2.10.4
変数/I/Oレジスタへのアクセスで停止する
ブレーク・イベント(アクセス系)を設定することにより,任意の変数,またはI/Oレジスタに対し,指定したアクセスがあった場合にプログラムの実行を停止させることができます。
また,この際に,アクセスした値を限定することもできます。
アクセス系のブレーク・イベントで指定できるアクセス種別は次のとおりです。
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リード
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指定した変数/I/Oレジスタに,リード・アクセスした(読み込みを行った)際に実行中のプログラムを停止します。
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ライト
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指定した変数/I/Oレジスタに,ライト・アクセスした(書き込みを行った)際に実行中のプログラムを停止します。
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リード/ライト
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指定した変数/I/Oレジスタに,リード・アクセス,またはライト・アクセスした(読み込み,または書き込みを行った)際に実行中のプログラムを停止します。
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注意 1. | DMAC(Direct Memory Access Controller)/DTC(Data Transfer Controller)によるアクセスは対象となりません。 |
注意 2. | 【シミュレータ】
ストリング操作命令,および積和演算命令は,最初と最後のデータアクセスがイベントチェック対象となります。 |
ここでは,次の操作方法について説明します。
2.10.4.1 変数/I/Oレジスタへのブレーク・イベント(アクセス系)を設定する
2.10.4.2 変数/I/Oレジスタへのブレーク・イベント(アクセス系)を編集する
2.10.4.3 変数/I/Oレジスタへのブレーク・イベント(アクセス系)を削除する