-Xmisra2012 【Professional版のみ】


MISRA-C:2012ルールによるソース・チェックを行います。

[指定形式]

-Xmisra2012=item[=value]

 

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省略時解釈

MISRA-C:2012ルールによるソース・チェックを行いません。

[詳細説明]

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MISRA-C:2012ルールによるソース・チェックを行います。
指定したチェック項目itemに該当した場合,メッセージを出力します。

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本オプションは-Xmisra2004 オプションと同時に指定することはできません。

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itemに指定可能なものを以下に示します。
これ以外のものを指定した場合は,エラーとなります。
なお,ルールの分類が “mandatory” になっているルールは以下の指定に関わらず必ずチェック対象になります。

チェック項目(item

パラメータ(value

説明

all

なし

サポートしているすべてのルールをチェック対象とします。

apply

num[,num]...

サポートしているルールのうち,numで指定した番号のルールをチェック対象とします。

ignore

num[,num]...

サポートしているルールのうち,numで指定した番号以外のルールをチェック対象とします。

required

なし

サポートしているルールのうち,ルールの分類が“mandatory”および“required”になっているルールをチェック対象とします。

required_add

num[,num]...

サポートしているルールのうち,ルールの分類が“mandatory”および“required”になっているルールとnumで指定した番号のルールをチェック対象とします。

required_remove

num[,num]...

サポートしているルールのうち,ルールの分類が“required”になっているルールからnumで指定した番号を除いたルールをチェック対象とします。

file

サポートしているルールのうち,指定したファイルfileに記載した番号のルールをチェック対象とします。

ファイル内では,1行につき1ルール番号を指定します。

 

-

numに指定可能なものを以下に示します。【V1.05.00以降】
これ以外のものを指定した場合は,エラーとなります。

2.2 2.6 2.7

3.1 3.2

4.1 4.2

5.1 5.2 5.3 5.4 5.5 5.6 5.7 5.8 5.9

6.1 6.2

7.1 7.2 7.3 7.4

8.1 8.2 8.3 8.4 8.8 8.9 8.11 8.12

9.1 9.2 9.3

10.1 10.2 10.3 10.4 10.5 10.6 10.7 10.8

11.1 11.2 11.3 11.4 11.5 11.6 11.7 11.8 11.9

12.1 12.2 12.3 12.4

13.3 13.4 13.6

14.4

15.1 15.2 15.3 15.4 15.5 15.6 15.7

16.1 16.2 16.3 16.4 16.5 16.6 16.7

17.1 17.3 17.4 17.7

18.4 18.5

19.2

20.1 20.2 20.3 20.4 20.5 20.6 20.7 20.8 20.9 20.10 20.11 20.12 20.13 20.14

21.1 21.2 21.3 21.4 21.5 21.6 21.7 21.8 21.9 21.10

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itemを省略した場合は,エラーとなります。

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__fp16型は,float型とみなしてチェックします。影響については-Xcheck_language_extension 【Professional版のみ】オプションの説明を参照してください。

[使用例]

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MISRA-C:2012ルール番号5.2,5.3,5.4のルールをチェック対象としたソース・チェックを行います。

>ccrh -Xmisra2012=apply=5.2,5.3,5.4 -Xcommon=rh850 main.c