get_mpf

概要

メモリ・ブロックの獲得(永久待ち)

C言語形式

 ER      get_mpf ( ID mpfid, VP *p_blk );
 

アセンブリ言語形式

 MOVW    BC, #LOWW(_p_blk)
 MOV     A,  #mpfid
 CALL    !!_get_mpf
 

パラメータ

I/O

パラメータ

説明

I

 ID      mpfid;
固定長メモリ・プールのID

O

 VP      *p_blk;
メモリ・ブロックの先頭アドレスを格納する領域へのポインタ

 

機能

mpfidで指定された固定長メモリ・プールからメモリ・ブロックを獲得し,その先頭アドレスをp_blkで指定された領域に格納します。

ただし,本サービス・コールを発行した際,対象固定長メモリ・プールからメモリ・ブロックを獲得することができなかった(空きメモリ・ブロックが存在しなかった)場合には,メモリ・ブロックの獲得処理は実行されず,自タスクを対象固定長メモリ・プールの待ちキューにメモリ・ブロックの獲得要求順(FIFO順)でキューイングします。

これにより,自タスクは,レディ・キューから外れ,RUNNING状態からWAITING状態(メモリ・ブロック待ち状態)へと遷移します。

なお,メモリ・ブロック待ち状態の解除は,以下の場合に行われ,メモリ・ブロック待ち状態からREADY状態へと遷移します。

 
メモリ・ブロック待ち状態の解除操作

エラー・コード

rel_mpfの発行により,対象固定長メモリ・プールにメモリ・ブロックが返却された

E_OK

rel_waiの発行により,メモリ・ブロック待ち状態を強制的に解除された

E_RLWAI

irel_waiの発行により,メモリ・ブロック待ち状態を強制的に解除された

E_RLWAI



戻り値

マクロ

数値

意味

E_OK

0

正常終了

E_RLWAI

-49

rel_wai,またはirel_waiの発行により,メモリ・ブロック待ち状態を強制的に解除された