stp_alm

istp_alm

概要

アラーム・ハンドラの動作停止

C言語形式

 ER      stp_alm ( ID almid );
 ER      istp_alm ( ID almid );
パラメータ

I/O

パラメータ

説明

I

 ID      almid;
アラーム・ハンドラのID



機能

almidで指定されたアラーム・ハンドラの動作状態を動作状態(STA状態)から停止状態(STP状態)へと遷移させます。これにより,本サービス・コールの発行からsta_almまたはista_almが発行されるまでの間,対象アラーム・ハンドラは,RI600PXの起動対象から除外されます。

備考 本サービス・コールでは,停止要求のキューイングが行われません。このため,すでに本サービス・コールが発行され,対象アラーム・ハンドラの動作状態が停止状態(STP状態)へと遷移していた場合には,何も処理は行わず,エラーとしても扱いません。

戻り値

マクロ

数値

意味

E_OK

0

正常終了

E_ID

-18

不正ID番号

- almid≦0

- almid > VTMAX_ALH

E_CTX

-25

コンテキスト・エラー

- CPUロック状態から本サービス・コールを発行した。

- 「PSW.IPL > カーネル割り込みマスクレベル」の状態から本サービス・コールを発行した。

備考 タスクからistp_almを発行した場合,および非タスクからstp_almを発行した場合,コンテキスト・エラーは検出されず,システムの正常な動作は保証されません。

E_NOEXS

-42

オブジェクト未生成

- almidのアラーム・ハンドラが存在しない。