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消費電流測定トリガ条件設定 ダイアログ【E2】


消費電流測定 パネル【E2】において,トリガ条件の設定を行います。

注意

消費電流測定はRX100,RX200シリーズでのみ対応しています。

図 A.53

消費電流測定トリガ条件設定 ダイアログ

 

ここでは,次の項目について説明します。

[オープン方法]

-

消費電流測定 パネル【E2】において,ツールバーの を選択

[各エリアの説明]

(1)

[トリガ機能を使用する]

トリガ機能を使用するかどうかを指定します。

(2)

[トリガ動作設定]エリア

トリガ検出時のE2エミュレータの動作を設定します。

(a)

[トリガ検出時の動作]

トリガ検出時の動作を次のドロップダウン・リストにより選択します。

プログラムを停止する

プログラムの実行を停止します。

外部トリガを出力

E2拡張インタフェースの外部トリガ信号出力機能を用いて,外部トリガ信号を出力します。

(b)

[チャネル]

[トリガ検出時の動作]が“外部トリガを出力”の場合,出力対象のE2拡張インタフェースの外部トリガ出力チャネルを“ch0”,“ch1”から選択します。

(c)

外部トリガ出力の種類

外部トリガとして出力する信号の種類を[Highパルス],[条件が成立している間Highレベルを出力]から選択します。

[Highパルス]を選択した場合,パルス信号の幅を1~65535の10進数値(単位:マイクロ秒)で指定します。

(3)

[トリガ条件設定]エリア

トリガ条件を設定します。

(a)

[条件]

トリガ条件となる電流値の変化の種類を次のドロップダウン・リストにより選択します。

しきい値以上

測定中の電流値が指定した電流値以上になった瞬間を検出

しきい値以下

測定中の電流値が指定した電流値以下になった瞬間を検出

範囲内

測定中の電流値が指定した電流値の範囲に入った瞬間を検出

範囲外

測定中の電流値が指定した電流値の範囲から外れた瞬間を検出

(b)

[電流値]

トリガ条件の対象となる特定の電流値,または電流値範囲をuA単位で指定します。

[条件]が“しきい値以上”,“しきい値以下”の場合は電流値を1つ,[条件]が“範囲内”,“範囲外”の場合の場合は電流値を2つ指定します。

注意

電流値の範囲は,左側の入力欄の値が右側の入力欄の値より小さくなるようにしてください。

(c)

[検出幅を指定する]

[条件]が“しきい値以上”,“しきい値以下”,“範囲内”の場合,検出した瞬間ではなく電流値の変化を検出してからその状態が特定の時間続いたときのみトリガを検出するかどうかを指定します。

トリガを検出する場合はチェック・ボックスを選択し,時間幅の条件と時間幅を指定します。

<1>

時間幅の条件

時間幅の条件を次のドロップダウン・リストにより選択します。

しきい値以上

[条件]で指定した条件が指定した時間以上続いた場合に検出

範囲内

[条件]で指定した条件が続いた時間が,指定した時間の範囲内の場合のみ検出

<2>

時間幅

消費電流測定条件設定 ダイアログ【E2】の[サンプリング時間]で選択したサンプリング時間の倍数を指定します。

実際の時間幅はサンプリング時間の倍数になります。

[機能ボタン]

ボタン

機能

OK

このダイアログで設定したトリガ条件を消費電流測定 パネル【E2】に反映します。

キャンセル

設定を無効とし,このダイアログをクローズします。

ヘルプ

このダイアログのヘルプを表示します。