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debugger.XTrace.Dump


トレース・データをダンプします。【IECUBE】【IECUBE2】【シミュレータ】

[指定形式]

debugger.XTrace.Dump(frameCount, fileName = "", append = False)

[引数]

引数

説明

frameCount

ダンプ数を指定します。

fileName

ダンプするファイル名を指定します(デフォルト:指定なし)。

append

トレース・データをファイルに追記するかどうかを指定します。

True :トレース・データをファイルに追記します。

False :トレース・データをファイルに追記しません(デフォルト)。

[戻り値]

トレース情報のリスト(詳細はTraceInfoクラスを参照してください)

[詳細説明]

-

frameCountで指定した数分のトレース・データをダンプします。

-

fileNameを指定した場合,トレース・データをファイルに書き込みます。

-

appendに“True”を指定した場合,トレース・データをファイルに追記します。

-

トレース・データを,以下の形式で表示します。トレース・データにない情報は空白で表示します。

 

シングルコアの場合

-

命令実行の場合

フレーム番号 タイムスタンプ フェッチ・アドレス ニーモニック

-

リード・アクセスの場合

フレーム番号 タイムスタンプ リード・アドレス R リード・データ

-

ライト・アクセスの場合

フレーム番号 タイムスタンプ ライト・アドレス W ライト・データ

-

ベクタ・リード・アクセスの場合

フレーム番号 タイムスタンプ ベクタ・リード・アドレス V ベクタ・リード・データ

-

DMAの場合

フレーム番号 タイムスタンプ DMA

 

マルチコアの場合

-

命令実行の場合

フレーム番号 PE番号 タイムスタンプ フェッチ・アドレス ニーモニック

-

リード・アクセスの場合

フレーム番号 タイムスタンプ リード・アドレス R リード・データ

-

ライト・アクセスの場合

フレーム番号 タイムスタンプ ライト・アドレス W ライト・データ

-

ベクタ・リード・アクセスの場合

フレーム番号 タイムスタンプ ベクタ・リード・アドレス V ベクタ・リード・データ

-

DMAの場合

フレーム番号 タイムスタンプ DMA

[使用例]

>>>debugger.XTrace.Dump(3)
    1851  00h00min00s003ms696μs000ns  0x000003be  cmp r11, r14
    1852  00h00min00s003ms700μs000ns  0x000003c0  blt _func_static3+0x2c
    1853  00h00min00s003ms702μs000ns  0x000003c2  jarl _errfunc, lp
>>>debugger.XTrace.Dump(10, "C:/test/TestTrace.txt")
>>>