[接続用設定]タブでは,次に示すカテゴリごとに,デバッグ・ツールとの接続に関する設定を行います。
このカテゴリでは,内蔵ROM/RAMに関する設定を表示します。
エミュレーションする内蔵ROMサイズを表示します(単位:Kバイト)。
エミュレーションする内蔵RAMサイズを表示します(単位:バイト)。
選択しているマイクロコントローラのデータフラッシュ・メモリ領域のサイズを表示します(単位:Kバイト)。
選択しているマイクロコントローラがデータフラッシュ・メモリ非搭載品の場合は,[0]を表示します。
メイン・クロックをEXTAL周波数と内蔵HOCOから指定します。
内蔵HOCOを持たないマイクロコントローラの場合は,[EXTAL]を表示します。
EXTAL周波数値として0.0001〜99.9999(単位:MHz)の範囲で数値を直接入力します。
入力値の少数第5位以下は切り捨てられ,指定可能範囲外の入力値は,0.0001(0以下だった時)または99.9999(100以上だった時)に丸め込みます。
このプロパティは,[メイン・クロック・ソース]プロパティで[EXTAL]を指定した場合のみ表示されます。
0.0001〜999.9999(単位:MHz)の範囲で数値を直接入力します。
入力値の少数第5位以下は切り捨てられ,指定可能範囲外の入力値は,0.0001(0以下だった時) または999.9999(1000以上だった時)に丸め込みます。
内蔵フラッシュ・メモリ書き換え時に,デバッガによるクロック操作を許可するか否かを指定します。
このカテゴリでは,E20とホスト・マシンとの接続に関する設定を行います。
接続されているE20のシリアル番号をドロップダウン・リストに全て表示します。
なお,ドロップダウン・リストはドロップダウン時に毎回更新します。
このカテゴリでは,E20とターゲット・ボードとの接続に関する設定を行います。
E20がターゲット・システム上のマイクロコントローラと通信する際の通信方式を表示します。
プロジェクト・ツリー パネルにて使用するデバッグ・ツールを選択する際に”RX E20(Serial)”を選択した場合,このプロパティには[FINE]が表示されます。また,”RX E20(JTAG)”を選択した場合,[JTAG]が表示されます。
なお,デバッグ・ツールの選択についての詳細は,「2.3.1 使用するデバッグ・ツールを選択する」を参照してください。
E20がターゲット・システム上のマイクロコントローラと通信する際の通信速度(JTAGクロック)をドロップダウン・リストより指定します。
このプロパティは,[通信方式]プロパティにおいて[JTAG]の場合のみ表示されます。
ターゲット・システム上でのJTAG信号の配線長や配線方法によっては,選択したJTAGクロックで通信できない場合があります。このJTAGクロックを下げることによって,通信が出来るようになる場合があります。 |
E20がターゲット・システム上のマイクロコントローラと通信する際の通信速度(FINEボーレート)をドロップダウン・リストより指定します。
このプロパティは,[通信方式]プロパティにおいて[FINE]の場合のみ表示されます。
ターゲット・システム上でのFINE信号の配線長や配線方法によっては,選択したFINEボーレートで通信できない場合があります。このFINEボーレートを下げることによって,通信が出来るようになる場合があります。 |
このカテゴリでは,フラッシュ書き換えに関する設定を行います。
IDコードプロテクトを解除するためのIDコードを指定します。
[IDコードの入力モード]プロパティにおいて,[IDコードを16進32桁で指定]を指定した場合,IDコードは32桁の16進数で入力してください。また,[IDコードを16文字以内で指定(ASCII)]を指定した場合,IDコードは16文字以内のASCII文字列で入力してください。
IDコードを32桁の16進数で入力する場合は,32ビットのデータ単位に並べて入力してください。 |
デバッガが使用するワークRAMの配置アドレスを指定します。なお,アドレス値は4バイト単位の値を指定してください。(入力値が4バイト単位の値でなかった場合は,自動的に補正されます。)
指定したワークRAMの配置アドレスから[ワークRAMサイズ[バイト]]プロパティの表示サイズ分は,デバッガのファームウェアが使用します。
このカテゴリでは,エミュレーションするマイクロコントローラの動作モードに関する設定を行います。
マイクロコントローラのモード端子で設定している動作モードを指定します。
USBブートプログラムが格納されたマイクロコントローラを使用してユーザブートモードで起動する際に,USBブートプログラムを消去するか否かを指定します。
このプロパティは,[モード端子設定]プロパティにおいて[ユーザブートモード]を指定した場合のみ表示されます。ただし,ユーザブートモードで起動する際に,ユーザブート領域上のUSBブートプログラムを消去する必要のないマイクロコントローラの場合は表示されません。
指定可能な動作モードは,マイクロコントローラによって異なります。
プロジェクトからエンディアンの設定情報を取得し,その値を表示します。
このカテゴリ内の設定は,外部フラッシュ・メモリへダウンロードする場合に必要となります。各プロパティ内の設定についての詳細は,「2.5.2.5 外部フラッシュ・メモリへダウンロードする【E1】【E20】」を参照してください。