2.3 出力ファイルの種類を設定する

ビルドの生成物として出力するファイルの種類を設定します。

(1)

アプリケーション用のプロジェクト

ロード・モジュール・ファイルを出力します。

ロード・モジュール・ファイルがデバッグ対象となります。

ビルドの生成物として,ロード・モジュール・ファイルのほかに出力するファイルの種類を選択します。

 

プロジェクト・ツリーでビルド・ツール・ノードを選択し,プロパティ パネル[ヘキサ出力オプション]タブを選択します。[ヘキサ・フォーマット]カテゴリの[ヘキサ・ファイル・フォーマット]プロパティにおいて,ファイルの種類を選択してください。

図 2.4

[ヘキサ・ファイル・フォーマット]プロパティ

 

-

[ヘキサ・ファイル(-FOrm=Hexadecimal)]を選択した場合

ロード・モジュール・ファイルから,ヘキサ・ファイルを出力します。

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[Sレコード・ファイル(-FOrm=Stype)]を選択した場合(デフォルト)

ロード・モジュール・ファイルから,モトローラSフォーマット・ファイルを出力します。

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[バイナリ・データ・ファイル(-FOrm=Binary)]を選択した場合

ロード・モジュール・ファイルから,バイナリ・データ・ファイルを出力します。

(2)

ライブラリ用のプロジェクト

プロジェクト・ツリーでビルド・ツール・ノードを選択し,プロパティ パネル[ライブラリアン・オプション]タブを選択します。[出力]カテゴリの[出力ファイル形式]プロパティにおいて,ファイルの種類を選択してください。

図 2.5

[出力ファイル形式]プロパティ

 

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[ユーザ・ライブラリ・ファイル(-FOrm=Library=U)]を選択した場合(デフォルト)

ユーザ・ライブラリ・ファイルを出力します。

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[システム・ライブラリ・ファイル(-FOrm=Library=S)]を選択した場合

システム・ライブラリ・ファイルを出力します。

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[リロケータブル・モジュール・ファイル(-FOrm=Relocate)]を選択した場合

リロケータブル・モジュール・ファイルを出力します。

 

出力ファイルの拡張子が変更される場合,以下のメッセージ ダイアログがオープンします。

図 2.6

メッセージ ダイアログ

 

ダイアログ上で[はい]をクリックすると,ファイルの拡張子を出力ファイルの種類に応じた拡張子に置き換えます。[いいえ]をクリックすると,現在のファイルの拡張子を置き換えません。