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[一括置換]タブ


指定した文字列を一括検索したのち,置換文字に一括置換します。

図 A.12

検索・置換 ダイアログ:[一括置換]タブ

備考 1.

このタブは,通常表示モードエディタ パネルから検索・置換 ダイアログが呼び出された場合のみ選択することができます。

備考 2.

[検索する文字列]エリア ボタンは,エディタ パネルからこのダイアログをオープンした場合のみ表示されます。

 

ここでは,以下の項目について説明します。

[オープン方法]

-

[編集]メニュー→[検索...],または[編集]メニュー→[置換...]を選択

[各エリアの説明]

(1)

[検索する文字列]エリア

検索する文字列を指定します。

テキスト・ボックスに直接入力するか(最大指定文字数:1024文字),またはドロップダウン・リストより入力履歴項目を選択します(最大履歴数:10個)。

デフォルトでは,キャレット位置の単語(変数/関数などを含む)を表示します。

ただし,文字列を選択した状態でこのダイアログをオープンした場合では,選択している文字列をデフォルトで表示します。

 

ボタンをクリックする際には,以下のワイルド・カードを選択できます。エディタ パネルからこのダイアログをオープンし,[検索条件]で“ワイルド・カード”が選択されている場合に有効となります。

-

# 任意の1桁の数字

-

* 0以上の任意の1文字

-

? 任意の1文字

-

[!] 文字セットに含まれない任意の1文字

-

[] 文字セットに含まれる任意の1文字

 

また, ボタンをクリックする際には,以下の正規表現を選択できます。エディタ パネルからこのダイアログをオープンし,[検索条件]で“正規表現”が選択されている場合に有効となります。

-

$ 行の末尾

-

( ) グループ キャプチャ

-

* 0以上

-

+ 1以上

-

. 任意の1文字

-

[] 文字セットに含まれる任意の1文字

-

[^] 文字セットに含まれない任意の1文字

-

\ エスケープ文字

-

\b 単語の境界

-

\n 改行

-

\s 空白

-

^ 行の先頭

-

| または

備考

正規表現についての詳細は,「B.正規表現の構文」を参照してください。

(2)

[置換後の文字列]エリア

置換する文字列を指定します。

テキスト・ボックスに直接入力するか(最大指定文字数:1024文字),またはドロップダウン・リストより入力履歴項目を選択します(最大履歴数:10個)。

(3)

[検索場所]エリア

検索する場所を指定します。

以下のいずれかをドロップダウン・リストより選択するか,キーボードより直接入力します(最大履歴数:10個)。

項目

動作

現在のパネル(パネル名

現在のエディタ パネル内で検索します。

開いているファイル

現在オープンしているすべてのエディタ パネル内で検索します。

エディタ パネルでファイルを1つもオープンしていない場合は,この項目は無効となります。

アクティブ・プロジェクト

アクティブ・プロジェクトに含まれているテキスト・ファイル内で検索します。

なお,[ファイルの種類]が指定されている場合は,そのファイルのみを検索対象とします。

ただし,現在のプロジェクトが存在しない場合は,この項目は無効となります。

メイン・プロジェクトおよびサブプロジェクト内

メイン・プロジェクト,またはサブプロジェクトに含まれているテキスト・ファイル内で検索します。

なお,[ファイルの種類]が指定されている場合は,そのファイルのみを検索対象とします。

ただし,現在のプロジェクトが存在しない場合は,この項目は無効となります。

指定されたフォルダ名

直接入力(最大指定文字数:259文字)によりパス指定されたフォルダ(相対パスの場合はプロジェクト・フォルダ相対とします),またはこのエリア内の[...]ボタンのクリックによってオープンするフォルダの参照 ダイアログにより指定したフォルダ以下のテキスト・ファイル内で検索します。フォルダが指定されていない場合は,プロジェクト・フォルダ名がデフォルトで“()”内に表示されます(プロジェクトが存在しない場合は,現在のユーザのドキュメント・フォルダを対象とします)。

なお,[ファイルの種類]が指定されている場合は,そのファイルのみを検索対象とします。

備考

入力履歴項目として,最大10個までドロップダウン・リストに記録されます。

(4)

[オプション]エリア

このエリアは,[オプション]ボタンをクリックすることにより表示されます(デフォルトでは表示されません)。

検索条件として以下のオプションを指定することができます。

(a)

[検索条件]

以下のいずれかをドロップダウン・リストより選択します。

項目

動作

プレイン・テキスト

[検索する文字列]エリアに指定した文字列をそのまま検索します。

ワイルド・カード

[検索する文字列]エリアに指定したワイルド・カードを使用して,文字列を検索します。

正規表現

[検索する文字列]エリアに指定した正規表現を使用して,文字列を検索します。

この項目は,エディタ パネルにフォーカスがある場合のみ有効となります。

(b)

[ファイルの種類]

検索対象とするファイルの種類を指定します。

以下のいずれかをドロップダウン・リストより選択します。

項目

動作

ソース・ファイル(拡張子群)

検索対象のファイルをソース・ファイル限定とします。

*.txt

検索対象のファイルをテキスト・ファイル限定とします。

*.*

すべてのファイルを検索対象とします。

プロジェクト・ツリー パネルに登録しているソース・ファイルを判別して拡張子を表示します。

 

なお,ここでは,テキスト・ボックスにファイル名を直接入力することにより,ファイル名を限定して検索対象を指定することもできます(最大指定文字数:1024文字)。

この場合,ワイルド・カード“*”を使用することができ,また複数のファイル名をセミコロン“;”で区切って指定することも可能です。

注意

テキスト・ボックスに直接入力する場合,ワイルド・カードを含めたファイル名のみを入力してください。
例えば,“ソース・ファイル(*.c; *.h)”と入力すると,“ソース・ファイル(aaa.c”,“ソース・ファイル(bbb.c”,“ccc.h)”は検索対象になりますが,“aaa.c”,“bbb.c”,“ccc.h”は検索対象になりません。“aaa.c”,“bbb.c”,“ccc.h”を検索対象にするには,“*.c; *.h”と入力してください。

備考

入力履歴項目として,最大10個までドロップダウン・リストに記録されます。

(c)

[大文字と小文字を区別する]

 

指定した文字列の大文字と小文字を区別して検索します。

 

指定した文字列の大文字と小文字を区別せず検索します(デフォルト)。

(d)

[単語単位]

 

指定した文字列を単語単位で完全に一致する箇所のみ検索します。

 

指定した文字列を含む箇所をすべて検索します(デフォルト)。

(e)

[置換前にファイルを開く]

 

文字列を検索/置換するファイルをエディタ パネルで開いてから置換します。

 

文字列を検索/置換するファイルを開かずに置換します(デフォルト)。

[機能ボタン]

ボタン

機能

オプション

このタブ上の[オプション]エリアの表示/非表示を切り替えます。

置換

指定した検索条件で指定した文字列を一括検索し,該当箇所を指定した置換文字列で一括置換します。

キャンセル

設定を無効とし,このダイアログをクローズします。

ヘルプ

このダイアログのヘルプを表示します。