sta_alm

ista_alm

概要

アラーム・ハンドラの動作開始

C言語形式

 ER      sta_alm ( ID almid, RELTIM almtim );
 ER      ista_alm ( ID almid, RELTIM almtim  );
パラメータ

I/O

パラメータ

説明

I

 ID      almid;
アラーム・ハンドラのID

I

 RELTIM  almtim;
起動時刻(単位:ミリ秒)



機能

almidで指定されたアラーム・ハンドラの起動時刻を,本サービス・コールが呼び出された時刻からalmtimミリ秒後に設定し,動作状態(STA状態)にします。これにより,対象アラーム・ハンドラは,RI600PXの起動対象となります。

備考1 almtimに0を指定すると,次回の基本クロック割り込み時にアラーム・ハンドラが起動されます。

備考2 対象アラーム・ハンドラがすでに動作状態の場合でも,本サービス・コールは起動時刻を再設定します。以前の起動時刻の設定は無効となります。

戻り値

マクロ

数値

意味

E_OK

0

正常終了

E_PAR

-17

パラメータ・エラー

- almtim > (0x7FFFFFFF - TIC_NUME)/TIC_DENO

E_ID

-18

不正ID番号

- almid≦0

- almid > VTMAX_ALH

E_CTX

-25

コンテキスト・エラー

- CPUロック状態から本サービス・コールを発行した。

- 「PSW.IPL > カーネル割り込みマスクレベル」の状態から本サービス・コールを発行した。

備考 タスクからista_almを発行した場合,および非タスクからstp_almを発行した場合,コンテキスト・エラーは検出されず,システムの正常な動作は保証されません。

E_NOEXS

-42

オブジェクト未生成

- almidのアラーム・ハンドラが存在しない。