得できない場合は“-”を表示します。

(3)

[全選択/全解除]チェック・ボックス

このチェック・ボックスをチェックすることにより,[ファイル]列のすべてのチェック・ボックスがチェック状態になります。

また,チェック・ボックスのチェックを外すことにより,[ファイル]列のすべてのチェック・ボックスのチェックが外れます。

 

[ファイル]列のすべてのチェック・ボックスがチェック状態にあることを示します。

 

[ファイル]列のチェック・ボックスが,すべてチェックされている状態ではない,またはすべてチェックが外れている状態ではないことを示します。

 

[ファイル]列のすべてのチェック・ボックスのチェックが外れている状態にあることを示します(デフォルト)。

[機能ボタン]

ボタン

機能

OK

指定したファイルを解析対象ファイルに設定し,このダイアログをクローズします。

キャンセル

ファイルの指定を中止し,このダイアログをクローズします。

ヘルプ

このダイアログのヘルプを表示します。