2. 4  CubeSuiteのプロジェクトをCS+のプロジェクトに変換する

RIシリーズでは,CubeSuiteで作成したプロジェクトをCS+の[プロジェクト]メニュー→[プロジェクトを開く...]で選択することにより,CS+のプロジェクトに自動的に変換することができます。

- 使用リアルタイムOS名の変更も同時に行います(RX78K0R→RI78V4 V1.xx.xx,RX850V4→RI850V4 V1.xx.xx)。

- リアルタイムOS名の変更に伴い,CubeSuiteプロジェクトで使用していたシステム・コンフィギュレーション・ファイル,およびリンク・ディレクティブ・ファイル内に記載されているリアルタイムOS名,バージョン,メモリ領域の置換処理を行います。

- システム・コンフィギュレーション・ファイル,およびリンク・ディレクティブ・ファイルの置換処理を行うので,置換処理の前のファイルはコピーされ,バック・アップされます。コピー後のファイル名は,元々のファイル名に「.(ドット)旧リアルタイムOS名」が付加されます。

- 置換処理を行うので,変換対象のファイル/フォルダに関しては,書き込み禁止属性を付加しないでください。書き込み禁止属性を付加している場合は,置換処理を行いません。

- 置換処理後のファイルの文字コードは,置換処理前のファイルと同じ文字コードとなりますが,文字コードを特定できない場合は,Windowsのデフォルトの文字コードとなります。

- CS+への置換処理後は,システム・コンフィギュレーション・ファイルから生成されるファイルを再度,出力(リビルド)してください。

注  RX78K0R→RI78V4 V2.xx.xx,RX850V4→RI850V4 V2.xx.xxの変換は直接できません。一度RX78K0R→RI78V4 V1.xx.xx,RX850V4→RI850V4 V1.xx.xxへの変換を行い,変換したプロジェクトを「プロジェクト流用機能」を用いて変換してください。